GT(ジャイアントトレバリー)を釣るために木を違法伐採した男性が書類送検
「GTを釣るために生きている」「この夢を達成するためなら死んでもいい」などと言う男性らが、東京都の小笠原諸島 母島の特別保護区にて、釣り場へのルートを作るために固有の植物や木を伐採したため書類送検されたニュースがTBSのニュースやっていました。
伐採された植物はオガサワラビロウなど小笠原諸島の固有だったそうです。
男性らはペンションの従業員と言うことなので、観光客ではなく地元の釣り人のようですね。
GT(ジャイアントトレバリー)・ロウニンアジとは?
GTはジャイアントトレバリーの略で、和名をロウニンアジと言います。GTは1m以上に成長する大型のアジかの魚で、日本国内では釣れる場所が限られているため、釣り人によってはロウニンアジを釣るために人生を捧げている人もいる至高のターゲットと言えます。
とは言えGTはレンタルボートなどを活用して、何度か通えば釣る事自体は難しくはない魚です。
きっと事件を起こした男性らは、おそらくお金をかけたくないからGTが丘から釣れるポイントまで道を作ったんでしょうね。もしくはショアキャスティングで釣りたかったのでしょうか?
無法釣り人が増えている
近年、釣り場のルールを守らない無法釣り人が増えています。目的の魚を釣りたい気持ちはわかりますが、自然環境を破壊してまで釣ると言うのは理解に苦しみますね。目的さえ達成出来れば良いと言う考えは、釣り場にゴミを捨てて帰るような釣り人と同じなんでしょうか。
良好な自然環境があるから魚が釣れるわけですから、釣りを楽しむなら環境にも気を配りたいものです。
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