カルカッタ800F インプレ 青物釣り ジギング 船釣り | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
海釣り全般にルアー、ジギング、ショアジギングからバス釣りまで様々な海釣りに挑戦中。
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  カルカッタ800Fの性能・特徴

カルカッタ800Fはジギングや船釣り・エサ釣りの手巻きリールとしても使える汎用性の高いベイトリールです。PEライン3号200m、4号180mと十分なラインスペックで、イナダ(ハマチ)やワラサ(メジロ)、サゴシ・サワラを狙う近海の青物ジギングなら大抵対応できるでしょう。ジギング用だとレベルワインダー搭載のベイトリールでは1番大きいモデルになります。

船釣り(エサ釣り)の手巻きリールならもっと大きいラインナップもありますけどね。


【シマノ解説】

コンパクトなボディでパワー・剛せい感・なめらかさを実現! ストレスフリーラインシステム:ナロースプールとテーパーレベルワインドを採用することで、ラインの放出性・ドラグのスムーズさを向上!


 セーフティレベルワインド


レベルワインドに異物やゴミを噛み込んだ時でも、無理な巻上げによるギアの破損を防ぐことができます。また指などの巻込みを防止できる安全設計。


 エキサイティングドラグサウンド

ラインを引き出すとスピニング リールと同じくドラグ音が鳴る機能ですが、カルカッタ800Fのエキサイティングドラグサウンドは古いタイプのため、あまり音が大きくなく、イマイチ音を聞き取りにくいのが残念です。


 X−SHIP(エックスシップ)

カルカッタ800Fでは大型のドライブギアを2つのベアリングで支持し滑らかな巻き上げを実現しました。70cm以上の大物でもパワフルに巻き上げられますよ。


 スーパーフリースプール



レベルワインドとスプールを非連動式にしたスーパーフリースプールを搭載。仕掛けの素早い落下が可能となり、いち早くターゲットを狙い撃てます。また、ナロースプールの採用、およびレベルワインド位置の再検討により、ラインガイドとラインの放出角度をなだらかし、ラインへの負荷を軽減しました。さらにカーボンクロスワッシャ搭載により、引っかかりのないシルキーなドラグ性能を実現。細糸を使用することが多いライトタックルのための専用機構です。


 製品仕様・スペック

[ 仕様/規格 ]

 ●ギヤ比:5.1

●最大ドラグ力:58.8〜6.0kg

●自重:350g

●PE糸巻量:3号200m、4号180m、5号140m

●ナイロン糸巻量:3号〜280m、4号〜210m、5号〜165m

●最大巻上長:68cm

●スプール寸法:径43mm/幅22mm

●ベアリング数(SA−RB/ローラー):5/1

●ハンドル長:70mm


  カルカッタ800F インプレ

 ワラサ釣りで使用


カルカッタ800Fを東京湾のワラサ釣りで使用しました。まずフォールスピードはスプールが小さい分軽いため非常に早く、電動リールに勝るのは大きなメリットです。しかし、メカニカルブレーキノブの位置が悪く、ドラグノブに隠れているので微調整が面倒です。メカニカルブレーキノブは小さい割に固く回し難いのもデメリットですね。調節自体は問題なく機能しますが、この辺は改善の余地ありでしょう。


巻き上げパワー・ドラグ力はやや物足りない


70mmロングハンドルと大口径ドライブギアの巻き上げ力は強いのですが、最大ドラグ力6.0kgだとガチガチのフルドラグでも70cm以上あるワラサだと走られてしまいます。巻き上げたいのにスプールが空回りしてしまうので、なかなか巻き上げられず、オマツリしてしまう事が2回ありました。

さすがに70cm以上の青物にはドラグ力が不足していると言わざる得ません。8〜10kgのドラグ力は欲しいですね。

エキサイティングドラグサウンドも船の上だと聞こえ難いのも残念なポイントです。


総合的に判断すると70cm以下のワラサまで釣るなら使えるリールです。イナダ(ハマチ)釣りならちょうど良いリールサイズでしょう。




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