言うは安し書くは難し | ALS患者 Samのブログ

ALS患者 Samのブログ

2010年にALSを発病し、家族の為にも前向きに考え出来る事をやるだけ。
人生楽ありゃ苦もあるさ。涙の後には虹も出る。泣くのが嫌ならさあ歩け。

僅かに動く左手でエアバックスイッチを押し続けコールを鳴らし続ける事15分やっと妻が2階から降りて来てくれた。コール音が煩いらしくタオルでぐるぐる巻きにされたスピーカー。特に昼間は聞こえ難い.

夜は1階に1人で寝てるのでコールで起きてこない時はメールする。ノートパソコンを常にオン、「オペレートナビ」ソフトを使ってひらがなテンプレートから一文字一文字選んで入力し送信をクリックするのは簡単ではない。簡潔に伝わる文を常に考えている。

 

半年前、妻子のスマホの使い方と請求額について直ぐに改善しなければという危機感を持ち、現状説明と解決策を毎月提案してきた。
何時間もかけて書いたメールには全く返答無し。
兄が来た時に催促すると、ようやく「解からないから書いて!」の一言。偉そうに自分では何も調べず私のメール文を非難する妻。

 

健常者には分からない、喋れることのアドバンテージを。

先入観の強い人とのコミュニケーションは苦労する。いっこうに前に進まない

 

辛抱、、愚痴愚痴