長男の英検準一に付き合って、46年間生きてきて、生まれて初めて英検を受験することになった夫。


長男と切磋琢磨しながら楽しく勉強するはずやったのに、申し込んだ直後に仕事で大忙しになり、仕事仕事で英検なんて遥か彼方宇宙へ。


その結果、私の計画とは裏腹に、英検に向けて我が家で誰も切磋も琢磨もしていない状況が爆誕。(白目)


そして、そんな状況だったので、NO勉強で迎えた英検当日の夫、そんな彼に更なるハプニング。


ここ数年で急激に老眼が進んだ夫、スマホも書類も本も老眼鏡がないとまったく読めなくて、ないとリアルにこんな感じ。



それなのに、朝バタバタしていて、老眼鏡を忘れてしまい、会場で気付いたものの、時すでに遅し。


一応、試験監督である若者の男性に老眼鏡の貸し出しがあるか聞いたものの、、


ロウガンキョウ?


と、未知の生物との出会いみたいな顔をされ、老眼鏡知らんのか!と、ショックを受けながら、老眼鏡が何かを説明してみたものの


受験者のマジョリティが学生の会場にそんなものがあるわけもなく笑。


結果、ずっとこの状態↓で問題を解いたらしい。



見えねーし!


と、心の中でずっと言いながら。


目をひん剥いてみたりもしたけれど、とにかく見えなくて、紙がペラペラだから両手で持って、鉛筆でマークして、めっちゃ時間かかるし、ライティングなんて自分の書いてる字もあんまり見えてない。


リスニングも選択肢を読むのにギリギリ。


そんな老眼鏡失念ハプニングがあったものの、リスニングは1問間違い、NO勉強、NOメガネにしてはまあぼちぼちの結果で一次合格。


そして、忙しいのが続く中、前夜にナレーションのコツだけYouTubeでちょっと見て迎えた二次試験。


最初の挨拶にて。


面接官)最近調子はどう?


夫)もうね、老眼が進んじゃって大変だよ。この前の一次試験も老眼鏡忘れちゃって、こんなん(ジェスチャー)なりながら、問題解く羽目になっちゃって、アレは焦ったよね。老眼鏡の貸し出しはないし、試験監督の若者が老眼鏡を知らんことに、自分の老いを感じさせられて、試験前からダメージ喰らっちゃって、試験中は字が見えないしで。そんな紆余曲折あって、なんとか受かって、今ここにいるよ。


面接官)そりゃ、災難でしたね!あら、そしたら今日は大丈夫ですか?


夫)安心してください、持ってます(安村風のドヤ顔)。着けてもいいっすかね?あ、ちなみにコレ、DAISOでケース付で300円くらい。お得でしょ?


面接官)そりゃお得ですね!



と、面接官とひと笑いしたらしい笑。



問題の質問は男女雇用機会均等法が施工されてから、しばらく経つけど、女性の社会進出は進んでると思うか?とか、経済やら会社と環境とか社会人やってたら普通の質問ばっかりだったそうな。


そして、結果はというと。









なんと満点でした。



大人の皆さん、老眼鏡ネタでひと笑いすると、面接で満点合格できるみたいです笑。


夫が英検から得た教訓は、「老眼鏡はいつも持ち歩くべし」である。