食傷ショック
毎朝魚市場へ立ち寄る旦那から、電話。
ヒラマサだかシマアジだか、が入ってるから見に行ったら。
とのこと。
園の帰路、早速寄った。
すると、いました。一尾だけ、GOF。
去年も一度お目にかかったけど、
その時には既に輪切りにされていた。
今回のは小さめ。と、言っても裕に2kgはある。
我が家には大きすぎるかな・・・と、躊躇しながらも
計ってもらった。
2.5kg。一キロ20ユーロ。
最後の一尾。
この魚市場での賭けときたら、勝率は低い。
お値段も高いなぁ、と、気は乗らなかったのに、
なんとなく、買った。
こんなお顔。
ヒラマサの様な、シマアジの様な。
身はピンク色。
処変われば・・・なので、
日本にずばり該当する魚はいないのかも知れないけど、
ブリの類の様な、でも鯵系のゼイゴがうっすらと付いた魚。
"GOF"で調べると、やはりもっと巨大なさかなの写真が。
形もこれよりもっと幅細でよりヒラマサに似ている。
育つと幅細になるのかな。
兎に角、水洗い、五枚に卸し、強塩して外へ。
頭も「お目目」希望の娘の為に梨割り、掃除して塩。
身は2時間後、酢〆。
夕方、頭を旦那が焼いた。
すると、この辺りの魚特有のあの臭いが・・・。
鯵なども、取れたてでも焼くとこの臭いがする。
子供達はホホやら目玉やら食べたけど、
私と旦那は、臭いの充満した部屋で食傷気味。
立て続けにゴヴェヤ・ユハ(ビーフスープ)なんか作ったら
肉を見るのも、臭いをかぐのも嫌になって、
魚を買ってはみたものの、これも失敗。
調子にのって過剰生産の結果、
食べ物のことなんて考えたくなくなった。
GOFを押し寿司にしようと、
午後にミルク米だけで酢飯を作ったら不味かったし。
(ミルク米だけでは本当にダメ。)
餃子もテンパン3枚分更に出来ちゃったし。
悲劇。
少々、気分転換、話題転換。
さて、少し気温の下がったリュブリャナ、
昼前に珍しいものを発見。
リュブリャニッツァの水面に濃い魚影。
(あ、また魚・・・。)
場所は、
3本橋の下。
なんでしょう、この魚。皆揃って上流に向いていた。
遡っていた様には見えなかったけど。
嗚呼、
今日は何を食べるんだろう。考えるだけで気持ちが悪い。
こういう時は、大根おろしか。
嗚呼、
でもヒラマサさんがまだ大量に残っているではないか。
嗚呼、
私が暫く想いを温めている"笹の鉢"の半額分も
この魚に使ってしまったじゃないか。
ショック。
三年ここの魚市場を見てきた結論。
この魚市場で賭けに出た場合の勝率は低い(私だけか)。
一番無難なのは、ずばり鯖。
安くて、選択の幅があり、焼きも〆も美味しい。
あとは、蛸も好い時あり。
他の魚も、こっちの人の様に調理すればいいのでしょう。
.....do as the slovenians do...か。
アア、
まだゴヴェヤ・ユハも残ってるじゃないか。



