【わたしのストレスクリア物語 第１話】
好きな仕事を、好きな時に、好きな場所で。
たった２つの質問で
仕事も家庭もうまくいく！
ストレスクリア・マスターコーチ、
水葵暁子です。
はじめましての方は こちら から。
今回から連載ではじまる、
「わたしのストレスクリア物語」。
これは
たった２つの質問に答える
ストレスクリア・セッションで
自分の感情にフタをしまくっていた
アラフォー主婦（私）が
本当の自分を取り戻すまでに
何に気づいていったかの、変化の軌跡。
初回は
ストレスクリアをはじめたきっかけ、
「母のうつ」についてをお届けします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
それは、２０１５年の
年明けから春にかけてのことでした。
母の様子がおかしいと
弟から何度か連絡があり、
聞くと
母がごはんをあまり食べられず
体重が３０㎏前半になったというのです。
受け答えもおかしいし、
認知症じゃないかって。
けれど、電話をすると
ちゃんと会話ができる母。
心配になりつつも
当時、３歳の次男がぜんそくを発症し、
毎晩、救急車を呼ぼうかというほど
発作がひどい時期で。
気圧の変わる飛行機に乗せるのが怖くて
沖縄を出られずにいました。
どうにか沖縄にいながら
母のサポートができないかと
思っていた矢先に
目に飛び込んできたのが
３０年のうつが
１０分のセッションで解消した
という
ストレスクリアのコピーでした。
どこかであやしいものじゃないかと
疑いながら
それでもなぜか気になって
ストレスクリア協会の理事長である
森先生の説明会に足を運び、
その後の懇親会で
お話をさせていただいたけど
正直、なんのことか
さっぱりわからない！！！笑
けれど
このストレスクリアというものに
母のうつを解決する糸口が
あるんじゃないかと感じて
コーチ養成講座に
申し込んだのが
私の変化のはじまり。
当時、４３歳でした。
そう、なんとなくここに何かあるという
直感 だけで
ストレスクリアの世界に
足を踏み入れたのです。
今思うと
本物を見抜くセンサーは
小さな頃から働くタイプ。
４年半前も
その自分の直感に従っただけ。
とはいえ、それまで
料理や旅の編集＆ライターという
心理とは無縁の仕事をしていた私は
セミナーなどに一切行ったことがなく、
心理系、自己啓発の本を読むことも
ほとんどなく過ごしてきました。
ストレスクリアをはじめたころも
ここ数年の大きな悩みが
解決できたと思っていたので
他の悩みなんて
ちーっぽけに見えて
まるで悩みがないと思っていました。
（本当は悩みだらけでしたが！笑）
だから、ストレスクリア講座の
何もかもが新鮮であり、
別の言い方をすると
まるでわからない状態でもありました。
セッションを一度も受けずに
出席した初めの講義２日間は
ほんとにちんぷんかんぷん！
その後、セッションを受けて
初めて出てきた本心に
ものすごく驚いて
（これは別の回に書きますね）
「心の仕組み」
「深層心理の深い意識（潜在意識）の声」を
知れば知るほどおもしろく
心の世界に惹かれていって･･･
実家に帰った時、
母の行動を見て
なぜ母がうつになったのかを
深く理解できたのでした。
母はまぎれもなく
自分で
うつを選んでいた。
正確にいうと
うつになることで
手に入れられるものがあった
のです。
本当はね、
うつになる前に
母の心の叫びに
気づいてあげられればよかった。
だって、心の仕組みがわかった今、
昔を思い出してみれば
ちゃんと母からの
サインがあったから。
それを家族全員で
スルーして……
だから、母は
うつになったのだと思います。
（一般的な話ではありません。
母の性格と、生きてきた人生とで
私なりにたどりついた結論です）
そのときに
ぽろぽろ涙がこぼれました。
気づいてあげられなくてごめんね
と思いました。
でもね、実際の母は
何もできなくて苦しいというけれど
母のうつの理由がわかった時には
深いところではほしいものを
手に入れられてるんだと感じ、
とても幸せそうに見えました。
そこまでして
「ほしいもの」だったんだなって
女としての母の気持ちを感じたのです。
そして
なぜ母がうつになったかが
わかったと同時に
ストレスクリアで
深い心の声をつかみ、
自分の謎が解けはじめていた私は
もうひとつ気づいたことがありました。
それは
母のうつを治すために
ストレスクリアをはじめたのではなく、
間違いなく
自分を救いたくて
ストレスクリアを学んでいた
ということ。
私の直感がくいついたのは
「自分を救うためのメソッド」
だったのです。
つづく
