オシアペンシル115XSはシマノが製造するオフショアキャスティング用のルアーです。 これまで150mmと185mmがラインナップされていたオシアペンシルの中で最も小さいサイズであり、性能はそのままに相模湾など関東のオフショアキャスティングでも使いやすいコンパクトなサイズに仕上がっています。シンキングのため自重があり飛距離も抜群なので、もちろんショアからの青物釣りでも活用できるルアーです。
筆者はオシアペンシルを使うのは、この記事を書いた時点で2回目なんですが、ズブの素人でも簡単に釣れることが実証出来まし!
オシアペンシル115HS・XSの特徴
ベイトはダンゴ状の鰯の群れ。今回リリースされる『オシア ペンシル115XS』は小ぶりのルアーを他のアングラーよりも飛ばし、さらに人より早く沈めるためにどうしても欲しかったルアーだ。
『オシア ペンシル』は、相模湾をはじめ九州、和歌山など全国で実績を上げた定番のルアーで、鰯パターンでは無二の存在。
115XSがリリースされたことで、さらに鰯ダンゴに同調させやすく、これはかなりの武器になることは必至だ。
すでに周知だと思うが、マグロは非常に目がよく、ルアーをシビアに見切る。トップだとまだ見切られにくいが、ルアーがマグロの目線と同じだと即座に見切ってしまう。
ベイトとのほんのわずかなサイズの違いを見切ってしまうので、絶対にベイトサイズに合わせたルアーセレクトをしてほしい。35㎜の差は、想像以上に大きい。
オシアペンシル115のライナップはHS・42gとXS・60gの2種類になります。一応、相模湾のマグロ用に設計されたルアーのようですが、丁度良いサイズで、相模湾シイラのキャスティングゲームにも対応してくれます。この他、ヒラマサやショアプラッキングにも普通に使えます。
オシアペンシル115XSインプレ
相模湾でシイラを釣る
相模湾のオフショアキャスティング・シイラ釣りでオフショアペンシル115XSを使ってみました。まず飛距離ですが、6フィートのロッドでも自重が60gもあるので、アンダーハンドでキャストで楽に50m以上飛ばすことが出来ます。オーバーヘッドで振りかぶれば60mは楽に飛びますね。プラグで60gだと抵抗が強そうですが、シルエットがコンパクトなため、ほぼメタルジグを投げてるような感覚で投げられます。
泳ぐレンジはシンキングなので着水直後に巻き始めても、早巻きで水面下10〜40cmのレンジを泳いでくれます。早巻きであればロッドを立てれば水面を巻く事も可能です。
XSを選ぶメリットは、シンキングなので沈めてから巻く事も出来るため、活性が低く水面でヒットしないシイラやカツオ、キハダマグロに有効です。
基本的にただ巻きだけで連続ヒットしてくれるますが、強めにトゥイッチも加えると水中で左右に軽くダートアクションしてアピールできます。巻きスピードはステラsw4000XGで、1秒にハンドル2回転くらいの結構な早巻きでよく当たりがありました。
シンキングでも早巻きすると水面に上がって来るので、必要に応じて竿先を水面に向けて使いました。
オシアペンシルは耐久性も非常に高く、シイラが激しく暴れて甲板に何度叩きつけられても破損もなく塗装もほとんど剥げません。
安いルアーだと傷がつくとその場所からベリベリ塗装が剥がれてしまいます。
オシアペンシルのデメリット
オシアペンシルに言うほどデメリットはないんですけど、塗装は丈夫な方とは言え、シイラの歯が当たった部分は塗装が削り取られてしまいます。
相模湾のシイラ釣りで2回使い、15〜16本も釣ると線傷が沢山付きましたが、この程度の傷ならまだまだ使えるでしょう。
オシアペンシルのラインナップ・色/カラー
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