カミハタのRio+(リオプラス)はオーバーフローや大型上部フィルターの循環用に使用される事の多い水中ポンプです。
マグネットポンプを使用しない大型魚や海水魚・サンゴのオーバーフローでは使用実績が高いですね。
リオプラスは高い耐久性と非常に静かな作動音、リーズナブルな価格が特徴で、水中ポンプとしてはかなり高いシェアを誇る長年人気の製品です。
筆者が2003年に購入したリオ2100は、2012年まで上部フィルター用のポンプとして約10年近く働いてくれました。
デメリットはインペラーの羽が若干弱いことで、2003年当時のインペラーは使用3年くらいで羽が折れてしまいました。
現在は当時とインペラ仕様が少し変更されているようなので、耐久性も向上していそうですね。
こればかりは数年使って見ないと判断できませんけどね。
リオプラス2100は排水口に直接16/22mmのホースが差し込めるのも嬉しいポイントです。
リオプラス2100を購入
我が家では2代目のリオプラスです。昔のはただのリオだったかもしれませんが。
Rio+には東日本仕様の50hzと、西日本仕様の60hzがあるので、通販で購入する場合は注意して下さいね。
価格は毎時流量2100リットルのリオ2100でも4800〜5300円くらいで、これ一台で90〜120cm水槽の循環ポンプとして機能すると考えればかなり安いでしょう。
●豊富なアクセサリーが嬉しい
リオプラスには多種多様なアタッチメントが附属しています。
流量調節機能が付いたジョイント、デフューザー、パイプ径変換ジョイントなどが付いていて、12/16と16/22mmのホースなら接続可能です。
ただし、柔らかめのホースじゃないとハマりにくいかもしれません。
ポンプ自体の排水口は16/22mmのホースに対応しています。ホースクランプは別途取り付けて締め付けた方が良いですよ。
リオシリーズは非常にシンプルな構造なので壊れにくいのが嬉しい。ボディも頑丈でナマズがぶつかっても壊れたりしませんし、経年劣化で壊れた話も聞きませんね。
ヤフオクで販売されている安物のDCポンプ(毎時2000リットル)の方が煩かったくらいで驚きました。
ただし、濾過層の水面が下がってポンプから10cm未満になるとヴーンと音がするようになります。壁に取り付けた場合も振動音は聞こえますね。
トルクがあるのでパワーロスも少なく、90cmサンゴ水槽でクーラーのZR-75を中継して水槽に循環させても十分な流量があります。
リオプラスは循環ポンプとして自信を持っておすすめする水中ポンプです。