19ヴァンキッシュの性能は18ステラ以上!!軽くなり、強度、飛距離UP 評判 評価 不具合 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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2019年はなんと!19ヴァンキッシュが登場します。16ヴァンキッシュから、たった3年でのモデルチェンジとは驚きですね。

ヴァンキッシュも売れ行きは好評だった筈なんですが、去年出したのがコアソリッドシリーズのステラだので、同型の最新構造を持つクイックレスポンスシリーズのフラッグシップであるヴァンキッシュを出さざるおえなかったのでしょうか。

19ヴァンキッシュは初期不良や不具合もほとんど聞かれておらず、18ステラの不満点を活かして上手くフィードバックが図られているのがよく分かります。



19ヴァンキッシュを徹底解説します‼︎
19ヴァンキッシュはカーボン化の波が押し寄せまして、黒いローター、ハンドル、ボディカバーはカーボン製です!。

例外として大物に対応するC5000はアルミ製のハンドルシャンクとカーボンクロスドラグワッシャーを採用しています。

今回は総合評価でステラをも上回る19ヴァンキッシュの性能を詳しく解説します。




19ヴァンキッシュは18ステラを上回る‼︎
19ヴァンキッシュのボディ内部は基本構造が18ステラと同様ですが、専用の軽量カーボン製ローター、カーボンハンドル、カーボンハーフのオリジナルボディを採用しています。


19ヴァンキッシュにはライトショアジギングにも最適なラウンドノブを備えたC5000番もラインナップされていますね。

巻きの軽さ、自重の軽さで19ヴァンキッシュは18ステラを凌駕。
クイックレスポンスのフラッグシップ機として、19ヴァンキッシュは実用面で18ステラ以上の性能に仕上がっています‼︎。

筆者は18ステラも所有していますが、巻きの滑らかさと一部のパーツ強度以外では、ステラより19ヴァンキッシュの方が総合的な性能で上回っていると思います。

しかも、19ヴァンキッシュは実売48000円前後とステラより15000円も安くなっています。18ステラと比較しても、巻きの滑らかさ以外でステラがヴァンキッシュを上回っているとは思いません。
強度に関しても19ヴァンキッシュのギア強度はステラと同じです。

今年、バスやシーバス、アジング、メバリング用のリール買うなら19ヴァンキッシュで決まりです!。



ヴァンキッシュもステラも偽りなきフラッグシップモデル!
価格で優劣を付けずに、あくまでコアソリッドのフラッグシップ、クイックレスポンスのフラッグシップのリールとして対等な立場のリールと考えて下さい。
ヴァンキッシュは軽さやコスパで優れていますが、あくまでクイックレスポンスとコアソリッドには別々にフラッグシップが存在しています。

ステラは重いルアー向き、ヴァンキッシュはライトなルアー向きって感じですね。細かく止めたり動かしたりを繰り返すアクションを使用する釣りもヴァンキッシュでしょう。



近年、ダイワもLTコンセプトなるタフで軽いリールを作り始めていますが、ヴァンキッシュに対抗できるのはイグジストくらいでしょう。そのイグジストも軽いは軽いのですが、巻き心地がスカスカしていて筆者の好みではありませんでした。
ヴァンキッシュは適度にリールを巻いてる感を残しつつも、全てのリールにおいて最高のレスポンスの良さを発揮してくれますよ。



実際に価格ほどの性能差はない!
ちなみに、ステラが高価なのは、最新技術を投入して最初に設計され作られたモデルだからと言うのが実際の所です。
19ヴァンキッシュは18ステラの基本構造を引き継いでいるので、価格の割にハイスペックに仕上がっています。

ステラはバリギアの処理や塗装などで優位性を出していますが、コアソリッドシリーズのフラッグシップであるステラと、クイックレスポンスのフラッグシップであるヴァンキッシュに価格差ほどの性能差はありません。


2019フィッシングショーのスタッフさんも実釣り面で強度の違いを感じることはないと断言されていました!。


個人的な意見としては、ヴァンキッシュもステラもほぼ同じ価格で販売しても良いくらいです。
価格に惑わされずに使用用途に合わせてステラとヴァンキッシュを使い分けるのが一番ですよ。



《19ヴァンキッシュと18ステラを2500Sで比較!》
各リールの方が優っている点は赤字で表記しています。Amebaのアプリ以外は黒太字。

19ヴァンキッシュ 2500s

ギア比:5.3 最大ドラグ力(kg):4.0 
自重(g):165 
スプール寸法(径mm/ストロークmm):47/17 
ナイロン糸巻量(lb-m):5-110、6-95、8-70 
フロロ糸巻量(lb-m):4-130、5-100、6-80 
PE糸巻量(号-m):0.6-200、0.8-150、1-120 
最大巻上長:78cm 
ハンドル長:50mm 
ベアリング数BB/ローラー:11/1


18ステラ 2500S

ギア比:5.3最大ドラグ力(kg):4.0 
自重(g):205 
スプール寸法(径/ストローク)(mm):47/17 
ナイロン糸巻量(lb-m):5-110、6-95、8-70 
フロロ糸巻量(lb-m):4-130、5-100、6-80 
PE糸巻量(号-m):0.6-200、0.8-150、1-120 
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):78 
ハンドル長(mm):50       
ベアリング数 BB/ローラー:12/1



なんと19ヴァンキッシュは18ステラの2500Sより40gも軽い‼︎。
これはローターの軽さが影響している訳ですが、これだけ軽いって事はリーリングだって当然ながら抜群に軽くなるわけです。

ステラのシットリした巻き心地とは違う、とにかく軽くてもシマノらしい滑らかさのある巻き心地がヴァンキッシュの魅力ですね。

単純な巻きの軽さならダイワのイグジストなんでしょうけど、ヴァンキッシュはステラ譲りのシルキーな巻き心地を継承しているのが特徴です。

ベアリングの数ではステラに負けていますが、おそらくステラの一つ多いベアリングはローターに組み込まれたベアリングでしょうから、元々ステラよりローターが軽いヴァンキッシュなら、仮にローターのベアリングが無くてもステラ以上の巻きの軽さを実現出来きる訳です。



19ヴァンキッシュの性能と特徴
かつてない「軽さ」「強さ」「飛び」を極めて。揺るぎなきクイックレスポンスシリーズの頂点。ボディ、ローターからハンドルに至るまで、全ての箇所への軽量化を徹底追求。

現行モデルを凌ぐ圧倒的な軽量化に成功。それにより、さらなる操作性向上と感度アップを実現した。

しかも、これだけの軽量化を施したにも関わらず、ボディ剛性、ギア耐久性、防水性を向上させるという軽量化とは相反する進化にも成功した。

さらに、それだけにとどまらず、ステラ以外のモデルでは初となるロングストローク構造を採用し、遠投性能をも向上。ヴァンキッシュ史上最も進化したモデルと言えるだろう。

どんな状況下でも、釣果を追い求めるストイックでテクニカルなアングラーに是非使ってもらいたいモデルだ。



とにかくヴァンキッシュは軽い!
  • ※1 #1000,#C2000系初の140g台
  • ※2 ステラ1000と同等重量
  • ※3 ステラC2000と同等重量
  • ※4 ストラディック1000と同等重量

19ヴァンキッシュはカーボンハーフボディ
軽さを追求する為にヴァンキッシュはカーボンハーフボディになりました。

フィッシングショーのスタッフの話では、ステラと比較しても実釣面で歪みなどに対する耐久性に違いはないそうです。釣り人は剛性の違いを感じ取ることは出来ないとのこと。
つまり19ヴァンキッシュのボディは軽くて、耐久性もステラに劣らない、ステラの上位交換となる訳ですね。

ヴァンキッシュはとにかく軽く、軽すぎるほど軽くなりましたよ。

19ヴァンキッシュのボディは徹底的に軽量化が図られており、ウォームシャフトギアや駆動系が入る部分以外は、削ぎ落とされているのが画像から見て取れます。

シマノ最軽量スピニングリールであるヴァンキッシュは軽くてタフ、これはダイワのLTコンセプトに近いリールと言えますね。



NEW マグナムライトローター
左右非対称のローター構造非採用し、操作性と感度の向上を求めて、異次元の回転軽さを実現したマグナムライトローター。さらにラインローラーの軽量化、ベールのチタン化、ローター肉厚の最適配置を行い回転慣性の低減に成功しました。


ヴァンキッシュの1番の特徴と言えば超軽量のマグナムライトローターを搭載している点でしょう。
水の浸入をブロックするために、ローターのスプールに収まる部分は、ねずみ返しの様な構造になっていますね。
これは14、18ステラとも共通の構造です。

19ヴァンキッシュのローターはカーボンローターを採用!、更に軽量化により磨きをかけ、必要な強度ギリギリまで削り出した感じです。

これはダイワに匹敵する、いやエアローターを上回る性能になっているかも。ダイワは19セルテのローターに変更はないし打ち止め感がありますからね。



ワンサイズ上のギア強度を実現
19ヴァンキッシュも18ステラ同様にワンサイズ上のギア強度、単純に2倍のギア強度を実現しています。


18ステラの4000XGで1日に40cmクラスの魚を70匹も釣る使い方をしましたけど、1シーズン使用してもゴリ感は出ませんでした。

ヴァンキッシュも待機性はステラと同じですから、ライトショアジギングにも十分使えるリールであり、ツインパワーの代わりにもなるリールでしょう。
これは下記で記載している4000XG〜C5000のメーカー説明文を読んで貰えばわかります。



ロングストロークスプールを搭載
ステラに続きヴァンキッシュもロングストロークスプールを搭載。
凄く微妙な飛距離のアップですが、ライトリグの飛距離も伸びるのでアジングやメバリング、バスフィネスでは重要なポイントです。

このスプールは18ステラの特権だった訳ですが、19ヴァンキッシュにも搭載されてしまい、ステラの優位性が少し下がりましたね。
村田基さんもフィッシングショーで「ステラを使用していた人からしたら嬉しく無いでしょう」と言ってました。

画像みたいにスプールを並べないと分からないくらいの違いなんですけどね。



ボディのデザインもオリジナルに!

19ヴァンキッシュは18ステラとボディのデザインが異なります。
16ヴァンキッシュは14ステラや15ツインパワーのボディと一緒で、若干のお下がり感が否めない感じでしたが、19ヴァンキッシュは全く違うデザインに変更してくれました!。

19ヴァンキッシュのボディはストラディックなどに似たハガネをイメージさせる角ばった形状をしています。
画像の手番は確かC5000XGだったはずですが、18ステラ3000MHGのボディと比べると、19ヴァンキッシュはボディが少し短くなっている感じですね。

もしかしたらステラだけ専用ボディで、19ヴァンキッシュと次に出るツインパワーも同型ボディになるのかもしれませんね。



C5000はパワーハンドル使用でヒラスズキやライトショアジギングに対応

19ヴァンキッシュにも18ステラにラインナップされていたC5000番がラインナップ!。
アルミハンドルによりライトショアジギングでも安心してパワーファイトが可能です。



黒いボディにも意味がある

旧ヴァンキッシュはボディがシルバー系でしたけど、19ヴァンキッシュのボディはブラックです。

担当者いわく、シルバーは視覚的に軽く見せる効果がある色なのだが、19ヴァンキッシュは軽すぎるため剛性感を出すために、あえて重厚間の出るブラックを採用しのだそう。

確かに18イグジはシルバーになってオモチャみたいなんて言う人も出たし、間違いではないんでしょうね。
そうやってカラーまでこだわって作られてるんだなと感心しました。



19ヴァンキッシュ発売後の評価 
19ヴァンキッシュの出荷も始まり、手に取った人も多いでしょう。やはり、前評判のとおり、19ヴァンキッシュの評価はかなり高いみたいですよ。


【19ヴァンキッシュのユーザー評価】

 ・滑らかさはステラと同等 
ステラ並みの滑らかさと、異次元の軽さは誰もが驚くはず。16ヴァンキッシュとは雲泥の差とのこと。
 19ヴァンキッシュは、2世代くらい先のリールとまで言われるだけありますね。

 ・右側はプラ感が強い見た目 
カーボンを採用している右側の質感が、かなりプラ感が強く、安物のリールにしか見えないとの意見が結構あります。
19ヴァンキッシュは左側から眺めたい。。 

少し色が単調なのは否めませんけど、飾らないシックなカラーリングを好む人には良いでしょう。派手な装飾の少ない、ルアーロッドに合わせやすいデザインですね。



19ヴァンキッシュ で報告されている不具合・初期不良

19ヴァンキッシュは初期不良や不具合は極端に少なくなっているようで、同じ不具合が集中する様な事もないみたいです。
主な19ヴァンキッシュの不具合、初期不良は以下のもの。

・コツコツ感
・ハンドルの遊びが大きい
・ラインローラーの回転が悪い
・巻きが重い

コツコツ感以外は組み上げの調整、グリス量の問題で、使用しているうちに改善される可能性が高い。
ラインローラーはお湯で脱脂して、釣行毎にオイルを注油するのが良いそうです。
あくまで、スムーズな回転を気にする人が自己責任でお願いします。



19ヴァンキッシュの評判・評価

軽い、滑らか、満足感がハンパないです 
これ以上ない! 
シマノエクスチューン806mとの相性は最高!一日中シャクっても疲れなし。釣れなくても操作しているだけで楽しくなります。

軽さは正義。 
今までシマノ製リールをいろいろ使ってきたが、やはり軽さには驚かされる。
リトリーブ時の巻き出しのクイックさ。感度。滑らかさ。 高次元でバランスしているのがわかる。 

ボディ剛性はもう少し使い込むか、ランカーサイズの魚をかけないとまだわからない。 
18ステラ C3000HGMも使っているが、総評としてはやはりステラには一歩及ばずといった感じは否めない。 
軽さや巻き出しはヴァンキッシュ。ルアーフィッシングにおいて完璧を求めるならばステラ。 
釣りのターゲットに合わせて利用すると良いだろう。19ヴァンキッシュは買っても損はない。しかし、ステラを超えるのはステラのみ。難しい選択だ。 

ついにヴァンキッシュ 
2019年3月30日 
タックル2万ちょいのを使っていたが思い切ってヴァンキッシュ欲しかったので買いました。
巻いてみた感じ高級感あるシットリとしたスムーズな巻きというか。 

重量約20gくらい軽くなったのでやはり前よりは明らかに軽いですね(軽くなった上強くもなったようなので◎) 
これをメインにしこれまでのはサブになるかな(前の2万ちょいクラスのでも充分なのですが)。このクラスなら間違いないでしょう



専用のHPが出来ました


《19ヴァンキッシュのラインナップ》

1000SSSPG

アジング専用モデル。超浅溝スプール、ローギア、35mmショートハンドル搭載で繊細な釣りにベストマッチ。
参考対象釣種:アジング、管釣りトラウト



C2000S

・ギア比:5.1
・最大ドラグ力(kg):3.0
・自重(g):
・スプール寸法(径mm/ストロークmm):43/13.5
・ナイロン糸巻量(lb-m):3-125、4-100、5-75
・フロロ糸巻量(lb-m):3-110、4-85、5-65
・PE糸巻量(号-m):0.6-150、0.8-110、1-80
・最大巻上長:69cm
・ハンドル長:40mm
・ベアリング数BB/ローラー:11/1

ライトソルトから管釣りトラウトまでなんでもこなせる#1000系のスタンダードモデル。
参考対象釣種:ライトソルト全般、管釣りトラウト



C2000SSS

・ギア比:5.1 
・最大ドラグ力(kg):3.0 
・自重(g):145
・スプール寸法(径mm/ストロークmm):43/13.5&

・ナイロン糸巻量(lb-m):2-115、2.5-100、3-70
・フロロ糸巻量(lb-m):2-90、2.5-80、3-65
・PE糸巻量(号-m):0.3-140、0.4-100、0.6-80
・最大巻上長:69cm
・ハンドル長:40mm
・ベアリング数BB/ローラー:11/1

C2000Sの超浅溝仕様モデル。2.5lb以下しか使わないエキスパートアングラーに。
参考対象釣種:アジング、管釣りトラウト



C2000SHG

・最大ドラグ力(kg):4.0
・自重(g):165
・スプール寸法(径mm/ストロークmm):47/17
・ナイロン糸巻量(lb-m):5-110、6-95、8-70
・フロロ糸巻量(lb-m):4-130、5-100、6-8
・PE糸巻量(号-m):0.6-200、0.8-150、1-120&
・最大巻上長:78cm
・ハンドル長:50mm
・ベアリング数BB/ローラー:11/1
バス用スタンダード。
参考対象釣種:バス、エギング



C3000SDHHG
ダブルハンドル標準装備。エギング専用モデル。
参考対象釣種:エギング



C3000
淡水からソルトまでなんでも使えるバーサタイルモデル。
参考対象釣種:バーサタイル



C3000XG
2500サイズの最速巻上げモデル高速巻上げの必要な釣りに
参考対象釣種:バーサタイル



3000MHG

シーバススタンダードモデル。#4000系ボディにコンパクトなスプール&ローターを搭載したのが#3000、#4000のパワフルな巻上げが必要で、徹底的なタックルの軽量化を求めるアングラーに
参考対象釣種:シーバス、サクラマス




4000MHG
大河川でのシーバス、サクラマス、ライトジギングにベストマッチ。XGでの巻き重りが気になるサーフアングラーにもおすすめ。
参考対象釣種:シーバス、サクラマス、ライトジギング




4000XG
サーフ、ヒラスズキ スタンダードモデル。ライトショアジギング、キャスティングにも対応可能。
参考対象釣種:サーフ、ヒラスズキ、ショアショジギング、ショアキャスティング



C5000XG 
ラウンドハンドルノブ、アルミハンドルシャンク、カーボンクロスドラグワッシャ搭載のライトショアジギング、ショアキャスティング専用モデル。
参考対象釣種:ヒラスズキ、ショアショジギング、ショアキャスティング