22サハラの性能・特徴・注意点 防水機能が無いのでソルトルアーには不向き | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
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  22サハラの性能・特徴

22サハラはシマノ スピニングリールのエントリーモデルで、6000〜7000円台とリーズナブルな価格が特徴ですが、一つ上の21ナスキーと性能や搭載技術を比較すると、防水性能が無いなどデメリットもあります。釣り初心者の入門リールにおすすめですが、海水・ソルトウォーターのルアーフィッシングには不向きなリールです。バス釣りやトラウトなど淡水の釣りなら簡単なメンテナンスで充分長持ちするリールですよ。
下記では22サハラの性能と特徴を紹介します。

ハガネギア

ハガネギアとは記載されていますが、おそらく亜鉛製のギアと思われるので、あまりギアの耐久性に期待はしない方が良いでしょう。エントリーモデルなので1シーズンも使用すれば巻心地はシャリ感やゴリ・ゴロ感は普通に発生します。
ギアの耐久性と巻心地を重視する釣りで使うなら、高価ですがストラディックやツインパワー系を選んだ方が良いでしょう。
リールの負担が少ないライトゲーム全般や、カゴ釣りやブッコミ釣りで使い倒すなら十分使えます。

Xシップ

ドライブギアの大口径と記載されているので、旧サハラよりはギアの口径が大きくなっている?ようです。上位モデルのナスキーと同じボディなので、ギア自体は同じ物と思われます。

AR-Cスプール
引き続きラインの放出性能の高いAR-Cスプールを搭載。この構造はシマノリール共通になっているので、上位モデルと比較しても遠投性能は変わりませんが、ロングストロークスプールでは無いので、ナスキー

ボディは強化樹脂製
22サハラのボディ素材は21ナスキーと同じく強化樹脂製で、上位機種のCI4+などカーボン樹脂のボディーよりは強度が低く重い素材になります。いわゆるプラボディですが、この辺は安いリールなので仕方ないですね。
樹脂ボディでもランカーシーバスや50cmくらいの青物は釣れますけど、巻き上げる際にはやはりギシギシと音がなりリールフットに歪みを感じますね。

防水性能は無いに等しい
歴代のサハラにはドラグノブにパッキンが無く、一つ上のモデルとなる21ナスキーに搭載してあるコアプロテクトなどの防水機能も一切搭載されていません。海水での使用だとベアリングの塩ガミが早く、巻心地やドラグ性能があまり長持ちしないので、ソルトルアーフィッシングで使うには不向きです。

2000〜3000円追加でお金を出せば、しっかり防水機能が付いた21ナスキーが買えるので、海のルアーフィッシングで使うならドラグノブにパッキンが入っていてネジ込みハンドルになった21ナスキーや、ほぼ同価格で購入できるダイワ・20レブロスの方がおすすめですね。
もちろん、バス釣りやトラウトなど淡水の釣りなら、多少のメンテナンスでも十分長持ちするリールですよ。
サビキ釣りやちょい投げ程度に使い倒すのもありですが、軽い海釣り用に6000円出すならネクサーブで充分でしょう。


22サハラと20レブロスを比較

22サハラとダイワ 20レブロスの性能をスペック表で比較してみましょう。


22 サハラ2500

ギヤ比:5.0

最大ドラグ力(Kg):9.0

自重(g):240

最大巻上長(cm):73

ハンドル長(mm):55

ベアリング数(BB/ローラー):4/1


20レブロスLT2500S

ギア比:5.3
最大ドラグ力:(kg):10
自重(g):220
最大巻上長(cm):75
ハンドル長(mm):55
ベアリング数(BB/ローラー):4/1

22サハラと20レブロスを比較すると、20レブロスの方がギア比が僅かに高いため、ハンドル1回転の巻取り長さが若干多くなっており、自重が20g軽く、ドラグ力が1kg強いため、22サハラはスペック上の性能でもやや見劣りしてしまいます。20レブロスのドラグノブに防水パッキンが付いている点も考えると20レブロスの方がおすすめです。
正直22サハラはボディ形状をナスキーに合わせた形だけのモデルチェンジでしかないので、もう少し性能面で頑張って欲しかった..

【まとめ】 
22サハラはモデルチェンジした割にはコアプロテクトも搭載されませんでしたし、性能的に中途半端な感じは否めませんね。ライバル機種となるダイワ20レブロスには総合的な性能では及ばずといったところです。


500


1000


C2000S

C2000ベーシックモデル #1000サイズのボディ&ローターに#2000大径スプールを装着した、ライトソルト、エリアトラウトの定番モデル。ナイロン4lb-100mのラインキャパで幅広い釣りに対応。ライトソルト、エリアトラウトを始めるならまずこのモデルから。[参考対象魚・釣種]アジング、メバリング、メッキ釣りなどライトソルト全般、エリアトラウトなど


C2000SHG

C2000SHGは渓流トラウトに最適なC2000Sのハイギアモデル。流れの中でルアーをアクションさせるならこのモデルが最適。45mmハンドル仕様で、ハイギアによる巻き重りも軽減。ナイロン4lb-100mのラインキャパで、ライトソルトまでの幅広い釣りに対応します。

[参考対象魚・釣種]

渓流トラウト、アジング、メバリング、メッキ釣りなどライトソルト全般


C3000HG

C3000HGは淡水からソルトまで使えるバーサタイルハイギアモデル。C3000系スタンダードモデルのハイギア仕様で、どんなシチュエーションでもこなせる万能モデル。シーバスのデイゲーム、ヒラメ(フラットフィッシュ)エサ釣り全般におすすめ


[参考対象魚・釣種]

バーサタイル、シーバス、フラットフィッシュ、ブラックバス、サビキ釣り、ちょい投げ釣り、ウキ釣りなど


C3000DH

DH(ダブルハンドル)はエギングスタンダードモデル。エギングをするなら3000DH一択。

[参考対象魚・釣種]

エギング


3000HG

3000HGはシーバス釣りのスタンダードモデル。#4000系ボディに#2500系のコンパクトなスプール&ローターを搭載した軽くてパワーのある3000番モデル。#4000のパワフルな巻き上げを求めながら、徹底的なタックルの軽量化、ローターのコンパクト化で巻き感度を求めるアングラーにフィット。基本的にスプールは2500、C3000と互換性があるため汎用性も高くなっています。

[参考対象魚・釣種]

シーバス、サクラマスなど


4000XG

4000XGはライトショアジギングやサーフフィッシングのスタンダードモデル。サーフをやるならまずこのモデル。ハンドル1回転1m近い巻き上げスピードからくる圧倒的なラインスラック回収能力で、大きな波にルアーを大きく手前に押された時や、横風でラインを大きく流された場合もタイムロスなくルアーを瞬時にアクション可能。ヒラスズキにも最適です。


[参考対象魚・釣種]

サーフ、ヒラスズキ、ライトショアジギング、ライトショアキャスティングなど


C5000XG

C5000XGは#4000ボディに5000番スプールを搭載し太いラインも十分な長さ巻ける。ライトショアジギング、ライトショアキャスティングにおすすめのリールサイズです。40〜50cm前後の青物やヒラスズキ釣りに適しています。SW5000より操作性、タックルの軽量化を重視するならC5000はおすすめのモデルです。


[参考対象魚・釣種]

ライトショアジギング、ライトショアキャスティングなど