こんにちは。
メンタルコーチの田中みおです。
昨日、セッションで始めの段階から泣いている方がいました。
大事にしたい、されたい人に約束を反故にされ、それについてキャンセルの連絡すらなかった…以前も何度かあり、最近はなくなったもののまたされてしまったからなのです。
まず、とりあえずはお話を聴きました。
こういうとき、一般的にはもうそんな相手は放っておけば、となりますが、やはりご本人の心情を大事にしたいので、まずはお話を聴きます。
ご本人は大切にされなくて傷ついている、もう嫌だ…ということでした。
それは、そうですよね。
このような時、どうして相手がそういうことをするのかを考えてしまいがちですが、
それは考えてもムダ。冷たいようですが、ムダ。
人のことは分からないから。推測しかできない。
相手本人に聞けたら聞けばいいのだけれど、
聞けたり、聞いてちゃんと答えられたりできる関係なら、もともと上手くいっていると思うんです。
事実としては、
約束をしていた。
それが遂行されなかった。
連絡もなかった。
なんです。
が、われわれ人間はそこにさまざまなストーリーを付け加えます。
大事だったら連絡してくるはず。
最近は以前と違ってうまく行っていたから、約束が守られるはずだったのに。
まず、ストーリーはストーリーなんだ、ということを分かることが大事。
そしてストーリーではなく、感情にアプローチしていきます。
結果…最初の感情は、美しい感情に変わり、
彼女は最後も泣いていましたが、
それは最初の涙とは違うものだったそうです。
最後は「いい年越しが出来る!」とのことで、終わりになりました。
明るく全然違う話もしてくれました。私も爆笑^^;;
人というのは強いものですね。
たぶん江戸時代からあるシイの大木