最近、予備校の社員さんとお話できる機会が結構ある。

昔よりはちゃんと仕事ができるようになって、
それで昔よりもたくさんのことを打ち明けてもらえるようになった気がする。


誰と話していても感じるのは、≪心の大切さ≫だ。
教育業界だから当然サービスとしての心はもちろん大切なのだけど、
一緒に校舎で働く仲間が多いから、人間としての心づかいもなくてはならない。

まあ私は、複雑なことを一度に考えるのは苦手なので、
「大好きなみんなのために、できるかぎりいいところを見せたい」
ということだけを意識している。

見栄だけ。

たとえば、好きな人とデートにいけば、
ちょっとくらい無茶してでもイイとこ見せるために頑張っちゃうのが
普通なのでは?





自宅の玄関にゴミが落ちていれば拾う。
机のプリントがバラバラになっていれば、ファイルで整理する。

家ではこんな当たり前のことも、塾だとやらない人が多いみたい。
塾が自宅のような自分の場所として認知されていないことの証明になっちゃってる。
少なくとも、塾は家ではないけれど。笑


この間、後輩がクリアファイルを使おうとしていたから、
先回りして用意して渡してあげたら、
『ありがとうございます』とか『すみません』とかじゃなくて
「お預かりします」と言われて面食らった。

本来そのクリアファイルは、自分で用意するもの。
あれ?あれれー。

高学歴なのに言葉を知らないのか、
それとも感謝の念はこれっぽちもなかったのか…。

いやはや、四年生として私がのこせるものは何だろう。