コブラグラスの育て方|レイアウトでの使い方、照明・光量、トリミング、増殖 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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コブラグラスは名前のように蛇のコブラが首を持ち上げた状態に見える葉が特徴的な水草です。葉が根本から生えるロゼット型の水草で、レイアウトでは前景草として活用されています。
コブラグラスは成長速度が遅いためコケに注意が必要です。

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コブラグラスの育て方
学名:Lilaeopsis novae-zelandiaeLilaeopsis ruthiana
分布:ニュージーランド
用途:前景
光:強め
水質:
水温:24~28℃
PH:5.5~7.0
肥料:低床肥料をメインに与える
普通Co2:無くても問題ないがCo2が有った方が育成しやすい
底砂: ソイル、大磯砂、川砂など

コブラグラスはカールする緑色の葉を展開するロゼット型の水草です。レイアウトでは前景草として利用されますが、近年エキノドルス・テネルスやグロッソスティグマ、ヘアーグラスなどの人気が高くなり、あまり本格的な水草レイアウトでコブラグラスを見かける事が少なくなりました。

育成自体は難しい事は無く、やや強目の照明と低床の肥料さえ確保できればCO2やソイルが無くても飼育が可能です。
コブラグラスは根から給餌する肥料分の割合が多いので、ソイル・大磯砂に関わらずコブラグラスを植える場所には予め固形肥料を埋めておきましょう。

水上葉
コブラグラスは水上葉の状態で販売されている事も多くポット入りは水上葉の可能性が高い。
水上葉と水中葉は見た目が同じですが水上葉の方が葉が硬く僅かに色が濃い印象を受けます。
水中葉への移行は特に難しくなく、コブラグラスの水中葉が育成できる環境が用意出来ていれば問題無く水中化するでしょう。



照明・光量
コブラグラスの育成には強目の照明を使用しましょう。60cm水槽で蛍光灯3灯、LEDなら2本以上の光量が必要です。 
蛍光灯2灯でも枯れたりはしませんが、照明が弱いと成長が遅くなったり、なかなか数も増えずコケに悩まされやすくなります。 
成長速度を早めたり沢山増やしたいならCO2も添加した方が良いですね。


増殖・増やし方
コブラグラスはランナーと呼ばれる茎が変化した地下茎を伸ばし、ランナーの先に先に子株を付けます。
一度ランナーを出し始めると、次々と親株と子株が数珠繋ぎになりながら増えていきます。
沢山増やしたいなら強い光とCO2の添加が有効です。


トリミング
コケが生えたり枯れた葉、大きくなり過ぎた葉をトリミングしたり、余計な株を間引いたりする必要があります。
特にランナーがあちこちに伸びてしまい、他の水草が植えてあるエリアに侵入すると絡まって大変なので、早めに子株を引き抜いてランナーの向きを変えるかランナーの先端をカットしてしまおう。


コケ対策
コブラグラスはグロッソスティグマなど他の前景草と比べると成長速度が遅いので、ヒゲゴケなどコケが生えやすい。
ヤマトヌマエビやサイアミーズフライングフォックスなどのコケ取り生体で対策しよう。