※まずは1/8の初日を拝見して書きました。その後、1/12の公演を拝見して加筆訂正していきます。

(細切れの作業になると思います。加筆訂正は赤文字)

 

遅ればせながら…

明けましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いします!!!

 

今年の目標は"フデブショウをやめる"ですウインク

と、言うわけで早速書きますよ〜

タイトルの日付を"2023/1/8"と書くほどにはお正月ボケしていますが、気にせず突き進みますよ〜爆笑

 

そして、このブログはネタバレ満載です。

セットリストも全部公開です。

むしろネタバレしかありません。

まだまだ公演は続きます。1ミリもネタバレを踏みたくない方、回れ右です🙇‍♀️

 

ネタバレしますよ。

ネタバレしますよ。

ネタバレしますよ。

 

大事なことなので3回言ったので、もう良いですかね?

え?しつこい?そうですね笑い泣き

では、書き始めますね。

ちなみに、会場内で販売されているパンフレットにはセットリスト掲載されています。ネタバレ無しでご鑑賞されたい方は終演後のお楽しみに目がハート

私もそうしました。ので、「この曲が…!」という驚き感想がめちゃ含まれています。

 

 

 

 

 

客席暗転前のアナウンスも山本耕史さんで、劇場まるごと、この不思議な旅へ連れて行ってくれるんだ!と鼻息荒くコーフンしました。

 

コツコツ という足音が響き渡り、ギィ~という扉の開く音。

耕史さんがステージの中央階段上の扉から登場。

手に何かを持っていらっしゃる…

パカっと蓋を開けると音楽が流れ始めて。

 

Elegy for Piano and Orchestra(以下Elegy)の第3楽章!

キャー!また聴けたっ!とめちゃ嬉しくて。

 

 

その後、SALTさんを先頭にミュージシャンが舞台中央扉から登場。

持ち場に着いて、、、

 

山本耕史さんが「私たちは今入って来たように見えましたか?それとも出て来たように?」

の問いかけがあり。

 

1. Elegy for Piano and Orchestra 第1楽章

え?え?え?

聴けるの?オルゴールだけじゃなくて?

SALTさんのピアノで???

もう涙腺崩壊ですよ。

と、同時にオーケストラ版を知っているのに、物足りなさを感じなく仕上げるアレンジに驚愕。

圧倒的に楽器の数も種類も少ないのに。何で?

 

この物語の結末はどこへ向かうの?

物語の幕開けとして、これ以上ない曲。

 

2. レゲトンコンチェルト

SALTさんと大儀見さんのクラップからグルーヴが生み出され、そして曲が始まり。

クラップ!カッコ良すぎんか?

古澤巌さんの伸びやで鋭いヴァイオリンが印象的。

 

SALTさんの歯切れの良い激しいピアノ。

良過ぎて良過ぎました。

 

3. Elegy for Piano and Orchestra 第2楽章

緩徐楽章であるこちら。SALTさんの問いかけるようなピアノから始まります。混沌とした世界。戸惑いの中、問いかけるような、、、

なんて表情豊かなピアノなんだろう。

中間部はちょっと開けた感じ。曲調も明るくウキウキします。最初モチーフを小沼ようすけさんがギターで弾かれましたが、これが素敵で。柔らかくて優しい豊かな音がピッタリでした。

その後、また混沌とした世界へ。

 

4.月の姿

小沼さんの深くて美しいギターによるイントロから始まった懐かしさを感じるこちらのバラード。

桜が咲く頃の春の匂いが交じりつつも、まだ肌寒い夜の空気を私は感じました。

何て素敵な歌なんだろう?耕史さんの語るような歌詞を丁寧に伝えてくれようとするお歌も本当に素晴らしく。

誰の歌なんだろう?とパンフレットを見てビックリ。

耕史さんの作詞作曲でした。

 

長めのアウトロでは♪ラララ♪のコーラスと耕史さんのフェイクが心地良く。

 

SALTさんのピアノはとても繊細。ピンと張り詰めたような澄んだ音色。ここぞ、という時には盛り上げて。

やっぱり私、SALTさんの歌伴が大好きです。

 

5.

ヴァイオリンの古澤さん、ベースの陽介さん、パーカッションの大儀見さんで演奏されました。

センターで足を大きく広げてドラマティックな演奏で古澤さんが魅せてくれました!華のあるヴァイオリニストだなぁと改めて。

リズム隊がこのお2人ならカッコ良くしかなりませんよね。もっとリズムの事を語れるようになりたいです。

 

助けて〜!と探検家のような扮装をした耕史さんが駆け込んで来て。

どことなくコミカルなその姿に客席から笑いがこぼれました。

 

「ダンディズムミステリーツアーへようこそ」と。

そしてここで客席いじりが少しあって。

関内で追加されたアドリブのお陰でこのステージのコンセプトがよりくっきりしたんです。

 

「関内ってどこ?わ”かんない”(分からない)。親父ギャグは思い浮かんだだけで言葉に出さなければ親父ギャグでは無いそうです。言葉に出した時点で親父ギャグ。全てはそう背中合わせなのかもしれません。」

 

様々な動物の鳴き声が聞こえて来て、これは大丈夫、これは危険…と言っている内に次の曲が始まりました。

(動物はサルのような鳴き声→少し大きな動物→ライオンのような鳴き声→恐竜???のようにどんどん大きな動物になっていき、危険度も比例していきました。SALTさん、そのどれもにリアクションされていて素敵だった♪)

わ〜、またElegy聴ける!と私、大歓喜。

 

6. Elegy for Piano and Orchestra

舞台下手のミュージシャンからメンバー紹介。

(SALTさん→ようすけさん→陽介さん→大儀見さん→古澤さん)

メンバー紹介に合わせてAのテーマを1周ずつ演奏されました。

メンバー紹介もとっても楽しくて。

全部覚えていられなくて、暗記パンが欲しいんですけど。

 

SALTさんは"指先で白鍵と黒鍵を旅するバックパッカー"的な。

大儀見さんは"こいつは危険!見た目が危険!"で爆笑w

その後"でも今は両手が塞がっているから大丈夫"と耕史さんが言ったら、大儀見さんが片手空いてるよ〜と、後ろで手を振っていたのも面白かった!

 

後のメンバーは私の記憶力では覚えられないので、ぜひ会場でお確かめ下さい。

 

で、耕史さんご自身の紹介は色々なものに邪魔されてできないのです。

 

この曲が終わり自己紹介を改めてしようとするも、、

絶妙なタイミングでSALTさんのピアノがカットイン!

このタイミング絶妙だったなー。

SALTさんの空気を読む力というか。

空間認識能力なのか。場を掌握する力というか。

尊敬します。

 

で、耕史さんは自己紹介できないまま…次の曲へ。

 

7. Eyes of Quaintrelle

前回のDandyism Banquetの際に作られたDandyism Banquetの対比になるような曲。

 

 

 

 

頭のてっぺんから爪先までバッチリおしゃれをして、ハイヒールでカッカッと背筋を伸ばして歩く素敵な女性が思い浮かぶんです。

でも、高飛車な感じはしなくて愛嬌もたっぷり。とても魅力的な女性。

 

SALTさんの軽快なリズムから曲が紡がれていきます。ドしか弾いていないのに、何て豊かな音楽なんだろう。

曲を通してリズムがとっても楽しい!

 

タラララタララララー

というモチーフにコードとリズムが少しずつ変わって行くのも楽しい♪

コーラスたっぷりなのも好きポイント!

SALTさんのピアノはとにかくウキウキ弾む楽しいピアノ。硬質な音色がとっても合います(まぁ、どんな曲にもSALTさんのピアノは合うのですけども。)

 

8.ツィゴイネルワイゼン

一転して、絶望的な始まりは誰でも一度は耳にした事があるであろうこちらの曲。

でも生で聴くのは私も初めてだったかも、でそこも嬉しいポイントでした。

とにかく古澤さんのヴァイオリンが映えまくってました。

 

途中から気付いたらラテンになっていたり。チャチャチャになっていたり。

何と楽しいアレンジなんでしょう。

どこの天才の仕業ですか…!

きゃー!凄ーい!と思っている内に前半終了。

もうこれだけでも来て良かった〜と満足でした。

 

 

後半が始まる前に影アナで耕史さんが何個か小噺を披露して下さったのですが、これは予定通りなのかな?

女性トイレが激混みで間に合わなそうな人が多かったからかな?とか考えていました。(ギリギリ間に合った私の感想)

→予定通りだったみたいです。関内でも小噺ありました!

そして、ステージにはトイグランドピアノが置かれていて、楽しみ倍増♪

 

9. Elegy for Piano and Orchestra 第3楽章

またElegy聴かせていただけるんですかっ!!!

ありがとうございます🙏🙏🙏

 

が最初に思った事。第3楽章のCパートが最初に演奏されていましたが、こう分けて聴くとより同じ楽章内にもこんなにも違う曲想が詰まっているんですね。

SALTさんの頭の中、やっぱり覗きたい。

何でこんなに違う曲想なのに、1つの楽章になるんだろう、違和感もなく。

 

Cパート、本当に美しいし、なぜか私の涙腺が刺激されて泣いちゃうんですよね。

 

で、耕史さんの語りが始まった頃に(だと思う)、Aパートに戻りましたが、それぞれが遊び心満載で、お互いの弾くフレーズに反応しまくっていて、めちゃ楽しかったです♪神々の遊び感、満載。

 

10.Tabu

"ちょっとだけよ"(年齢バレるw)でお馴染みのこちらの曲。初めてちゃんと聞いたかも。

何?めっちゃカッコいいじゃん!!!

 

イントロを大儀見さんがパーカッションで演奏されていたんですけど、ちゃんとあのイントロに聴こえるんですよね。何かもう凄い。

 

テーマはギターとヴァイオリンで奏でられていた、と思いますが、、、とにかくギターが色っぽい、艶っぽい。ようすけさんのギターって、歌みたいだから、余計にそう感じるのかも。。。

 

で、途中ロックギターのような音源(かな?)が流れて、雰囲気が一変するのも楽しかった!!

音源なんかじゃなかった!耕史さんが弾かれていた!!!

生音に聞こえるけど、だってミュージシャン足りないじゃん、、、という固定概念に縛られていた前回。

(後は、、、私の視点があまりにSALTさん固定で。まさか耕史さんギターまで弾かれるとは想定外で。見過ごしてしまっていました)

小沼さんと耕史さんのタイプが全く異なるギターでのコール&レスポンス、めちゃくちゃ楽しかったなぁ。

耕史さん、めっちゃギター上手いじゃん!!多才過ぎます…。

そして小沼さん、耕史さんが弾かれるのを隣で楽しそうに見ていらっしゃって、耕史さんの弾かれたフレーズにことごとく全部反応されていましたね。小沼さんにとっては当たり前の事なんだと思いますけど、鮮やかでした。

耕史さんのフレーズを発展させて、レスポンスされていく。。。しかも軽やかに、楽しそうに。

 

SALTさんのラテンモントゥーノが堪能できたのもこの曲だった気がする、、、ので、グルーヴ変わっていたんでしょうね(曖昧な記憶…)

 

11.チャップリンメドレー(Smile〜Titine〜Limelight)

このメドレーがほんっっとに素晴らしくって…!

Smileはイケシオ(池田綾子さんとのデュオ)でも演奏されていて、その時も素晴らしくって感動しましたが。

もうね、息の長いアルペジオの美しいこと…

ため息出ちゃいます。。。

そこに古澤さんの歌いまくるヴァイオリンですよ。もう、ずっと聴いていたいよね🥺

 

Titineではチャップリンに扮した耕史さんのコミカルな演技とも併せて楽しめました。

耕史さん、セグウェイのハンドルが無い版に乗って登場されまして。

器用に乗りこなすのも凄かったです。

演奏と動きがピッタリ合っていて、あー、ステージのどこを観れば良いのっ!!と1人で嬉しい悲鳴を心の中であげていました。

 

Limelightで印象的だったのは、まるでチャイコフスキーのピアノ協奏曲のような華やかな和音での伴奏。音域を広く使っていて煌びやかだったなぁ。

和音がとにかくよく響いていて、一つ一つの和音をグッとしっかり掴まれていて。お手本にします。

 

12.銀色のペガサス

粒が揃ったキラキラなパッセージ。SALT先生の爪の垢はどこで売っていますか?

クラシカルな雰囲気から始まり、タンゴなんだけど優雅なグルーヴに自然と移ろい。

グルーヴを陽介さんのベースが強力に推進しているのが、とっても心地良くて。

そして、これぞタンゴ!というグルーヴへ。

SALTさんのタンゴ、カッコ良いじゃん?

オブリガードもこれぞ!という感じだし、グリッサンドのタイミング、音量、スピード、全て完璧だし。

凄すぎて笑っちゃいました。

そして、またクラシカルな雰囲気も漂うグルーヴへ再度戻り。ここでも和音でのフレーズが華やかで。

何でこんなにSALTさんのピアノって、気持ち良く豊かに響くんでしょうね。。。つまり大好き。

 

13.From Now On

一転して静かに始まるこの曲。

静か…だけど内に秘めているエネルギーをヒシヒシと感じるこの歌。

SALTさんが鳴らす一番始めの和音一つから、それを感じられるって凄すぎませんか?

 

こちらは前回のDandyism Banquetでも歌ってくれて、感動の嵐だったので、また聴けて本当に嬉しい。

 

♪From now on♪

今ここから

 

何て勇気を得られる歌詞でしょうか。

 

♪We will come back home.  Home again♪

家に帰ろう。また家へ。

 

偶然にも元日からの災害にも重なるなぁと、胸が詰まりました。

 

グイグイ前に進んでいくリズム隊。

リズムを強力にサポートするようすけさんのギター。

力強くも優しいSALTさんのピアノ。

情感豊かな古澤さんのヴァイオリン。

パワフルでドラマティックな耕史さんの歌。

 

6人のアンサンブルが適材適所で輝いていました。


1/12の関内では山本耕史さんの声、もしかしたら本調子で無かったのかもしれないなぁ、と聴いていて思いました。

(全然気にならなかったですけど、1/8と比較して出しづらそうにされていたパートがあって)


でも、そのリカバリー方法が素晴らしくって。

私、歌はちっとも専門じゃないので間違えているかもしれませんが、感じた事を。


高音を出す時に声をグッと奥に押し込めて、そしてフンッとちょっと強引に喉の奥が拡がるような出し方を一度されたんですよね。

ちょっと強引に。。。

そうする事によって、喉の奥をパカンとこじ開けて、その後に出てくる高音(最高音含む)を出しやすくしていた…ように見えました。一瞬の内に冷静な判断と技術でその選択をされて破綻なく歌えることが本当に素晴らしいなぁと。感動しちゃったんですよね、全然間違えているかもしれないけど。

 

14.アランフェス協奏曲

ギターとヴァイオリンでメロディを代わる代わる奏でてくれて。こんな贅沢な演奏ありますか…

SALTさんのトレモロ、音量を加減されながら、粒立ち良くて。見事に脱力されているんだろうなぁと。

 

途中、無伴奏でのヴァイオリンソロがありました。

展開のさせ方も素晴らしく、聞き応えたっぷりでした。

 

その後はテーマをSALTさんが取られて、こちらもフレーズを歌わせるのがお見事。

 

15.殺しのシンフォニー

「モーツァルトは音楽は天使のささやき(?)と言った。自由なもの。サリエリは音楽は悪魔のつぶやき(?)と言った。不自由なもの」という耕史さんの語りが導入になり、曲が始まります。

切迫感あるピアノがこの曲の進む方向を決めているようで。

そして、その方向を全員が同じように見つめて進んでいく。こうして音楽って奏でられるんですね、、、と圧倒されっぱなし。

耕史さんの発声も凄かった。

高い音を出す時には横隔膜をグッと引き上げて、ポンッと出されていました。

ようすけさんの歪ませたギター(はこの曲だったかな?)と速弾きに、オーッとなりました。

あとは、うーん、うーん、もう全部!!

カッコよかった!!

 

16.Fugata

これ、ソルトストリングスでも演奏して下さって感動したんです!!

SALTさん、何でこんなにタンゴカッコ良く弾けるんですかね?

そしてトイグランドピアノさえも響かせてしまう。タッチの良さに驚愕します。

 

ここで耕史さんの語りに合わせて、それぞれがソロを取りました。

全員分、どころかSALTさんの分も覚えていられない…んですが、「あるピアニストは音楽こそがコミュニケーションだと言った、音楽こそが愛そのものである、と。」のようなコメントでした。にそれぞれの音楽観が耕史さんから語られました。

 

SALTさん→コミュニケーション、愛

小沼さん→非日常、おもちゃ箱

陽介さん→自由

大儀見さん→自然そのもの(地球にあるもの)という意味かな、と勝手に解釈

古澤さん→思い出し中

 

そして、最後に耕史さんが自己紹介をしようとするも「この際は自己紹介なんて野暮なことはやめましょう」と。

このステージのコンセプトを最後に語ってくれました。

 

「赤の反対は青。白の反対は黒。愛の反対は憎しみ。私の反対はあなた。」

そして最後の台詞に繋がります。

 

最後の台詞をずっと考えています。

 

「音楽の反対は?もうお分かりですね。」

 

音楽の反対…って何だろう?

何だと思いますか?

 

私は今日もう一度見て、再度考えることにします。

 

ここからは、1/12の関内を拝見して書くことです。

このステージを通して伝えたかったこと…の前に、これを先に言いたい。


2日目にして、どれだけ進化してるんですかーーー!!

初日を鑑賞した時も完成度めっちゃ高くて、バンドの一体感もあって、すげーーーー!というステージだったの、、、に!!


そこからめっちゃ進化してた


ヤバない?バケモノの集まりなんかな?(褒めてる)

バンドはさらに一体感を増してキュッとなって、サウンドも密度がより濃くなって。

耕史さんの語りとの絡みも、さらに絶妙になり。

伝えたいこと(と私が感じた事)が、よりスムーズに伝わって来ました。

もう、本当に凄いっ!これからどれだけ進化しちゃうんでしょうね。楽しみです♪(もう行く予定ないけどえーん)


で、伝えたかったこと。

反対と思えることが実は表裏一体。背中合わせのとても近い所にある。

それは時にはオセロのように反転することもある。

また同じ物事を見ているはずなのに、視点が変われば、人が変われば見え方は全く変わる。

モーツァルトとサリエリの音楽観が正反対だったのもそう。

何でチャップリンメドレーだったんだろう?と不思議でしたが、チャップリンの名言が象徴しているからなのかな?と感じました。

 

「人生は近くで見れば悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。」

 

そして、もう一つ。音楽とは何なのか?なのではないでしょうか。

音楽とは何か?を音楽を用いて解き明かしてくれる。

一つ一つの音楽の扉を開けて、音楽の真髄に迫っていく。

 

音楽の反対、、、それは音楽とは何かを知っていなければわからないこと。

最後に各ミュージシャンが考える「音楽」を教えてくれました。

 

SALTさんにとっての音楽は愛。

愛って、時には憎しみにすぐ変わってしまう。

長年音楽をされて来ているのに、愛のまま保っているそのバランス感覚を尊敬します。

SALTさんの音楽には愛が満ち溢れていますが、SALTさんが音楽を愛だと思っているから。

深い愛情に感銘を受けました。

 

 

さて、私にとっての音楽の反対は?

そんな野暮なことをお話するのはやめましょう。

 

ぜひ一度”Dandyism Banquet2”をご鑑賞いただき、あなたにとっての音楽の反対を見つけてみてください。

反対を知ること、それは即ち「音楽」に出逢うことだと思うから。

 

ご鑑賞済みの方は、この公演を通じて見つけたあなたの「音楽」を慈しんでほしいなぁと、おこがましくも思うのです。