去年古着マーケットで一目惚れした

超絶好みのキャンドルホルダーがあって

値段も見ずに購入を決めて

ルンルンで会場を出て5分後

 

開札機にぶつけて割った(笑)

 

早い・・・早すぎる・・・。

 

しかし

 

割れても尚、素敵なキャンドルホルダー。

 

その時、本音が言ったんです。

「直したい・・・」

 

そのキャンドルホルダーが修理から帰ってきて

やっと我が家の一員になって

ご機嫌の毎日です。

 

 

でもね、このキャンドルホルダー

1500円で買ったんですよ。

 

そして修理代が12000円。

 

約10倍(笑)

 

 

しかもガラスの接着って

プロの手でも難しいらしくて

費用もそれなりにかかってしまうし

直せるかどうかも微妙だったんです。

 

以前の私なら、こういう時

修理代がこんなにするなら

きっと渋々諦めて、ほぼ確実に捨ててた。

 

でもね、今回

壊してから自分の本音を聞いて

「修理してみよう。」って思ったんです。

 

「この先に

何があるか見てみたい。」

 

これまでの

修理代の方が高いから損をする。

だから本当は直したいけど諦めて

自分よりもお金を優先する。っていう

いつものパターンでもいいけど

人体実験するいいチャンスだ。って。

 

 

 

ガラスの修復をしているお店自体が少なくて

何件か当たってみたけど

ことごとく断られる中

「もうこれでダメなら諦めよう。」と

最後の一件にダメ元で連絡をしたら

「出来るか分からないけどやってみます!」って

引き受けてくださった。

 

ブランド品でもない

1500円のキャンドルホルダーだし

しかもそのお店の商品でもないのに

引き受けてくださっただけ充分だ。

 

例え直らなくてもいいやって思えた。

 

それくらい

まだ直ってもない時点で

私はもう満たされてたんです。

 

 

世界は私に優しい。

 

本音で動いた先には

自分の外側を信じられる

怯えなくても大丈夫だっていう

安心の証拠が見える。

 

まるで自分で自分に

この感覚を教えるみたいに

本音の先にはいつも優しい世界しかない。