近年、ヤフーニュースでは、誹謗中傷とも受け取れるコメントや、攻撃的なコメントが増えています。ヤフーニュースもAIを活用して、過激なコメントを1日2万件も排除していますが、未だに建設的ではなく、悪い方向に扇動するような偏向的なコメントで溢れています。
なんとヤフーニュースでは1日に2万件もの不適切なコメントを削除していますが、普通に野放しになっている過激なコメントが多数見られます。
今回はヤフーコメント機能で攻撃的なコメントが増える理由、対策方法について記事にまとめてみました。
ヤフコメ民とは
ヤフーニュースにコメントを書く人は通称「ヤフコメ民」と呼ばれますが、スポーツの記事などは大抵の人はマナーが良いのですが、政治や芸能ネタになると、過度に攻撃的なコメントで溢れています。
攻撃的なコメントを調べると、似たり寄ったりの愚痴や不平不満ばかりで、一種の憂さ晴らしの場と化しています。
まるでテンプレートでもあるかのような良く似た文体のコメントも多数あり、一部の人が複数のアカウントを使い投稿してるとも思える投稿が見られます。
これらの偏向的なコメントが可能なシステムがニュースサイトに必要なのか疑問です。正しい意見であっても、他人を不快にさせる口調のコメントは迷惑コメントと認定するべきでしょう。
1番の原因は煽るような記事を乗せるニュースサイトなのですが...
ニュースサイトのコメント欄を見ているのは約半数
ニュースのコメント欄を見る人の割合場は「見るが49.7%」・「見ないが・50.3%」と、見ると見ないが約半数となっています。
半分しか利用者がいないと見るか、半分も利用者がいると見るのかで印象は変わってきますが、半分しか見てないならコメント欄は不要な機能なのもしれません。
コメント欄が不要と思う人が6割
ヤフーニュースによると、ニュースサイトのコメント欄が不要と思っている人の割合は「6割」となり、コメント不要と言う意見が半数を上回っています。
ヤフーでは1日に2万件もコメントが削除されている
不適切なコメントに対し、ヤフーでは対策を講じています。
AIによって投稿されたコメントをスコア化し、卑劣な言葉や暴力的な言葉を削除。さらに、AIによる判断が不可能な部分もパトロール部隊により確認します。その作業により、1日約32万件の投稿のうち、約2万件が削除されているといいます。
出展上記リンクのヤフーニュースより
ヤフコメに攻撃的なコメントが増える原因
いいね機能が過激なコメント煽っている
ヤフコメには「👍(いいね・グッド)」ボタンがあり、沢山「いいね」を貰うためだけのために、過激なコメントをするヤフコメ民が一定数居るのが現状です。
しかも、いいねが付いたコメントほど上位表示される傾向があるのも、偏向的なコメントに拍車をかけています。
ヤフーニュースのコメントは「もっと見る」を押さない限り、上位3つくらいのコメントしか表示されないため、偏った内容のコメントが民意のように受け取られやすい仕組みになっています。
また、沢山いいねを貰った人は、余計に自分正しい意見を言っていると思い込んでしまい、コメントの内容がエスカレートしてしまうようです。
自動的に表示されるコメントはヤフーが契約している「✔︎」が付いたアカウントだけにすれば良いのにと思いますね。
見たい人だけが確認できれば良いだけでも、不快な思いをする人は減るはずです。
攻撃的なコメントを減らす方法はあるのか!
コメントでのアクセス稼ぎをやめる
ヤフーニュースがヤフコメを無くさないのは、やはりアクセス数が減るのを気にしているからだと思いますが、筆者は経験上、ニュースにコメント機能は不要と考えています。
個人ブログやSNSなら良いんですけど、日本でも大手のニュースサイトが、攻撃的なコメントを放置してアクセス数を稼ぐのは理解に苦しみます。
当サイトはコメントはたまにしかありませんが、釣りジャンルではアクセス数が上位5位に入りますし、必要なのはコメントではなく読んでもらえる記事の質だと思ので、コメントで釣るようなニュースサイトは二流だと考えます。
サイトの運営者が管理できていないコメント機能、他の利用者のデメリットになる事もありますから、最初からないほうが良いのでしょう。
コメントを見なければ済むという人もいますが、下にスクロールしすぎると、上位コメント3つは勝手に表示されてしまいます。
誹謗中傷や攻撃的なコメント無くなるようにニュース記事では「コメント機能」「いいね」機能は廃止した方が良いのかもしれません。
永久追放・BANする
明らかな誹謗中傷なら一発でアカウント削除や永久BANにしてしまえば良いことです。ニュース記事は見れるので、記事を見るのが目的なら何も困りません。
あとは、コメントを削除された回数や、通報機能で一定の違反点数が累積したら、コメント出来ない期間を伸ばしていくなどのペナルティが必要でしょう。
ネット回線・サイト登録時のマイナンバー紐付けを強制
ネットの契約時にマイナンバーとの紐付けを義務化すれば、誹謗中傷の抑止力としても働きますし、特定の人物からの投稿をブロックしたり、より注意して監視する事も可能でしょう。
いわゆる、ネットの免許制度です。
法律でアクセス制限を義務化
一定数の報告がら溜まると、同一ユーザーと紐付けされた回線では、一定期間ネットにアクセス出来ないようにする、サイト側がそのユーザーの端末からのアクセスを不可能にするなど対処できるでしょう。
卑怯な人間はサブアカウントで書けば良いと考えるので、マイナンバーを使えば一括でアクセスを制限できるはずです。
誹謗中傷事件は増えていますが、相手ゆ精神障害があったり、支払い能力が無いと被害者が泣き寝入りになってしまう事も少なくありません。
そんな場合でも、マイナンバーで管理できれば、責任能力が無い・迷惑コメントを繰り返すユーザーなら、特定のサイトにアクセス出来なくしたり、コメント機能のみ使えなくするなど、そもそも誹謗中傷行為が出来なくなる仕組みが必要です。
ネットの利用者にも車の免許証と同じような仕組みが必要と感じます。
今後、よりネットの利用者が増えるなら、誹謗中傷や攻撃的なコメントには厳しく対処する必要があるでしょう。