ブログネタ:頭にこびりついて離れない歌ってある?
参加中親しくさせていただいている方や、ココを長く読んでいただいている方は、わたしがサザンオールスターズの大ファンだというのをご存知だと思います。
わたしの場合は、サザンファンというよりは、桑田佳祐の信奉者といったほうがいいかもしれません。
今回は、そんなわたしがサザンオールスターズ、桑田佳祐のファンとなるきっかけとなった1曲についてお話してみたいと思います。
わたしも、最初からサザンのファンではありませんでした。というより、最初は冷ややかな目で見ていました。
おそらくわたしだけではなく、デビュー当時、彼らがその後、日本の音楽シーンを代表するようなバンドになるとは日本中の誰ひとりとして想像しなかったと思います。
当時はまだ青山学院の学生で、ランニング・短パン姿で登場して、何歌っているかわからないような桑田さんのふざけた歌いっぷり。
「勝手にしやがれ」と「渚のシンドバット」を合わせて「勝手にシンドバット」という曲名も歌詞も意味不明なデビュー曲は、ちょっと流行ったものの、まさに一発屋のコミックバンドのレッテルを貼られ、事実誰もがそう思ったことでしょう。わたしもそうでした。
そんなあるとき、高校3年の冬休みのことでした。
サザンがデビューして、勝手にシンドバットがヒットしたのが、その年の夏のことで、この頃は桑田さんの歌い方のモノマネがちょっと流行ったりしていたときでしたが、それでもサザンの評価はその程度にしかすぎない頃でした。
あと数ヶ月で高校卒業、大学進学(わたしは付属高校でした)だと、友達の家に数人で遊びに行って、交代で麻雀とかしながら高校時代の思い出や好きな女子のことなど朝まで語り明かしていました。
そのとき、友達の家にあって、カセットで流れてきたのが、サザンオールスターズのファーストアルバムでした。
ファーストアルバムといっても、そのときは2曲目のシングル「気分しだいで責めないで」もリリースされていないときで、わたしは「勝手にシンドバット1曲しかないサザンのしかもアルバムって」と半ば馬鹿にしていました。
別に音楽を聴きにきたわけじゃないし、話に夢中だし、BGMならなんでもいいよと聴く気もありませんでした。
アルバムの1曲目はお決まりの「勝手にシンドバット」。たしかにノリはいいし、その頃はすっかりメロディーもあの桑田節も耳には馴染んではいましたしね。
そして、♪ラララララ~ ララララララ‥‥ とフェードアウトしていきます。
他の曲もみんなこんな感じなんでしょうと聴くでもなしでいたわたしの耳に入ってきたのは、1曲目の「勝手にシンドバット」とはまったく曲調の違う、ムーディーでメロディアスな曲なのです。
♪Listen to the melody 寝ても覚めても memory
え~、このギャップは何なんだ!?スゲーいい曲じゃん、こんな曲も作れるんだ!
ちょっと感動してしまい、話もやめて聞き入ってしまいました。
サザンファンならご存知でしょうが、「別れ話は最後に」という曲でした。
当時を知る多くの人は「いとしのエリー」が出たとき、あのサザンがこんなバラードの名曲を!?と驚かれたと思いますが、今にして思えば、その衝撃をもっと前に味わったような気分だったのでしょう。
その夜は、みんなで徹夜で、テープもこれしかなかったので、何度もリーピートしたせいもあり、「勝手にシンドバット」がフェードアウトしていく余韻の中で始まる「別れ話は最後に」のあのムーディなイントロが流れるタイミングがインプットされてしまいました。
友達の家を出ても、あの曲がこびりついて頭から離れないのです。
そして、このときからわたしはサザンオールスターズの虜となり、18の高校生は47のおじさんになる今までずっとファンでいるのです。
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