北半球一周の旅 ・ メキシコ・カンペチェ観光 | 北半球一周の旅 2002年 1年間 回想記

北半球一周の旅 2002年 1年間 回想記

1年間をかけて、北半球の主要な国、都市、世界遺産などの旅をした体験を赤裸々に綴る回想記。

 カンペチェには2泊するが、見所と言えば城壁と砦に囲まれた旧市街の町並みなので、滞在2日目に、まる一日かけて散策することにした。
滞在している宿のすぐ近くにラソレダー砦、海門、さらに西に行くとサンカルロス砦がある。それまで見たことのある城壁といえば大阪城などの、日本にある城を取り囲むものしかなかったので、海外で町を取り囲むように存在する城壁を目の当たりにすると、その町の歴史の重みを肌で感じることができる。
日中はその後、サンティアゴ砦、カテドラルなどを見てまわる。

 夕方にはメキシコ湾に臨む海岸に行き夕焼けを見たのだが、これが大当たりだった。
湾といえばそれまで、東京湾とか博多湾とかしか見たことが無かったので、なにか閉塞されたようなイメージしか湧かなかったが、カンペチェの海岸から眺めるメキシコ湾は、海のずっと先を見ても水平線しか見えず、それまで自分が持っていた湾のイメージが吹っ飛んでしまった。そして太陽がまるで海に溶けていくように沈んでいく様は圧巻で、俺とK君はこのサンセットを見つめながら何度も何度も感嘆の声を上げた。
それまでの人生の中で見た夕焼けの中でも、間違いなく一番俺の心に感動を与えたものだった。

 夜は週3回上演している光と音のスペクタルショー(有料)を見に陸門に行く。
砦の上をサンフアン砦まで歩き、そこで海賊を再現した寸劇を見る。その後、陸門前のステージに戻り、光と音のショーでフィナーレとなった。