Illustratorのグループ、複合パス、複合シェイプのそれぞれの存在理由があやふやなのでまとめてみる。

グループ
・多重階層化ができる
・オブジェクトを個別に編集できる
 ダイレクト選択ツールまたはグループ選択ツール
・レイヤパネルで個別のオブジェクトを判別できる
・レイヤパネルでグループ階層を判別できる
・塗り・線色等属性はグループ化以前のまま
・グループからの個別削除・追加可
 カット&ペースト(前面or背面)で行う
・重ね順の変更可
・構成オブジェクトは単体として扱われる(アピアランス属性適用時)

複合パス
・前面オブジェクトで重なっているところを透明にする
・複数のオブジェクトを1つのオブジェクトとみなす
 グラデーションを1つのオブジェクトとしてかける
 複数のオブジェクトで同時にマスクするとき(テキストによるマスク作成等)
・最背面オブジェクトの属性になる
・解除後に塗り・線色等属性は複合パス時のまま
・多重でかけられるが階層化は出来ない
 複合パスのオブジェクトを複合パス化すると一段の複合パスになる。
 解除したら個別になる
・オブジェクトを個別に編集できない
・レイヤパネルで個別のオブジェクトを判別できない
・重ね順の変更不可

複合シェイプ
・オブジェクトを個別に編集できる
 ダイレクト選択ツールまたはグループ選択ツール
・複数のオブジェクトを1つのオブジェクトとみなす
 グラデーションを1つのオブジェクトとしてかける
 複数のオブジェクトで同時にマスクするとき(テキストによるマスク作成等)
・パス、複合パス、グループ、別の複合シェイプ、ブレンド、 テキスト、エンベロープ、ワープを含めることが出来る
・最前面オブジェクトの塗り・線色属性になる
・解除後に塗り・線色等属性は複合シェイプ化前のものに戻る
・それぞれのオブジェクトは、別々の形状モード属性を持てる
 デフォルトは”合体”
・形状モード属性は背面のオブジェクトへのみ影響する
・形状モード割り当てはパスファインダパネルで形状モード+Alt(CS4)
・”拡張”により複合パスになる。
 複合シェイプで細部をいじって”拡張”し複合パスにする。
・重ね順の変更可

それぞれをいついかなるときに使うか。

グループ
多くの部品から構成されるオブジェクトが安易に崩れないようにする
レイヤパネルで扱いやすくするための整理

複合パス
まず穴開け
多くの部品をひとつのオブジェクトとして扱いたいとき
テキスト全体へのグラデーション、マスク化のため

複合シェイプ
複合パス作成時の前段階(いじって→拡張(複合パス化))
複合パスの効果を適用しながらそれぞれのオブジェクトを編集できる。

とりあえずこれでいいかな?
随時加筆で。

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