テトラ バリューAXパワーフィルターVAX-60の特徴
テトラのバリューAXパワーフィルターVAX-60は60cm水槽用の外部式フィルターで、60cm水槽に対応したサイズの外部式フィルターとしては最安値と言える安くて性能もよい外部式フィルターです。セッティングも簡単ですし、ろ材をエーハイムサブストラットプロレギュラーに変えれば非常に高い濾過能力を発揮します。今回はテトラ バリューAXパワーフィルターVAX-60のメリットとデメリット、使ってみたインプレを紹介します。
メリット
設置場所を選ばない
本体も細長くコンパクトですし、水中ポンプを使用しているので、フィルター本体を水槽の横や、水槽より高い位置に置けるのは大きなメリットです。
価格が安い
AXパワーフィルターVAX-60の価格は実売5000円弱で、60cm水槽用の外部式フィルターとしては非常に価格が安いのも嬉しいメリットですね。
VAX-60はGEXの6090より安いですが、濾過層に入る濾材の容量が6090より少なく、本体とホースの着脱が簡単にできないなど、安いなりのデメリットも存在します。
過密飼育や水を汚す魚を飼育するなら、間違いなく6090の方をおすすめしますね。
デメリット
移動が面倒
AXパワーフィルターのデメリットとしては、簡単に取り外しできるネジ式のジョイントパーツがないため、移動が面倒です。掃除で移動させる場合はホース類を水槽内からまとめて取り出して、ホースから水漏れしても床が濡れないように、バケツやタライに入れて移動します。
付属のホースが短い水槽の横にしか置けない
付属のホースは短くフィルター本体を台の下に設置できる長さはありません。水槽の下に置きたいなら内径12mmのホースを別に購入しておきましょう。
モーター音がうるさい
付属の吸盤でモーターを取り付けるとガラス面との距離が近くなり、「ヴーン」とそれなりに気になるモーター音が聞こえます。改善方法は吸収で固定せずに、水槽の縁に配管を引っ掛けてモーターとガラス面との距離を離すだけで、ほとんど音が聞こえないくらいに静かになります。
標準装備のろ材がやや能力不足
スポンジの割合が多いので筆者はスポンジを1枚に減らして、給水側はスポンジ1枚にリングろ材、排水側はエーハイムサブストラット プロレギュラーにウールマット1枚にしました。付属の活性炭をどうするかは好みですが、筆者は立ち上げ時のみ使いサブストラットプロを入れるスペースにしました。
とは言えわ濾過能力にこだわる人や、過密飼育でなければ付属のろ材で充分機能は果たします。
インプレ
60cm水槽に設置
グッピー用の水槽なので念のため稚魚の吸い込み防止にテトラp-1、P-2用替えスポンジをストレーナーに装着して使用しています。取り付け方さえ注意すれば非常に静かで、使い始めの濾材からでた水の濁りも活性炭てすぐに取れましたし、バクテリアのを添加して1週間で魚が導入できました。
濾過能力は申し分なく濁りもなく水はピカピカで綺麗ですね?