父が門部領域胆管癌と診断された。

 

治療に関する情報は、各病院の消化器外科・内科のホームページや、医療系の論文や書籍などから得ることができる。実際、基本的な情報はインターネット上で見つけることができた。

 

しかし、治療法は分かっても、父にとっては、患者自身のブログや体験談などが身近に感じられるものであり、役に立ったようだ。何度も繰り返し読み、自分の状態と照らし合わせて参考にしていた。

 

そこで、父も自分の体験が誰かの参考になれば…と入院中もベッド上でコツコツ記録していた。手術から間もなく1年、父の闘病記が形になったので公開することにした。同じような状況におかれた方々の参考に少しでもなれば幸いである。

 

ありがたいことに、父は今も元気に過ごしている。

 

※なお、なるべく正確な記録や表現を目指したが、個人の記録であり、誤りがあってもご容赦頂きたい。