色落ちし難く長持ちするPEラインなのでコスパも良いですね。
3号
6号
8号
10号
12号
通常の数百mごとにパッケージ販売されているPEラインと違い、お店に入荷する際は100m巻きのボビンが12連結か18連結されており、購入する人は100m単位で好きな長さを選択し切り売りしてもらえます。
そのため、長い道糸を使用する船釣り用の道糸として人気が高いPEラインで、キハダ・マグロ釣り、落とし込みカンパチや深場釣りではウルトラ2ダイニーマが定番ラインです。
勿論、オフショアジギングやショアジギングでもトラブル無く使用できます。
最大で12・18連結、1200m・1800m巻きで購入できます。
ウルトラ2ダイニーマの特徴
・単位断面積当たりの強力では、人類が開発した最強の 繊維です。
・独自の染色法による5m・1mのイエローマークが正確な棚取りを実現。
・新素材リール糸の頂点を極めました。
・他社にはない超高強力新素材使用。
●連結 R200 100m×12・18連(18連結は太糸のみラインナップ)
●ハードスプール
●素材:ダイニーマ
●比重:0.98
ウルトラ2ダイニーマの特徴は高い強度と耐久性、PEラインではあまり販売されていない500m以上の長さも購入できることです。
4号以上のラインは色落ちも非常に少なく、船釣りでゴリゴリ重い仕掛けや大型魚を巻き上げても平気です。20〜30回の釣行までは普通に使えるんじゃないでしょうか。
マーカーが見えなくなるほど色落ちする前に強度の方が低下して切れるんじゃないかと思います。
ウルトラ2ダイニーマは0.8号からラインナップされており、ショアのライトルアーからショアジギング、キス釣り、コマセマダイ釣りなど幅広い釣りに対応できる充実したラインナップも特筆すべきポイントでしょう。
ちなみに、ウルトラ2ダイニーマの一つ下のグレードに同社の「パワーハンター」があり、こちらはウルトラ2ダイニーマより900円ほど安くなっています。
ウルトラ2ダイニーマのインプレ
10号だとダイワ800番、シマノ6000番の電動リールに500m巻く事が出来ます。
しかし、ウルトラ2ダイニーマを実際にダイワ800サイズの電動リール巻いてみると、テンション強めに巻いても30mほど残してスプールの縁一杯になってしまい、頑張っても470mしか巻けませんでした。
ウルトラ2ダイニーマなど連結ラインを通販で買うと、平たくしてレターパックなど送料の安い配送方法で送ってくれるお店もあります。
筆者は送料無料のお店で買ったんですが、写真みたいに平たく梱包されて届きました。
当然問題なく組み直して電動リールに一気に巻き取れますよ。
●先糸処理
ウルトラ2ダイニーマは結束強度も非常に高く、8号以上ならナイロンみたいに結んでもまず切れません。しかし、毎回釣りの度に切り詰めることになるので、電動リールで使うなら先糸の処理は「チチワ結び」にしておきましょう。
画像では編み込んでいませんが、必ず端糸をハーフヒッチで5〜8回編み込みましょう。
近年キハダの釣り方で人気が出ている「エビング」でも、道糸をスナップでエビング天秤に接続するならチチワ結びがおすすめですよ。
チチワ結びを長持ちさせる方法として、画像のように強化繊維チューブで補強しましょう。チチワ部分のスレや毛羽立ちを大幅に予防できます。
強化繊維チューブにPEラインを通すには、張りのある6号以上のフロロカーボンラインや、電動リール用の糸通しが使えます。
筆者は今までウルトラ2ダイニーマをキハダ・カツオ釣りで1シーズンに8〜12回ほど使用しましたが、とにかく強度が高く切れる気がしませんでした。
60〜90cm程度のキメジやカツオはドラグフルロックのゴリ巻きウインチで楽勝。
10回程度の使用なら色落ちはほとんどなく、表面のツヤが少し無くなった程度。オマツリしつも酷く絡まない限りは簡単に毛羽立つこともありません。
相模湾・駿河湾のコマセキハダ・カツオ釣りのシーズンだけ使うなら2〜3年は使い続けられるでしょう。
大物釣りにはウルトラ2ダイニーマがおすすめですよ!!