母がかつて本籍を置いていた地の管轄役所は、
申請に要する時間を入れても、
往復で半日もかからない所にあった。
とは言え、電車に結構長い時間乗るし、
見知らぬ駅に降り立った時には、
自分が散歩系番組の旅人になった気分でもある。
一旦暑さのピークが超えた後に、
寒の戻りならぬ暑の戻りと言った猛暑日に出かけたので、
夫が持たせてくれた携帯扇風機がありがたい。
役所では入口を入って出るまで20分程だっただろうか、
交付された改正原戸籍には、
今回交付して貰ったその本籍に、
出生時の本籍から転籍した事が明記されている。
すなわち母の本籍は、
出生地・転籍1(今回新たに発覚した本籍)
・転籍2(転籍2が他界時の本籍)で、
全て揃ったと分かりホッとする。
あとは出生地の改正原戸籍が届けば、
母の戸籍集めは無事に終了、
いよいよ相続が本格的に始まる事になる。
出生地の本籍地を管轄する役所からは、
今日あたり交付されて郵送で届くかなと思っていたが、
残念ながら届かなかった。
速達扱いでの返信用封筒を入れておいたので、
もしかしたら明日届くのかも知れない。
ひとまず殆どの必要書類が揃った事を受け、
週明け早々にも銀行窓口に行ってみることにする。