数年前のこと。

 

いろんなことが重なった時期のある日

胃腸が限界を迎えたのか

少しでも食べるとお腹が張って動けなくなって

腹痛で冷や汗を流すようになったんです。

 

それからというもの

食べるものを選んで

色んな方法を試してもダメで

気づいたら食べる事が怖くなってたんですね。

 

食べないと当然、激痩せするし

体力も落ちて

朝起きても動けなかったり

少し動くとすぐに疲れてしまう。

 

体が疲れると胃腸も弱るから

できるだけ体力を使わないように

そのうち行動に制限をして

動ける範囲でしか

 

しかも今までよりも

狭い範囲でしか動かないように

自分を制限しはじめたんです。

 

行きたいところや

やりたいことはたくさんあるのに

「これくらいにしとこう。」

「これ以上したらしんどくなる。」って

諦めて、妥協することが普通になって。

 

食べたいのに食べられない。

 

動きたいのに、動けない。

 

そうやってるうちに

自分に自信が持てなくなって

「どうせダメなんだろうな。」って

「どうすればできるか。」を考えなくなってたんです。

 

たくさん試してもダメだったんだから

どうせやってもできないだろう。

 

 

 

 

無意識に自分の行動に制限をかけていることに気づいた時

こんなの嫌だ!ってやっと自分から湧いてきた。

 

 

 

「もっと自由に動きたいし

諦めたり妥協もしたくない。」

 

「こんな生活、まっぴらだ!」

 

 

 

苛立ちにも似た本音が出てきた時

「あぁもう大丈夫だ。」って

なんだかホッとしたんです。

 

自分の本音には絶対に抗えない。

 

これは8年潜在意識を弄ってきて

心底実感してきたことで

自分本音は、隠しても誤魔化しても

自分の行動、言動、思考の基準。

 

本音に基づいて

自分の人生は創られている。

 

その本音に気づいたということは

これまでの基準が変わる時で

「出口ですよ。」っていうサインなんです。

 

 

 

ホッとして安心した私は

新しい視点や捉え方ができる余裕ができて

これまでしてこなかった選択肢を

少しづつ選ぶ事ができるようになって

食べることへの恐怖も今はほぼなく体重も戻った。

 

ジムに通いはじめたのも

私にとっては意外なことで

筋トレが苦手で

ましてやジムなんて絶対続かないと思ってたけど

「やってみたい」と思ってはじめたら

意外や意外。

楽しくてジムに行くのが楽しみなくらいで

激痩せで無くなった筋肉が戻って

パワーアップしてきています。

 

 

「こんなの嫌だ!」という自分の本音に気づいたことで

「どうなりたいか。」が明確になると

実現に向けて潜在意識は働きはじめる。

 

何も一生懸命

努力と根性で実現しなくても

脳みそはしっかり働いて

根っこから人生を変えるサポートをしてくれるんです。

 

潜在意識が働きはじめるということは

行動基準が変わるということ。

 

そうすると自ずと

理想の未来へシフトチェンジできる。

 

 

 

胡散臭い話かもしれないけど

脳みそがそういう風にできてるんだから

使わないと勿体無いと思いません?