チヌ(クロダイ)は生息範囲も広く、釣れる釣り場の状況も川の河口や磯、堤防・波止と様々であり、釣り場にあったルアー選びも釣果を左右する重要なポイントになりますね。
今回はチニングで使用するルアーの種類と使うべきポイント、使い方、実績抜群の釣れるルアーを合わせて紹介します。
チニングで使用するルアーの種類と使い方
チニングで使用するルアーの大きさは30mm〜70mmで、50mmくらいが無難に使える汎用性の高いサイズかと思います。釣り場によってはルアーの選択を誤ると根掛かりが多発して釣りにならない事もあるので、ルアーのメリットやデメリット、適した使用環境を把握して下さいね。
ラバージグはシンカーにラバーと呼ばれる毛のようなスカートとフックが付いたルアーで、海底をズルズルと引いて使用します。ラバージグはワームと並び初心者が使用しやすいルアーなので必ず用意しておきましょう。
近年チニング専用に開発されたラバージグも増えており、バス釣り用のラバージグとはかなり見た目が異なる物も見られる。
ラバージグはクロダイの好物であるエビやカニに似せたルアーなので、動かし方も甲殻類を意識してアクションさせたいですね。
ワーム
ワームは柔らかいプラスチック素材で作られたルアーで、ジグヘッドやフック・シンカーなどと組み合わせた「リグ」として使用します。
チニングではワームをテキサスリグやジグヘッドリグとして使用する他、ラバージグのトレーラーとして使う場合もあります。
チニングで使用するワームの種類
チニング用のワームはエビやカニと言った甲殻類に似せた「ホッグ」を使用する事が多い。ホッグ以外では巻きの釣りで泳がせて使うシャッドテールやピンテールなどシーバス用やライトルアー用のワームが使われる。
リグの種類
テキサスリグ
テキサスリグを作るにはバレットシンカー、オフセットフックの2つが最低限必要。この他、必要に応じてアピール力を高めるビーズやシンカーが動きを止めるゴムを使用する人もいます。
ビーズの色はナチュラル系なら黒や緑、アピール重視なら赤やオレンジ、黄色が定番ですね。
ジグヘッドリグ
ジグヘッドリグはオモリとフックが一体になったジグヘッドにワームを取り付けたリグのこと。
チニングで使えるジグヘッドはダルマのように起き上がりフックが必ず上を向くように設計されています。
通常の巻きの釣りで使うジグヘッドは着底させると横向きに倒れてフックが根掛かりしてしまうので、チニング用にジグヘッドを購入する際は必ずチヌ・クロダイ用や根魚用と記載されているジグヘッドを選びましょう。
ジグヘッドの重さは5〜10gくらいが重すぎず軽すぎずで使いやすいですよ。取り付けるワームの重さも考慮しロッドの対応ルアーウエイトを上回らないように注意して下さい。
プラグ
プラグとは魚を模して作られたルアーで「ミノー、クランク、ホッパー、バイブレーシ」がプラグと呼ばれます。プラグには水に潜るベーシックなタイプと、水面で使うトップウォータープラグのように種類があり、使い方にも大きな違いあるので各種プラグの特徴を理解して状況に応じて使い分けて下さい。
ミノープラグ
ミノープラグとは下顎のあたりに水を受けるリップと呼ばれる出っ張りが付いたルアーで、ただ巻くだけでも水を受けて本物の魚そっくりのアクションをしてくれる。
ミノープラグは表層〜中層狙いのルアーとして活躍するルアーなので用意しておこう。クロダイ以外にもシーバスやメッキ、青物など色々な魚が釣れるのもミノーの嬉しいポイントです。
ミノープラグには水より比重が軽く浮くフローティングミノーと、水より比重が重いシンキングミノーがあります。
フローティングミノー
フローティングミノーは水面から水面直下60cmくらいまで対応した製品があり、水深が浅い場所やチヌが水面を意識している場合に活躍します。海藻が生えている場所や水深が1m未満の釣り場でも根掛かりし難いので浅場の攻略に役立ちます。
シンキングミノー
シンキングミノーは水より比重が重く潜行レンジも60cm〜2mと深い。より深場い中層から底層(ボトム)付近を探る場合に使用する。シンキングミノーは基本的に大抵の釣り場で使用できるルアーなので、フローティングミノーより出番が多く必ず用意しておきたいルアーである。
クランクベイト
クランクベイトは主にボトムを狙う際に使用するルアーで、丸っこくボリュームのある形状が特徴的。クランクは頭を下げて尾の方を上げた前傾姿勢で泳ぐため、ボトムにコンタクトしても岩をうまく交わし根掛かりし難い。ボトム狙いで使える有用なプラグ系ルアーであり、ポイントを素早くサーチしたい場合に活用できる。
ホッパー
ホッパーとは頭に水を受ける大きなカップ(凹み)が付いたプラグ系ルアーです。ホッパーは全て水に浮くフローティングタイプで、用途は水面竿を煽る事でゴポゴポと音と水しぶきや泡を立てて強くアピールできる。
クロダイが潜んでいそうなスポットを狙う場合やクロダイの姿が見える場合や、浅場全般での使用に適している。クロダイが水面の餌に関心を示さない場合や、水深が2mより深い釣り場は苦手。
バイブレーションプラグ
バイブレーションプラグはただ巻くだけでブルブルと小刻みに泳ぎ、水中に振動(波動)を起こす事で魚にアピールします。暗いローライトコンデションや濁りが入っている釣り場でも波動でアピール出来るのがメリットです。バイブレーションは大きさの割に自重めや重いのでよく飛びますし、水深が深い場所でも素早く着底します。
バイブレーションは使い方も簡単で「ただ巻き」か「リフト&フォール」だけで充分釣れるので初心者でも使いやすい。
バイブレーションプラグにはソリッドバイブと呼ばれる金属板と鉛を組み合わせた物と、ミノープラグのように樹脂で作られた物があります。
樹脂製のバイブレーションはソリッドバイブより振動が控えめの傾向があ、アピールしたいけどややナチュラルなアクションを求める場合に有効。
ソリッドバイブは総じてアクションが強くアピール重視の場合におすすめですし、耐久性も高く橋脚などストラクチャーにぶつかっても壊れにくいのもメリットです。
《チニングにおすすめのルアー》
バグアンツ チヌ職人
さらにチヌ専用フォーミュラーを配合。視覚や波動だけでなく、嗅覚や味覚をも刺激します。実績に裏付けられたエキスパート絶賛のアイテムです。
【評判・評価】
チニングするには安定のワーム。
アメザリは初めて使ったがバイトは普通にあって無難カラーな気がする。その日は割と水が澄んでたのでコレよりクリア気味のテナガシュリンプが大活躍した為、綺麗な水だと見切られていたのかも知れない。 Amazonレビューより
ちびチヌムシ
ちびチヌムシは1.5インチのコンパクトボディを採用した食わせのアイテムです。小粒ながらも扁平なファットボディは充分に魚に気付いてもらうだけの存在感を併せ持ち、またボディサイズに対して大きめに設計されたシャッドテールで強力にチヌを寄せ付けバイトを誘発します。
ボディ両サイドに付いた小さな複数の足は、一本一本が複雑な水流を生み出すだけでなく、ワームの横倒れを防いで根掛かりを軽減させます。
釣れる要素が絶妙なバランスで結集し誕生した「ちびチヌムシ」。あらゆるリグに対応し安定した働きをしてくれることでしょう。
【評判・評価】
チヌ職人をメインで使ってますが汽水域はともかく防波堤や波止場のチヌはエビ系をあまり喰ってくれないため買いました釣り場にフナ虫っぽい何かがチョロチョロしてるのが条件だとは思いますが海ではコッチのほうが反応が良い
ジャングルジムとの組み合わせで現状、最強のワームです。カニやエビタイプよりも釣果が上がています。ただ巻きでも釣果が出るのがありがたいです。
Amazonレビューより
パワークラブ
「パワーイソメ」に用いられている素材を使用し、カニを模したフォルムに仕上げました。カニをエサにして釣ることが多いクロダイ・チヌ、カサゴ、キジハタ、アイナメなどに特に効果的。
穴釣り、ブッ込み、落とし込み(ヘチ釣り)など様々な釣りに対応し、ブラクリやジグヘッドにつけてもOK。
MとLの2つのサイズに青ガニ、赤ガニ、茶ガニと3つのカラーをラインナップしています。
【評判・評価】
チヌ(クロダイ・キビレ)は、海に面した河口や穏やかな湾奥に生息しています。ちびチヌヘッドは、そんな身近に潜むターゲット“チヌ”を手軽に狙えるジグヘッド式の仕掛けです。お求めやすい価格で、さらにお得な2個入り仕様です。
【評判・評価】
気になる甲羅の「大きさ」です。(追記ございます!!)
2017年4月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入
一般的に釣具屋さんで販売されている「磯ガニ」や「岩ガニ」の少し大きいくらいの甲羅です。
★Lサイズで甲羅が中指の爪くらいで、Мサイズの甲羅は小指の爪くらいの大きさですので使いやいすでしょう。◎足も一本ずつ分かれていますので、前打ちや落とし込み、ジグヘッドや脈釣りなど、どんな釣りにでも使えるとおもいます。
★追記です:ルアー釣りでのチヌのサイトフィッシングや、紀州釣りの「はわせ釣法」、深場でのカゴ釣り、等、いろんな釣りで好釣果を出す事ができました!!微妙な柔らかさですので、食い込みが良く、「合わせ」が決まるとしっかりと口元に針掛かりします!
Amazonレビューより
ちびチヌヘッド
ジャッカルのちびチヌヘッドはチニングのボトム狙いでグラブ系のワームと組み合わせて使用するジグヘッド。根掛かりし難い構造なので多少の岩場でもボトムのズル引きが可能。チヌから根魚まで使える便利なルアーだ。
マルキュー・パワークラブ蟹などのワームと組み合わせるのがおすすめ。
【使い方】
1.針にワームをセットします。
2.投げて海底まで沈めます。
3.ズルズルと底を引きずって誘います。
※平らな形状が根掛かりを防いでくれます。
針の根元が動くので、針掛かりが良く、自然なワームの動きを演出します。同じ仕掛けでカサゴやソイなどの根魚を狙うこともできます。ちょっと近くで釣りをしたい。魚を釣りたい!そんな時に役立つアイテムです。
Amazonでダイワ(Daiwa) シルバーウルフ チヌ魂を調べる
●ちぬころバイブは、チニング専用バイブレーションです。チヌやキビレは、ボトムレンジの岩やブレイクに付いており、カニや貝、時には小魚を捕食します。
【評判・評価】
シルバーウルフ チヌ魂
根がかりしにくい樹脂製で低重心ウエイト設計のため、ボトムで倒れにくく、倒れても自力で起き上がる起き上がりこぼしのような動きをし、根掛かりしにくい。
基本はタダ引き。フォール姿勢のバランスもよく、起伏の激しいボトムではリフト&フォールも最適。
感度が高いボトムセンサー
ボディ前方に突き出たメタルプレートは、イレギュラーアクションを発生させる。 またラインアイと一体型なので着底時にアングラーがボトムを感知しやすく、ズル引き時にはリップが海底に接地することでボディを保護する役割も果たす。
チヌにアピールするデザイン
ボディ後部が絞られたクランク形状で、水流でラバーが大きくなびいて魚にアピール。またフックが上向きの位置に維持されるので根掛かりしにくく、フッキングまで持ち込める。
【評判・評価】
ロストしにくくズル引き可能。
2019年9月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入
釣れましたよ!チニング初心者の私ですが、これは良いものです!これまでジグヘッドのワームを使ってズル引きしてましたが、飛距離が出ず、坊主率が高かったですが、このチヌ魂、9gのため飛ぶ上に、根掛かりしない!購入1ヶ月で50キャスト以上してますが、ロストしそうになったことが無いです。3個購入しましたが、一つのルアーで4匹のチヌをゲットしました。
Amazonレビューより
ちぬころバイブ
●ちぬころバイブは、チニング専用バイブレーションです。チヌやキビレは、ボトムレンジの岩やブレイクに付いており、カニや貝、時には小魚を捕食します。
●ちぬころバイブは、シャローで餌を探しているチヌに高アピールし、エビをイミテートした、ボディ形状とラバーで捕食本能にスイッチを入れます。
●見せる釣りは、『ちぬころり』。リアクションは『ちぬころバイブ』と使い分けていただけると、チニングの可能性を大いに広げることができます。
【評判・評価】
使ってて面白いルアー。
2018年12月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入サイズ: 39mm/12g色: マグマアカキン MGR
正直、まだ何も釣れていませんwwwですが、夢のある動きをするルアーです。リフトアンドフリーフォール時の動きはエビそのもの。リフトの時に緩急を付けると更にエビです。ただ巻きだとバイブレーション。めっちゃ釣れそうな動きします。 根掛かり率はかなり低めだし、根掛かっても生還率が高いです。
Amazonレビューより
ポッピング ダック
クロダイを効率よく水面に誘い出し、見切られずにバイトさせ、フッキングからキャッチに至るまで、確率を最大限に高めるべく、「浮力」「ウエイトバランス」「アクション」「サウンド」にとことんこだわった、クロダイ専用ポッパー。
アクション中の移動距離を最小限に抑えつつ、クロダイが好む「派手すぎない小気味良いポップ音」をレスポンス良く発することが可能。フィールドとして想定される海水~汽水域にて、ポテンシャルを最大限に発揮します。
フックアイには、フロント・リア共にスイベルを装備。フックの自由度を高めることで、口が硬く、横走りの多いクロダイのバラしを軽減。クロダイトップゲームを劇的にかえるルアーです。
【評判・評価】
ポップ音が出しやすい
2017年7月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入色: ホットシュリンプRB
これはチヌに効くと思いますね。ポップ音も出しやすいしドッグウォークせず真っ直ぐに引くことができる。ストップさせた姿勢は、やや縦に立つ感じ。泡もきれいに出るので、なかなか良くできたルアーだと思います。私は薄暗くなるまでトップで狙って、暗くなればボトム付近をワームでスローリトリーブです。
ただトップは連れた時の迫力と嬉しさは最高ですが、なかなかトップに適した場所がありません。いずれにしても、バスもシーバスもチヌもトップの釣りが最高にエキサイトするのは間違いないところ。次回もトップで楽しめる場所を探して楽しみたいと思います。
Amazonレビューより
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