ストーン・マウンテン・パークへは地下鉄とバスを乗り継いで向かった。
地下鉄を降りて駅前の停留所でバスを待っている時に周りを見渡すと、俺とK君以外は全員黒人だ。
黒人を差別する気は毛頭無いが、彼らの視線が俺達に突き刺さる。乗車したバスの乗客も、途中で乗ってくる客も、途中の町でバスから見える人も全員黒人だった。
自分達が泊まっている宿の近辺と比べて、町の雰囲気とかは全然違って活気が無いように感じられた。
日本でマスメディアなどを通して知っていたアメリカ南部の人種問題の根深さを肌で実感した。
ストーン・マウンテン・パーク(Stone Mountain Park)はアトランタ・ダウンタウンの東25Kmに位置する。そこにそびえ立つストーン・マウンテンは世界最大(高さ252m)の花崗岩だ。この中腹の斜面には南北戦争時代の南部同盟の3人の英雄のレリーフが彫られている。向かって左から、ジェファーソン・デイヴィス南部同盟総司令官、ロバート・E・リー将軍、トーマス・ストーンウォール・ジャクソン将軍。
ニューオーリンズでは飲み食いばかりしていて運動不足になっていたのでストーン・マウンテン・パークの西口ゲート付近のトレイル(登山道)から山頂まで歩いて登る。
下りはスカイライド(Skyride)というロープウェイに乗って降りる。その途中で英雄たちのレリーフに接近して見ることができる。
その他にも園内には有料のアトラクションがいくつもあったが、俺達は節約するため無料シャトルを利用して徒歩で公園を散策した。