江戸時代のあるお城でのお話。その城で夜警にあたっていたひとりの兵士が、「是非お殿様にお伝えしたいことがあります」と、その日の明け方、血相を変えてやって来ました。
その兵士曰く、「自分には小さい頃から夢で見たことが現実に起こるという不思議な力が備わっています。そして、昨晩、敵軍が奇襲攻撃をかけて攻めてくる夢を見ました」
殿様は半信半疑でしたが、念のためその兵士の言うとおり、城の守りを固めることにました。
すると、ほんとにそこに敵軍が攻め込んできたのです。
幸い、事前に守りを固めていたために事なきを得ることができました。
その後、殿様から呼び出された兵士は、誉められて褒美でもいただけるものと思っていたところ、こっぴどく叱られてしまいました。
それはなぜでしょう?