5月は、灘校文化祭の後、神戸大学附属中学の文化祭にも行ってきました。

灘校とはずいぶん雰囲気が違っていました(灘校がかなり特殊なのかも知れませんが…)。

 

一番大きいのはやはり共学だからで、女子生徒がいるだけで華やかですピンク薔薇

女の子がしっかりしていて存在感がありました。

 

こちらが一般的な高校の文化祭の雰囲気なのかなという気がします。

演劇部やコーラス部なのどの発表もあり、文字どおり文化の祭典という感じです。

 

息子はコンピュータ部のお金版スイカゲーム(果物ではなく硬貨が落ちてきて最後はお札に変わる)にはまっていました。

お化け屋敷と手作りジェットコースターも楽しかったようです。

 

グラウンドにはキッチンカーが来ていたので、軽音のステージを遠くに見(聞き)ながらたこ焼きとチュリトスを食べました(レモンスカッシュも)ジュース

 

グラウンドは狭いので、運動部よりも文化部系の部活が盛んなようです。

 

 

 

そして7月、昨日は、6年生(高3生相当)の卒業研究発表会を見てきました。

神大附属中高では、3年生から6年生までの4学年が同じ講座で学ぶ共同ゼミによって課題研究を実施しています。その集大成として6年生全員がスライドを用いて発表を行います。

 

発表分野は、「文化・社会・美術」、「教育・言語」、「経済・経営」、「科学・環境・数学・情報」、「生活科学・芸能」、「リベラルアーツ」、「社会学・音楽」、「生物」、「心理学」、「物理」と多岐にわたっていました。

 

灘校は理科系orオタク系を極めている子が多いイメージですが、こちらは、理科系と文化系のバランスが良く感じました。発表内容もレベルが高く、発表後の質疑応答も活発に行われていて感心しました。男の子もしっかりしていました!

 

『探求学習』の極みですね本

 

発表会に行って何がよかったかというと、普段の学校生活をのぞくことができたところです。6年生以外の学年は、いつもどおり授業を受けていて昼休みの教室の様子も少しのぞくことができました。制服もあるけど私服でもよいみたいなので、長袖or半袖の制服と私服など格好がいろいろでした。発表でもそうですが自由な雰囲気を感じました。

 

今回はひとりで参加したので、掲示物もゆっくり見ることができました(文化祭では息子といっしょでゆっくり見れなかった)。大学の募集パンフやイベントの案内などこの学校を知る参考になりました。

 

ここの学校の特徴のひとつとして、特別(総合型[旧:AO入試]、学校推薦型)選抜で国公立大学に入学している子が多いというのがあります。京大法学部のユニークな推薦入学募集のチラシも掲示してありました。実績として大阪大学や神戸大学の医学部医学科に推薦で合格している子もいましたビックリマーク

 

国公立大学 特別(総合型、学校推薦型)選抜 合格状況推移

https://www.edu.kobe-u.ac.jp/kuss-top/curriculum/course/pdf/20240214_SEE.pdf

 

 

 

今後、国公立大学でも『探求学習』がそのまま入試で評価される「特別(総合型、学校推薦型)選抜」が今よりもさらに増えるといわれています。

 

この学校は少し先を行っているように思いました。