寅さんが帰ってきた『とらや』(第40作から『くるまや』)に私がいる体で
妄想してみよう。
まず、寅さんが皆に挨拶する。
寅さんが私に
「よう、椿、相変わらず独身か?」
「なーに言ってるんだ、寅、お前だって独身じゃねーか」とおいちゃん。
「それがな、おいちゃん男と女の独身は違うんだ!・・・・」と御託を並べる寅さん。
私、涙目。
「椿!お前は男探さないでクソばっか垂れてるのか?(笑)」冗談のつもりだ。
「寅ちゃん!それはひどいよ!あたしゃ情けないよ・・謝んなよ椿ちゃんに!」
おばちゃん泣く。(前掛けで涙を拭う)
「そうよ、お兄ちゃん、今のはひどいわよ、さ、謝って!椿ちゃん
気にすることないわよ今のはお兄ちゃんがいけないんだからね」
優しく慰めるさくら。慰められるほど切なくなる私は泣きながら店を飛び出す。
「あ!椿ちゃん!!」店先まで追いかけるさくら。
「今のは兄さんが悪いな~、現代社会というのは女性の社会進出も進み
結婚していない女性も多いもんですよ」
義弟、博も寅に怒る。
「なんだい!お前らは!俺が悪いっていうのか!!ちょっとした冗談じゃねーか!」
「これだから寅は馬鹿なんだよ、椿ちゃんはな、寅より繊細に出来てるんだよ」
「おいちゃん!あれが繊細っていうのか?菓子ばっか食ってブクブク太りやがって
あれが繊細なもんか~(笑)」
「おい!寅!」
「なんだい!!俺が久しぶりに帰ってきたというのに!!
このうちの人間は冗談一つも受け入れられないのか?そんな高尚な一族か?」
寅さん、お怒り、家族、し~~ん。
「お!寅さん、おかえり!」タコ社長の登場だ。
「なんだい、みんなしんみりしちゃって!寅さんまた失恋でもしたのか?(笑)」
「うるせー!タコは黙って潰れそうな工場で残業でもしてろ!
労働者から搾取ばっかしやがって!!」
「寅さん、それはひどいよ!俺だって・・・必死で・・・」
「タコは黙って自分で吐く墨で印刷してりゃいいんだよ!!」
「なにを~~~!!!!!!!!!」
ケンカが始まる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私にも書けそうだが、それは48作という膨大な雛型があるからだ。