ルアーフィッシングでは小さいルアーの方が釣れると言うのは、釣り人の間では当たり前になっています。せっかく釣るなら沢山釣りたい釣り人も多いでしょう。小さいルアーを使うと小さい魚ばかりが釣れるなどのデメリットもあるので、メリットとデメリットも理解して使用すると良いでしょう。
今回は小さいルアーが釣れる理由と、メリット・デメリットを解説します。
小さいルアーが釣れる理由
魚は小さい餌を好んで食べる
魚も小さい餌ほどスピードも遅く食べやすいと認識しているためで、大きなマグロもオキアミやイワシを捕食しています。
大きな餌の魚は遊泳力も強いですから、食べようとすると追いかける必要があるので、食べるのが大変と魚も考えてしまいます。
ショアジギングでジギングサビキを付けると簡単に小型青物の数釣りができるのは、小さい餌・ベイトに魚が食い付きやすい事を示しています。
エマグロ釣りの「エビング」も小さい餌で大きな魚でも釣りやすいと言う一例ですね。
小さい魚自体が釣りやすい
そもそも小さいルアーで釣れる、小型の魚はルアーに対してスレていないので、ルアーを見切り難く釣りやすい魚が多い傾向にあります。魚も成長するに従ってルアーが本物の餌か見切る能力が高くなりますし、大きな魚になるほど、釣られない・生き残れるほど頭が良い個体だとも言えるので、大きな魚ほど釣るのが難しくなっていきます。
釣れる魚の数が多い
小さいルアーで釣れる、サイズが小さい魚ほど生息している絶対数が多いので釣りやすいです。魚は成長する間に食べられるなどして数が減りますし、深場や遠洋に移動するなどして、釣れる範囲に生息している数が減ってしまいます。
小さいルアーを使うデメリット
小さいルアーを使って釣るデメリットとして、小さい魚しか釣れない・釣れるサイズを選べない・ルアーのアピール力が弱くなると言う点が挙げられます。
大きなバスや青物を釣りたいのに、小さい個体ばかり先に食いついてしまって、本命が釣り難くなるのは大きなデメリットですね。うっかり小さい魚を掛けてしまうと、本命の魚に警戒される可能性もあります。
大きな魚を狙うなら、数釣りは無視して、ある程度大きなルアーを使う必要があるでしょう。
アピール力も弱くなってしまうので、魚に気付いてもらえなくなる可能もあります。ある程度、大きなルアーで強くアピールしたほうが反射的に食い付くパターンもありますからね。
まとめ
小さいルアーは確かに釣れる・釣りやすいのは間違いありませんが、釣れる魚のサイズは小さくなってしまう傾向にありますし、アピール力も弱くなるので使い所は選びたいですね。
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