一昨日、たまたまでしょうが、青バラ先生の「不思議な出会い」
と、シェル・ヴィーナスさんの「わたしがオチるとき」
という、お気に入りブログでもあるお二人の素敵な大人の女性が同じようなお話を書かれていました。
そして、思い出した話があるので、今夜はそれを書いてみます。
分析心理学の創始者ユングによると、人間には男・女(=オス・メス)という生物学上の性とは別に、生まれながらにして、心の中に両性の部分を持ち合わせているそうです。
つまり、男・女という性別に関わらず、自分の内に男性的な面と女性的な面の両面を秘めているということらしいです。
ただ、成長過程において、わたしたちは親や社会から、男は男らしく、女は女らしくと教えられて、また自分自身でもそうならなければと思い育っていきます。
逆をいえば、男なら本来生まれながらに持っている女性的な面(アニマ)を、女なら男性的な面(アニムス)を抑圧されて大人になっていくわけです。
しかし、それはあくまでも抑圧されているだけで、まったく失ってしまったわけではないのです。未発達のまま心の底に隠れているのだそうです。
それが、恋をしたときなどに、それまで自分の中に眠っていた男ならアニマ、女ならアニムスが活動を始め、恋人を選ぶ際などに強い影響を与えることになるそうです。
たまたま自分のアニマやアニムスとよく似た異性が現れると理屈ではなくどうしようもなく惹かれてしまうらしいのです。
そして、そのアニマやアニムスは、自分が抑圧されてきた面ですから、今の自分と正反対のものを備えているわけです。
とにかく、女らしく、しおらしく、おとなしくと育てられた女性なら、乱暴で悪さをすることを抑圧されてきたため、それが彼女のアニムスですから、そういう男に出会うとゾクゾクしてしまうことがあるのだそうです。
これが、いわゆる自分と正反対の異性を好きになるメカニズムにも通じているのです。
だから、なんであんな女に、なんでこんな男にみたいな、理屈では説明できない男女の不思議はこういうところにも関係しているようですね。