さむは音に弱い。
それはきっと耳が良いから
色んな雑音が耳に入ってきてしまうんだろう。
俗に聴覚過敏と言われるやつ。
ただtomatisを12月から始めて
(まだやってます)
音を遮断する力を多少はつけれるようになったのかなぁとは思います。
色んな事が少しずつ改善しているけど、それが感覚総合のおかげなのか、栄養療法のおかげなのか、ABAのおかげなのか、よく分からないので口コミをこちらに残すことは控えてます。
お高いですので
でも、耳がよく聞こえることには変わりなく
最近は私たちの口癖や
本で見たであろう言葉を引用して
教えていない言葉を使って会話してくれるようになりました。
就学に向けて、人の物は取らない
という当たり前の事を教えているんだけど
(でも定型クラスに1人や2人くらい
出来てない子もいるのが現実だと思う)
- 指差し
- 許可を取る
の2点に集中して現在はお勉強中。
公共の場でもとても役に立つ課題です。
そこで、どうしても我慢できないのが
家族の携帯を勝手に触る行為。
以前は他人のガジェットを奪ってしまってましたが、今は家族のみ。
さむは自分のタブレットを持っているんだけど
自分のタブレット時間が終わってしまった後に
そこらへんに置いてある携帯を、イジってしまう。
一度夫が数字の勉強のついでにと教えた暗証番号を覚えてしまい、自分でロック解除も出来るようになって勝手にYoutubeを見出したことも…
その件は暗証番号を変える事で解決したんだけど、どうしても置きっぱなしの携帯を触ってしまう行為が止まらない
まぁそれはABA戦略で改善中なのですが
話は戻って耳が良いことも強みなんだな、
という事に気づいた場面。
それはベッドに放置されていた夫の携帯をイジっているサムを注意した時。
「それ、誰の携帯?」
もうこのやりとりも何回目だよ。
と思いながら手を差し出して
無言で返してのジェスチャー。
「パパの、、」
「パパのだから〜!おしまいだよ〜!!」
「◯X△⬜︎〜!!!!」
こんな感じで、家族の口癖や
これどっかの絵本で聞いた事あるな?
っていう言葉を匠に使い
返さなければいけないことは分かっているが
返したくはない!
という意思表示を自分の聞いた事/見た事のある言葉を使って上手に口答えしてきました
手が出ていないので
その間は私は 無 になり
時間が止まったかのように固まるだけ。
サムの場合
目も合わさない方が落ち着きが早まる。
コンプライアンス関係は築けているので
しばらく喚くと、勘弁したように
携帯を私の手に置きます。
この辺はご家庭の指導信念で変わると思う。
私は自分の意思でダメな事はダメだから我慢する、という力をつけて欲しいから強制的に携帯は奪わない。
まぁ携帯を触っちゃうと分かってるのに
ほったらかしにしてる方も悪いんだけどね。
彼の弱点は強みになるのだろうか?
そんな希望が見えた今日この頃でした。