勝者の影に敗者有り!

こんばんは。
今日はとても良い天気で気分的にもでしたね。
暇さえあればスポーツを何かしら観ている自分です。ジャンルを問わずに全般が好きです。
中でもプロ野球とサッカーはとても好きです。住んでるところが岐阜市なので、野球ならば…中日ドラゴンズ･サッカーならば…名古屋グランパスが地元好きな自分のイチオシです。
でもって、今日はサッカーの天皇杯の準々決勝が名古屋で行われました。
１０年振りの頂点を目指すＪ１名古屋グランパスとＪ２で２年目を迎えたそれこそ我が地元のＦＣ岐阜の一戦でした。
本音を言えば、昔から大好きなグランパスに勝ってもらって…と思ってました。
戦力的な分析をすれば、明らかにグランパスの方が上で、もし岐阜に勝機があるとすれば、試合終了のギリギリまで０対０で耐えて、終了間際に劇的ゴールしかないだろうと思ってました。
しかし、何が起こるか分からないのが一発勝負のトーナメント戦
名岐ダービーとも言われた近県同士の試合。
グランパスの圧倒的なパワーに岐阜がどう挑むのか？ワクワクしながらを観てました。
結果としてはグランパスが３－０のスコアで岐阜に完勝しました。
名古屋と岐阜……何か兄弟のような関係だと勝手に想像してしまいました。練習試合だとかも多くこなす間柄だし、Ｊが始まってからの名古屋と苦労して苦労してＪ２の舞台に立つ岐阜…。
仲が良いとかではなくて、良い意味での先輩と後輩…。
何か僕的には複雑な気持ちでを観てました。
本音は最初にも書いたグランパスが勝って…だけど、気持ちの中のどこかに岐阜の意地と奇跡を…っていう自分が…。
岐阜をＪの舞台まで押し上げた松永監督は今季限りでの退任が決まっていたため今日の試合で負ければ最後の采配でした。
Ｊ２リーグでは一年目よりも二年目の成績が残せたけれど、有名な選手と言えば皆無……。
正にチームカラーよろしく｢雑草軍団｣って感じだった気がします。
こんな軽率な事を言うと怒られるかも…ですが、今日一日だけ、グランパスの選手が岐阜のユニフォームを着て松永監督が采配をすれば…と思ったりもしました。
出来れば、わずか１点でもよかったので岐阜が楢崎選手からゴールを奪うシーンを見たい…なんて気も湧きました。
３－０でも最後の最後まで１点を泥臭く追いかけて走りつづけた岐阜の選手には心からの拍手を送りたいと思いました。また、松永監督にはありきたりですが…｢お疲れ様でした。｣と。。。
どんな勝負事にも勝者の影に敗者がいます。
｢敗れてなお悔い無し｣岐阜の選手達はとても爽やかでした。今現在のチームの力関係からいけば妥当な結果だった訳で…。
岐阜には、また次のこの大会でもグランパスと当たり前に対戦出来るような勝てるチーム作りをしていかなければいけない宿題が出来たので、お世話になった松永監督からの物言わぬメッセージとして肝に命じて選手達には日々練習に試合に頑張ってほしいと思いました。
★僕の好きな言葉｢捲土重来｣…またいつの日か岐阜がメジャーになってＪ１の大舞台に出られるように……
決勝の舞台１月１日の国立競技場まであと１つまで来たグランパスです。
前半の展開を観ている限り、兄弟関係にある(勝手に思う自分…)弟分のがむしゃらさから得た何かもあったのではないでしょうか？
★弟分の気持ちも背負って、まずはあと１勝……１０年振りの頂点と今年悔しさを肌で感じたＡＣＬ再出場の権利を自分達の力で勝ち獲ってほしいと強く思いました。
頑張れ名古屋グランパス