日本にいたごろ中国製SD(=BJD)についていろいろ不評を耳にしていた。
現在、上海に住んでいるおかげでBJDに触れる機会が増えたおかげで、この間に実に多くの誤解があるということが分かってきた。日本製SDと中国製BJDのどうちらにも良いも悪いところがあり、最終的な解釈はオーナー一人一人に委ねられることにと思う。
1. 名称の違い(日本:SD、中国:BJD)
● 日本
日本では、「株式会社ボークス」が1998年11月から制作販売する球体関節人形「Super Dollfie」がSDと略し呼ばれ、もっとも広くに親しまれ受け入れられている。
● 中国
これに比べ中国ではここ5年の間、大きいところは玩具企業、小さいところは個人製作の工房、10社以上の有名な球体関節人形制作メーカーが次から次へと設立され、さまざま球体関節人形が制作されるようになった。その総称として球体関節人形の英語つづり「Ball-jointed Doll」を略したもので、BJDと呼ばれている。
2. 素材
● 素材
現在のところ、日本の「SD」は歴史も長く、独自の素材研究開発を行っている結果。技術的に成熟し、完成されているのに比べ。
中国側は自国産の粘土を使用するメーカーもある中、やはりヨーロッパなどから輸入した粘土を使用したメーカーの方が安全で丈夫と人気を呼んでいる。
● 安全性と丈夫さ
日本の「SD」はユーザーが購入後カスタマイズすることを十分に考量し、壊れやすさにも配慮して、一定の厚みがあり、ちょっとしたキズなら軽く削ることで消すことができるようになっている。手に持ったときにずっしりとした重さがある。デメリットを言うならば、やはり重さがあるため遠出など外出の際に少々不便になる。
中国の「BJD」は上記に比べてまたまた改良の余地があり。発売当初、多くのメーカーが“肌が透ける”“すぐに目など薄いところがかける”などの問題を抱えていたが。近年、絶え間ない努力を重ねそれらの問題を解決しつつあり、いくつかのトップメーカーはまた「SD」に比べては‘肌‘が薄いが、カスタマイズに耐えうる厚みになってきている。手に抱き、ちょっとぶつかりにも耐えられるようになってきた。メリットは外出に便利、とくに飛行機の荷物として軽い。
3. 肌色と黄変
日本の「SD」は美白、普通、日焼けの3種類に比べて。
中国の「BJD」は透白、美白、ピンク肌、普通、日焼け、極日焼け、ゾンビなどめーかーによっては10種類以上の選択肢があり、またメーカーによっては他メーカーの「BJD」の一部を提示してくれれば、その一部に合わせて肌を調合してくれる‘オリジナルオーダー肌色‘もある。
黄変についてはほぼ世界共通で避けられない、メーカーごと肌色の違いによっても進み具合が違う。
4. 顔、身体、サイズ
● 顔
日本の「SD」は古来ドールの伝統を受け継ぎ、ポッチャリ、丸みのあるフェイスライン、大きく子供ぽっい目に、大人びいた高い鼻筋と外国人を彷彿させる様な眉骨。アジアと欧米のハーフの様な顔立ちが多い。
中国の「BJD」はさらに現代消費者の好みに迎合して、尖がった顎、スーと通った高い鼻筋、ほっそりつり上がった目、きりっと高い眉骨。アジア人の顔を美化した顔立ちがもっとも人気高い。一部のメーカーでは「SD」をまねたロリータ顔や、究極に欧米人に似せた顔、実際の人間に限りなく近い顔立ちなども制作していて、選択肢が多い。
● 身体
日本の「SD」は中国では‘ポッチャリ身体‘と評価され、子供に大人の筋肉質を加えた身体が多い。
中国の「BJD」はより‘理想な美少年、美少女‘を追う傾向があり、肩や腰つきが「SD」に比べて断然細いデザインが多い。また各メーカーが選択肢を増やすために少年体と筋肉体と同じサイズでも2種類の身体を押し出しているところが多い。筋肉の表現方法かなり違いがあり、自分の好みに合わせてヘッド(頭部)とボディ(身体)を違うメーカーで組み合わせるオーナーも多い。
● サイズ
中国の「BJD」はほとんど日本の「SD」に合わせて作らているが、メーカーによって各サイズで2~5cmの身長差がある。また「SD」は年齢モデルで幼SD、SD13、SD17などで総称されているに比べ、「BJD」は6分、3分、大叔と呼ばれ人間に対する比率で総称されている。
5. 自立機能
残念ながら日本の「SD」は後輩である中国の「BJD」に比べたら、‘負けた‘と言うべきだろう。
日本の「SD」は一機関に一つの関節に比べて。
中国の「BJD」は一機関に二つ関節制を使用していて、つまり一つの曲げる動作を二つの関節で完成することで、ポーズを理想な形に留めることができる。
例えば、「SD」は腕を曲げても跳ね返るくせがあるが、「BJD」は置いた場所に留められて動かない。「SD」男の子は正座させると足が崩れるのに比べ、「BJD」は太ももの付け根にもう一つ関節があるから、綺麗に正座できる。
6. 互換性
基本的に日本の「SD」と中国の「BJD」の間では互換性が薄いと言うべきだ。無理につけれれば関節のつくり方はほぼ同じであり、くっつけることはできる。また肌色を「SD」に合わせて調合することもできる。ただし、「BJD」は「SD」比べて‘身体が細い‘ため、首も当然合わないところが出てくる。
中国内メーカー同士なら相性はあるが、合わせることはできるだろう。

