NHKプラスで、「趣味どきっ！　選　読書の森へ　本の道しるべ（２）福岡伸一」のアンコール放送を見ていたら、私の訳書が、福岡伸一先生の研究室に並べられているのを発見しました（画像右上に５冊）。

訳書

ウイルスと共生する世界新型コロナアウトブレイクに隠された生命の事実 [ フランク・ライアン ]

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序文を書いていただいているので何も不思議なことではないのですが、大ファンの先生の本棚に並べられているのを見て、ちょっと感激してしまいました。

番組中で先生、いいことをおっしゃっていました。

「現代社会ではファストを求められている。ファストムービーみたいにとにかく、あらすじを早く知りたい。それがビジネスにもつながるような風潮がありますよね。私はそれに反対したい。つまり……小説あるいは本の面白さっていうのは、あらすじとかね、結末とかプロットとかじゃないわけですよね。そのいちいちのプロセスが大事だし、それをそう書いているかっていうパズルの一つ一つの結びつきが大事なわけですね。だからやっぱり、読書はゆっくり読まなきゃ行けない。じっくり味わうべきものだと思うんですね」

ほんと、私もそう思います。

今私は、ミステリーやファンタジーを夢中で読んでいた子供の頃の気持ちがよみがえってきて、無性に本が読みたくて仕方がありません

番組のテキストはコチラ

読書の森へ　本の道しるべ（趣味どきっ！） [ 角田光代 ]

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翻訳の仕事でうれしかったこと