2021年10月にシマノからジギング用の電動リールとして「21ビーストマスター3000EJ」が発売されます。ギア強度が2倍となり、巻き上げスピードも15%早くなっており、ボタンを押す操作だけでも巻き上げられるので、より電動ジギング(エレクトリックジギング)で使いやすくなっています。手巻きジギングに近い感覚で使える電動リールになっていますね。
他にも巻き上げモードを3パターンから選べたり、1回の巻き上げ距離が表示される機能で細かいアクションが可能になりました。
9月発売予定でしたがコロナの影響で10月に発売日が遅れています。
21ビーストマスター3000EJの特徴・性能
ギアの耐久性が2倍
マニュアルジャークモード
オートジャークモード
魚群探知モード搭載
ギガマックスモーター
ブラシレスモーターとは
通常モーターには電気をコイルが付いたシャフトに供給ブラシが付いており、このブラシは摩擦により削れてしまうため、使用していると性能が低下しやすいデメリットがあります。この点、ブラシレスモーターは摩耗するブラシが無いので長期間性能を維持することができます。
電動ジギングのメリット・デメリット
疲れにくい
魚の巻き上げとアクションを電動リールのボタン操作で可能なので、深場の釣りや激しいアクションを多用しても疲労が少ないメリットがあります。
女性や非力な人でも手軽にブリやカンパチ、カツオなどの青物が釣れますし、手で巻くよりも強くキレのあるアクションができるのもメリット。
電動リールの巻き上げモードをセットすれば正確なアクションが可能なので、上手い下手の差が出にくいとも言えます。
タックルが重くなる
電動リールのデメリットはベイトリールより重くなるのでタックルの総重量が重くなってしまいます。持つ方の腕の負担は増えますが、電動で巻き上げできるので総合的な負担は減ります。
疲れたらロッドキーパーを持参してセットした状態でも使用できますね。
荷物が増える
まず電動リールが大きく重いのもありますし、ケーブルやバッテリーも必要になります。ジギング船やボートは船電源を装備しといな場合がありますし、バッテリーを使用しないとメーカーが公表しているほどの巻き上げ力を発揮出来ません。
基本的にバッテリーの使用が推薦されるため、荷物の重量は手巻きタックルの10倍以上になることもあります。
こちらの記事もおすすめ