テンヤマダイで使うテンヤ仕掛けの選び方|種類、号数、餌の付け方 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
海釣り全般にルアー、ジギング、ショアジギングからバス釣りまで様々な海釣りに挑戦中。
その他、釣り情報と生き物ペット関係の記事を書いています。

一つテンヤ真鯛(テンヤマダイ)釣りで使用するのが「テンヤ」と呼ばれる仕掛けで、オモリに針が付いたシンプルな構造をしています。

テンヤ仕掛けには1本針のタイプと、親針と孫バリ2本の針が付いたタイプがあり、孫針付きの方が餌持ちが良く、運が良ければ孫バリにもフッキングしてくれます。

テンヤ仕掛けの価格は200〜1000円程度までピンキリですが、高ければ釣れると言う訳ではないし、根がかりでロストする事もあるので、まずは質より数を揃えるのがベストですね。


重さ
テンヤマダイで使うテンヤの重さは3〜15号程度となり、狙う水深や潮の速さ、乗る地域の釣り船によって異なるので、必ず乗船する釣り船のホームページで確認して下さい。
3号・5号・8号・10号・15号と必ず予備も含めて数種類用意するようにしましょう。船宿指定より重いテンヤも用意しておくと潮流が早い場合に役立つはずですよ。

仕掛け着底させるテンヤ釣りでは、根掛かりやラインブレイクで仕掛けをロストする事もあるので、テンヤは各号数の予備を2〜3個は用意しておきましょう。


素材
テンヤには一般的な鉛製と比重の大きいのでタングステン製がある。鉛安価でベーシックなテンヤなので基本的には鉛をメインに揃えれば良い。
タングステンのテンヤは鉛より同サイズでも3割ほどシルエットが小さくなるので、潮が早い時やよりテンヤサイズを変えずにウエイトを重くして、より素早く仕掛けを落としたい時用に活用できる。


色・カラー
テンヤ仕掛けには無塗装鉛剥き出しの無塗装は当たり障りのないベーシックなカラー。
食い渋りや澄み潮でテンヤ自体をあまり目立たせなくない場合におすすめ。 

オレンジ/ピンク
オレンジ、ピンクの組み合わせはマダイのベイトであるエビやオキアミに近い色なので、釣り始めて最初に選ぶテンヤカラーとしておすすめです。オールマイティに使えるテンヤの定番カラーなので予備も含めて微妙な色違いを数種類は用意しておきましょう。

オレンジとピンクはマダイにとってアピール系のカラーであり、ナチュラル系のカラーであるとも言えます。活性の高いマダイに特に有効ですし、朝マヅメや曇りで暗い場合も使える万能カラーですよ。

デメリットとしてはアピール力が強い代わりに、逆に済み潮で低活性だったりスレ気味のマダイは食い付きにくくなる可能性もあります。

レッド(赤)
レッド(赤)のテンヤはエビやオキアミと言った甲殻類に似たナチュラルカラーに分類されます。レッドもマダイのベイトにマッチした定番カラーの1つです。アピール系としてはオレンジとピンクより1ランク下がりますので、あまり強くアピールしたくない場合にもおすすめ。

マダイのベイトがエビや甲殻類の時に有効なカラーと言う点ではピンク・オレンジと同様なのですが、レッドは光が弱くなる深場や曇り、マヅメ時でもマダイが視認しやすいカラーで、ナチュラル系ながらしっかりマダイにアピールすることが出来ますね。


ゴールド(金)/シルバー(銀)
ゴール(金)とシルバー(銀)は光を反射するフラッシング効果が高くアピール力が高いカラーとなります。マダイのベイトが小魚の場合に有効で、魚をイメージしてやや早巻きで使うのも良いですね。
普通に通年使えるカラーなんですが、イワシやキビナゴの回遊が始まる初夏から秋にかけてより活躍しますよ。

ゴールドは朝マヅメのような黄色やオレンジっぽい光の時にはナチュラルにアピールでき、シルバーは日中の釣りや透き通った澄み潮での釣りに活躍します。ゴールドとシルバーのデメリットは、光の少ないローライトコンデションや濁りが入っている場合はアピール力が弱くなってしまいます。

グリーン/ブラック
グリーン(緑)とブラック(黒)もエビやカニなど甲殻類や多毛類を模したナチュラル系のカラーとなりますが、やや暗い水中でもシルエットがハッキリするので、深場やボトム付近で使う場合に有効です。暗くてもシルエットをしっかり見せてアピールできますよ。

グリーンとブラックはナチュラルカラーで反射率が少ないので、潮が濁っている場合はややアピール力が下がります。それでもブラックは逆光や下から見た場合にシルエットがハッキリ見える効果がありますね。


グロー/チャート
グロー(蛍光)とチャートは光が少ないマヅメ時や水深が70m以上の深場、強く濁りが入っている状況で有効なハイアピールカラーです。より強いアピール力が必要になる状況で役立つので、どちらも1つは用意しておきましょう。 
グローやチャートカラーは膨張色であり色としては目立ちますが、シルエットはピンクやオレンジより不鮮明となります。
アピールしたいけどテンヤはハッキリ見せたくない場合におすすめ。よくコマセマダイ釣りの針にグリーンのビーズが付いていますが効果は同じです。 


テンヤとの接続
テンヤは回転するので糸ヨレを防ぐ意味でスイベルやスイベル付きスナップを挟んでリーダーと接続したい。
PEラインは糸ヨレに強いんですが、やはりヨレが入らない方がラインも解れ難いし長持ちしますからね。
一部のタイテンヤにはスイベル付きの物もありますよ。


餌の付け方
出展ハヤブサ エビズレンより
テンヤへの餌の付け方は、まずエビの尾羽を尾の根元から切り、孫ばりを腹から刺して針先が頭方向に出るように取り付けます。一つテンヤは孫針がないので省略。
次に親バリを尾の切り口から入れてエビの方を針のカーブに沿わせるように尾を曲げながら刺し、最後はエビの尾が真っ直ぐになる一から針先を出す。






浜田商会ブレイズテンヤ
浜田商会ブレイズテンヤは200円以内で購入できる激安テンヤです。やや針が頼りない感じはしますが、リーズナブルな価格は初心者には嬉しいですね。
テンヤは根がかりしてロストする物なので、まずは予備含めて安いテンヤを複数用意しておきましょう。



ダイワ 紅牙遊動テンヤSS
遊動タイプでフォールでも巻き上げでもフッキング率が非常に高い人気のタイテンヤです。硬い針のタイプより根掛かりも少なく結果的にコスパは良いのでは無いかと思います。

【特徴】
●ヘッドに設けられた2つの穴への通し方を変えることで、ボトムが平らなテンヤ型にしてユラユラ落とすか、水切れが良いシャープなカブラ型でストレートに早く沈めかの2通りの切り替えが可能。
●潮や魚の食い状況によって使い分けることで1つのヘッドで多彩なアクションを演出することができる。
●遊動式のためエサに食いついた魚に違和感を与えにくく、マダイの首振りにも追従してバラシを防ぐ。
●驚異の貫通力「SaqSas」フック搭載でフッキング性能も秀逸。糸の摩擦を軽減するパイプ付き。

【評判・評価】 
もうこれ以外は使っていません
Amazonで購入色: ピンク/チャート夜光サイズ: 18号
普通のテンヤに比べて針が小さいので食いが良いです。遊動のおかげか針がかりしたあとにバレたことはまだありません。 

コスパ最高です。
Amazonで購入色: ピンク/チャート夜光サイズ: 8号
消耗品の為、低価格ですと助かります。基本は8号で潮の速さで変えております。また、その時の状況によりカラーを変えております。このフックは非常にフッキングしやすく交換用のフックも販売しているので、いろいなパターンで釣りを楽しめます
Amazonレビューより

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炎月一つテンヤⅢ
炎月一つテンヤⅢはシマノのリーズナブルなテンヤ仕掛け。安物より塗装は強いし質も全く違う。錆び難いフック採用で長持ちするテンヤ仕掛けだ。

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紅牙タイテンヤSS

●絶妙バランス設計 漁具のテンヤ・カブラを研究し開発した独自の形状。落下時にユラユラ落ち、タイにアピール
●エビロックシステム、生きエビも冷凍エビもしっかり固定できるエビロックシステム搭載
●サクサススイベル、驚異の回転力スイベル搭載で仕掛のヨレが激減
●サクサスフック、親針も孫針も驚異の貫通力でタイのアゴを貫く
●プラスシンカーシステム、プラスシンカーシステム搭載で簡単にウェイトチューンが可能


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紅牙タイテンヤTG
●エビの背中に刺すから、冷凍エビも生きエビもしっかり固定できるロック機構
●高比重(約18)タングステン素材を使用しているので、底を取りやすく、感度が良い
●親針も孫針も驚異の貫通力サクサスを採用
●フッキング効率が良く、タイが捕食しやすい水平バランス
●スイベル付きで、糸ヨレしにくい驚異の貫通力でチャンスを逃さない「SaqSas(サクサス)」従来のメッキ処理では実現できなかった驚きの貫通力を持つ表面処理テクノロジー。
ハリの表面にフッ素系特殊プレーティング加工を施すことで、刺さり性能は従来の塗装ハリに比べて最大40%(平均約20%)アップ(ダイワ社比)。今まで合わせきれなかった小さなアタリやショートバイトも逃さずキャッチ。

今までのハリと一味も二味も違う「サクッと刺さる」感覚は、一度体感すると忘れがたいものとなるはずだ。なお、非常によく刺さるハリとなっているため、取り扱い時にはこれまで以上に注意していただきたい。

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