毎年開催されているクラシック音楽の祭典"ラ・フォル・ジュルネ"ルンルン


このイベントを知ってから、行きたい、行きたい、と願っていたものの、諸事情ありずーっと行けておらず。

何と、私、初めて行って来ましたラブ


めっっっっっちゃ❣️楽しかった〜うさぎのぬいぐるみ花


そこかしこに音楽の気配があって、それを楽しむ人が大勢いるという空気からしてサイコーでした。


お目当てはもちろんSALTさんがソリストを務められた"ラプソディ・イン・ブルー"だった訳ですが、そのお陰で最高に楽しい一日となりましたスター

本当にSALTさん、ありがとうございますキラキラ



公演の前にはOTTAVAというクラシック音楽専門のインターネットラジオの公開収録もありまして爆笑




うん、行くよねおねがいおねがいおねがい

最前列、確保しちゃったよねラブ

放送開始前、サウンドチェックでご本人がフラリと出て来られて…

目の前を通られて、そこにあったペトロフのアップライトピアノをキラキラした音色でサラッと弾かれて…


驚きのあまり手にしていたiPhoneを盛大に落としたのは私です笑い泣き

ドンガラガッシャンで申し訳ございませんでした🙇‍♀️


この収録の模様はオンデマンド配信されていますルンルン

私も会員登録しちゃいましたニコニコ

気になる方はぜひぜひ!

興味深いお話をされていますし、ピアノも弾いて下さっていますよ〜



この公開収録を観た後も、無料で楽しめるコンサートがあったので有り難く堪能させていただきましたラブラブ


そして、、、ついに!

SALTさんご出演のコンサートへ。


まずは出演者のご紹介を。※敬称略🙏


塩谷哲(ピアノ)

SUPER BRASS STARS

中川英二郎(トロンボーン)

エリック・ミヤシロ(トランペット)

本田雅人(サクソフォーン)

川村竜(ベース)

小田桐和寛(ドラム)

東京フィルハーモニー交響楽団

三ツ橋敬子(指揮)


もうさ、出演者見た段階でヤバいじゃないですか、、、

SALTさんがソリストのガーシュインだけでもヤバヤバなのに、この豪華メンツでのボレロって…想像しただけでヤバい、、、と思っていたら、想像を遥かに超えてヤバかった話はまた後ほど絶望絶望絶望



1.ラプソディ・イン・ブルー(ガーシュイン)

また聴けた酔っ払い

そして聴くたびに進化されるんですよ。

聴くたびに「サイコー!」って思うのに、そこから進化されるなんて何事だっ!と理解不能なんですが、進化していくんですよね…


今回、私の席的に金管楽器の音がダイレクトに届く感じで…。

(視界は↓な感じ)


加えて国際フォーラムのホールAですからね。

音的には、あの…、、、お察しください、という感じではあったのですが。


それでも耳に届いてくれたSALTさんのピアノは、お茶目で、可愛らしく、そしてカッコ良く。時によく歌い、よくお喋りし、時によく笑い、よく泣いて…という感じの(伝わりますか…?)素晴らしい演奏でしたキラキラ


速いパッセージ。以前聴いた時もそれはそれは粒立ちの良い音たちでしたが、さらに粒立ち良く、パシッとした音も印象的でした。


カデンツァで、一瞬スイングさせてましたが、行き過ぎることなくストレートに戻って来られました。

その塩梅も抜群で…❣️


最後の和音もとても豊かな響きで、ガシっとしっかり和音を掴んで弾かれていたのが印象的でした。


そして、お背中をジッと見つめるような席だったんですが(言い方w)、ステージ両端にモニターも設置されていたので、表情やお手元も拝見できまして。


前奏を満面の笑顔で、何て楽しい音楽なんだろう?というように聴かれている表情も確認できました。


贅沢な時間でしたルンルンルンルン


今月はもう一度ラプソディ・イン・ブルーを聴けますので、今からワクワクですラブラブラブ



2.ボレロ(ラヴェル)

ねぇねぇ、みんなあのボレロ聴いた?

あれは何だったんだろう???


想像を遥かに超えて凄すぎて、ずーっと凄かった…と頭の中で唱えています絶望絶望絶望


舞台転換の繋ぎのため、中川さん、エリックさん、本田さんがマイクを持って登場!


「自分たちの前説をやります」と仰っていましたが、こんなに豪華な前説あるだろうか?いや、無い(反語)


本田さんとSALTさん、SALTさんが高校生の頃からのお付き合いなんですね驚き

ファン歴が浅いもので存じ上げず…やはり類は友を呼ぶ、の凄いバージョンですかね?凄い人たち同士で繋がるんですねラブ

高校生の頃から知っているSALTさんがラプソディ・イン・ブルーを演奏されることが感慨深いと仰っていました。


そして、この前説でSALTさんもボレロへ参加される事が発表!

前述のラジオ公開収録の時にも「前世パリジャンとしては、参加せずにはいられない」ような事を仰っていたので、大いに期待していましたが酔っ払い


ピアノが片付けられずに下手へ移動されていき、大興奮。ボレロにピアノ?え?どういう事?と期待に胸がはち切れそうになりました。


「SALTは今日こき使われているw」と、ピアノに加えてチェレスタも演奏されることも発表されまして。

楽しみで楽しみで…❣️


オーケストラメンバーも続々と場位置につき、あれ?SALTさんは?と思っていたら、チェレスタに最初は座っていらっしゃったんですね♪

チェレスタは全然見えない席でしたが、想像して感無量でした。


多くの人に親しまれているこのボレロという曲。

曲全体でクレッシェンドをしている事と、同じテーマ(メロディ)を各楽器で演奏していく事、そして何と言っても同じリズムを曲の最初から最後まで刻み続けるスネア(小太鼓)で有名かと思います。


同じリズムをずーっと、って一番難しいじゃん?

同じメロディをリレーするって、プレッシャーじゃん?


知人の打楽器奏者はボレロの演奏が決まると、朝から晩まで、このリズムを刻む練習をするそうです。

管楽器奏者のプレッシャーも察して余りあります。前説でも「トロンボーンソロは本当に難しい。吐きそうになるくらい緊張しますよね?」とエリックさんが、トロンボーン奏者に問いかけていましたが、そんな感じなんだろうと思います。


大好きな曲なんですが、そんな訳で生で聴くと、より張り詰めた空気や緊張感を肌で感じられるので、より好きーピンクハートラブラブラブラブって、なるんですよね。


独特の緊張感を持ってボレロスタート。


素晴らしいpppでスネアから始まりました。

各楽器がメロディを紡いでいき、正統派ボレロが進んでいきます。

エリックさんも本田さんもソロをバッチリ演奏されて、「この人たちに吹けないものは無いんだなー」とか感心したり。

高難易度と紹介されたトロンボーンソロを中川英二郎さんがバシッと決めた!と、思ったら、、、


ドラムの小田桐さんがスネアを叩き始め…

え?え?と思っている内に、テンポが上がっていきました。

は?バイテンさせたんか?と驚いていたら


急に視界が広けるようなオーケストラサウンド。


ボレロへの私の印象は、"エネルギーが内側に向かってギュッと圧縮されている"感じで、曲の最後にそのエネルギーが内側から放出されるイメージ。膨らみきった風船が割れて空気が出てくるみたいな感じ。


なんですけど、エリックさん編曲のボレロは、ここで"エネルギーが外側にふわぁと解き放たれた"感じがしたんです。窓を開けたら心地よいそよ風と光がふわぁと流れ込んでくるように。


色がガラリと変わって。

空気も変わって。


でも、ボレロなんですよ。和声も変更されていたと思うし、メロディの拍も少し変更されていた箇所あったかと思うので、印象は大幅に変わっていたんですけど、でもボレロで。でもボレロじゃないんです。

(伝わらないと思いますが、感じたままに。)


口ポカンですチーン


驚いていたら、SALTさんのピアノソロが始まったんですよ。

このソロも本当に素晴らしくってラブラブ

スピード感溢れて、ハキハキしていて、推進力のある、もう一度聴きたいソロ2024にノミネートされました気づき

という感じでしたウインク(つまり、めっちゃカッコ良かった!)


これを皮切りにジャズセッションが始まって。


各ソロがあり、4バースあり。


えっと、ボレロ…ですよね?という展開が続きましたが、もう、とにかくカッコ良くって…!!!


でも、ちゃんとボレロに最後は戻るんですね。


エリックさん、どうなってるの?

もう、どうしたらこんな神アレンジを思い付くんだろうか?


もう一度聴きたいですおねだりおねだりおねだり

再演してほしいです。


ラプソディ弾き終わった後のソリストアンコールが無くて、しょんぼりしていたんですが、、、


ここでアンコールびっくりマークもちろんSALTさんも加わって!です!


EC. Watermelon Man(ハンコック)

SALTさんが有名で印象的なリフを弾かれて演奏スタート。

ファンクのグルーヴが心地良過ぎてます照れ

手拍子したくなっちゃいますよねキラキラ


もうさ、カッコいいに決まってるじゃん。


国際フォーラムのホールAが一気にジャズクラブへ…!


カッコ良かった、しか覚えてなくてタラー

レポしようがありません滝汗滝汗滝汗


一つだけ。


SALTさん、ソロの時にラプソディのフレーズをオシャレに自然に取り入れられていて、思わず「いぇい!」と言っちゃいました🙈🙈🙈


本当に楽しいコンサートでしたラブラブ


SALTさんご自身も楽しまれたようで何よりラブ



あ!最後に大事なこと。

アンコールも終わってのカーテンコールの際に、ふと後ろを振り返ったSALTさん。

グランドピアノの屋根でオケの方々が隠れていることに気付かれて、、、


自ら屋根を閉められたんですよ!!


これには私も含めて客席みんなが「優しい〜」と声を漏らしていましたキューン

ちょっと分かりづらいですが、↓の写真、赤く囲った所がグランドピアノなんですけど。

ほら、屋根閉じられているでしょ?

これ、SALTさんが閉じたんですよ目がハート



SALTさんのラプソディ・イン・ブルーを聴き逃しちゃった〜、という方、ご安心ください。


何と!


今月、もう一度聴く機会があります拍手拍手拍手


◆東京21世紀管弦楽団 お昼のコンサートin紀尾井Vol.6

塩谷哲VSガーシュウィン

2024年5月25日(土)14時開演(13時開場)

紀尾井ホールにて




ラプソディ・イン・ブルーだけでなく、SALTさんの作品も聴けます…❣️


楽しみ😆