成魚は黄色いボディに背ビレと腹ビレの縁がブルーに染まり、ヒレの後ろが非常に長く美しい。
ブルーエンゼルは丈夫で飼育も簡単ですがサンゴやカイメン類を食べてしまう他、やや気が強いので混泳には注意が必要です。
大型の海水魚なので最終的には90〜120cmの水槽が必要になります。
ブルーエンゼルの飼い方
画像はブルーエンゼルの幼魚
分布: 大西洋、フロリダ、メキシコ、バミューダ、バハマ
全長:40cm
寿命:8〜10年
性格:やや気が強い
水槽:90〜120cm
水温:24〜26℃
水質:PH8.0〜8.5
混泳:同程度のサイズの魚と混泳させるのが理想的
水槽
単独か10cm程度の魚数匹と混泳させるなら最低でも90cm水槽が必要。同サイズのヤッコ類と混泳させるなら120cm水槽を用意したいところです。
費用はかかりますが可能ならオーバーフロー水槽を購入した方が水量も多く濾過能力も高いので混泳飼育にも適しています。
ゴミが溜まるので砂は敷かないベアタンクでの飼育が適しています。
フィルター
フィルターは大型の上部式フィルターに外部式フィルターを組み合わせたり、オーバーフロー濾過を選ぶなど高い濾過能力を確保して下さい。
水を汚しやすい魚と言うことを意識してフィルターの能力には余裕を持たせて下さい。
エサ
ブルーエンゼルの餌はヤッコ用と書いてある人工飼料を与えれば大抵は問題なく食べてくれますが、ショップで与えている餌を確認してから購入した方が良いでしょう。
混泳
病気
ブルーエンゼルはやや気が強いので、混泳させるなら混泳相手は10cm以上の魚を選んだ方が安心です。
水槽には大きめのライブロックを組み上げて、追いかけられた魚が隠れられる環境を作ってあげましょう。
病気
大型魚なので基本的には病気にはかかりにくい魚ですが、幼魚のうちは少しデリケートで導入初期は白点病になることがあります。
白点病になると体表に白い点々が現れるので、悪化する様なら魚病薬で治療して下さい。