今日のつぶやき ~髪の毛は未知の世界、くるくるドライヤーはくるくる前にチリチリに~ | 斉藤淳子のじぶんを愛する旅ブログ

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ようこそ、Alopeciaの世界へ
私の特長は全身の毛がないこと
世界でも日本でも稀な私
みんな違って、みんなそれぞれ


*Alopecia...とは 脱毛(症)をいいます

こんにちは、素頭と共に生きる斉藤淳子です。
私の特長は、全身の毛がないこと

みんな違って、みんな倖せです。

 

 

髪の毛を触るのが怖かった

髪の毛というもの自体がよくわからないからだ

 

 

物心ついた時から、髪の毛がないので

どのぐらいで引っ張ったら「痛い」とか

髪の毛が抜けることも知らないし、

ましてや美容になんぞ、足を踏み入れたこともない

 

 

私にとって、髪の毛は未知の世界

それと同時に、触れたくない言葉や姿でもあった

 

 

さらりと髪の毛を書き上げるシャンプーのCMは、
私の目に毒の薬を流し込まれ、

痛い痛いと目をつぶる

 

 

家電のおすすめドライヤーの風量調節なんて

私には強弱なんて関係ない

ましてや、髪に優しいマイナスイオンが発生しても

意味はない

 

 

 

くるくるドライヤーが流行した時には

その流行に乗り買ってみたものの、

やり方がわからず、

ウィッグの毛先がくるくるする前に
チリチリになり、散々な目にあったこと

 

 

ウィッグがあっても、その髪の毛は偽物

だから、本物との違いがよくわからない

というか、

まったくわからない

 

 

そして、そのまったくわからない

髪の毛で、悩んだ

髪の毛は、私にとって怖いもので、

悩ましいものだった

 

 

今でも力の入れ加減はわからない

そして、一生わからない

頭を触っても、すぐに皮膚だから

皮膚の感触はよくわかる

 

 

考え事や、ストレス、緊張感を感じている時の皮膚は

ピーンと張っている

とても硬く、特に耳後ろから首筋にかけて

張り詰めている

 

 

こんな感覚は、髪の毛のある人には

わからない感覚だろう

 

 

それと、生え際がわからない

これも、また悩ましい

ウィッグを被り、あわせる時に

どこであわせたらいいのかわからない

今でも、ズレる時があるから、困ったものだ

 

 

人は、わからないものや、ことが存在し

それをわかりたいと思う

でも、どうやってもわからないことがあって

わからないままで、一生をとじる

 

 

人は強くて、もろいもの

こんなフレーズの歌詞がどこかであったような、、、


それでは、また