19ステラSWの性能と特徴|13ステラSWとの違い、軽くなり防水性能アップ 耐久性 対象魚 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
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6年の歳月を経て遂に2019年3月、シマノ最強リールの19ステラSWが軽く、そして更に剛性を増して登場します!。

13ステラSWが抜群の人気を誇っていたので、19ステラSWの登場まで少し時間が掛かりましたね。19ステラSWのデザインも13SWから引き継いだ物になっています。

今年はまだ出ないかなー?って、待ちに待っていたという方も大勢いらっしゃるでしょう。す〜さんもその一人、ステラSWこそ絶対買わなければ!。



19ステラSWがお目見え!
デザインも人気だった13ステラSWから受け継いだ、重厚かつスタイリッシュなデザインでカッコイイ!。
13ステラSWのスプールも合わせやすそうですが、19ステラSWは新たに「NEWコンパクトロター」と一回り小さいスプールを採用したので、13ステラSWのスプールは付くのでしょうかね?。
 


8000番以外のサイズは来年追加予定!つまり20ステラSWか?
ラインナップで気になったのは8000番以下のラインナップが無いのです。
現在は8000、10000、14000のラインナップしか公開されていません。4000〜6000番はライトショアジギングで使いたい手番だったので残念。

もしかすると4000〜6000番は、小型手番用にチューンされたローターやボディを採用して今後リリースされるかも知れませんね。

追記
2019フィッシングショーのスタッフに伺ったところ、5000サイズなどは現在開発中のため、来年のリリースを予定しているそうです。
秋に予定が早まれば言うことなしですけど、やっぱり20ステラSWでのラインナップになるのかな?。




8000番のローターは専用設計、10000/14000番のスプールは付かない。

最初にリリースされた8000、10000、14000、のうち8000番のみ専用設計のローターを採用しているそうで、10000以上のモデルとの交換性はないそうです。
8000番は8000番としてしか使えないみたい。
8000番のスプールを10000.14000番に取り付けるのは大丈夫みたいですね。




19ステラSWの性能、特徴と13ステラSWとの違いも解説したいと思います。


19ステラSWが新たに手に入れた性能と特徴‼︎
19ステラSWは新機能が目白押し‼︎
13ステラから更に進化した別次元のリールになっているようです。

特に注目したいのは以下で説明する「Newコンパクトローター&コンパクトスプール」と「インフィニティードライブ」です。



イフィニティードライブ
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従来のX-SHIP構造は、ピニオンギア両端をベアリングで支持することで軽い巻き上げを実現した。今回のNEWモデルには、その構造をより進化させたインフィニティドライブ構造を搭載。


左がインフィニティドライブ!...分かりづらいですよね、フィッシングショー2019のスタッフさんもそう言ってました(笑)


これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを非接触化し、特殊低摩擦ブッシュで支持することでメインシャフトの摺動抵抗を大幅に軽減。加えて、メインシャフト自体に特殊表面処理を施し、さらなる低摩擦化に成功。回転トルクを従来比約30%低減し、高負荷時でも積極的に巻き上げられるパワフルなリールへと進化した。

19ステラSWはピニオンギアとスプールシャフトの間に隙間を設けてあるんです。
これによりピニオンギアとの摩擦が無くなり、巻きがとても軽くなりました!。

接触していないメリットは凄く大きくて、ピニオンギアとスプールシャフトが接触していると、魚がヒットして負荷が掛かるとシャフトが僅かに歪み、ピニオンギアとの摩擦が増え抵抗が強くなるんです。

でも19ステラSWに搭載されたインフィニティドライブは、ピニオンギアとスプールシャフトの間に僅かな隙間を設けているので心配はご無用。

この効果は魚を掛けて体感してほしい。





ヒートシンクドラグ
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従来のXタフドラグは、ドラグ機構部をスプール下部に配置するという画期的な構造で、圧倒的なドラグ性能と耐久性の向上を実現した。


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今回のNEWモデルには、さらに熱にも強く進化したヒートシンクドラグを搭載。ドラグ部で発生した熱をスプール外へ逃がす「ヒートシンクパネル」により、熱ダレによるドラグ力低下を約50%改善。また、スプール糸巻部へと流れる熱を遮断する「断熱シート」によって、糸巻部の温度上昇を約30%減少させることに成功。ラインによりやさしく、より安定したドラグへと進化した。
※#10000/#14000のみ搭載


村田はしさんのお話しでは、マグロやカジキに100m以上ラインを引き出されると、ドラグの摩擦熱によりスプールに巻いてある下糸が分解されてしまうんだと。

スプールに水を掛けてジューッて湯気が出るのを釣り番組で見ましたから、このヒートシンクドラグがかなり有用な機能なのは確かですね。

下糸が熱で弱くなってしまうと、ラインを沢山巻いている意味が無くなるし、ステラSWに巻くラインは量も多くて価格も高いですからね。
下糸200mが高熱でやられたら、その分は金を捨ててるだけですし。




Xプロテクトforラインローラー
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前モデルのストッパーベアリング部に搭載し、高い防水性能の実現に大きく貢献したXプロテクト構造。

今回のNEWステラSWには、ストッパーベアリング部に加え、ラインローラー部にもそのXプロテクト構造を搭載し、さらに防水性能が向上した。

ストッパーベアリング部と同様に、図のように海水の侵入経路をシール部材で物理的に遮断することで、高い水圧にも耐えられる構造へと進化。
ラインローラー内部のベアリングを過酷な環境下から守り抜き、従来品に比べ、ベアリングの耐久性は従来比10倍以上に。

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19ステラSWのラインローラーには鼠返しのような水の浸入を物理的に防ぐ部品が追加されています。
18ステラなどの撥水タイプではなく、シール素材で水の浸入を物理的に防ぐので断然信頼性が高いでしょう。

シマノの従来比10倍の耐久性を信じていますよ!。13ステラSWでもラインローラーは充分強かっだけどね。






《19ステラSWはローターが全く違う‼︎》

NEWコンパクトローター
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従来の#8000番モデルのローターよりコンパクトに設計することで、回転慣性を約20%低減することに成功。さらにインフィニティードライブとの相乗効果で、巻く、止めるという基本動作をよりクイックに、よりスムーズにおこなうことが可能となった。全く新しい#8000リールが誕生したといえる。



事前の予想が的中!
18ステラ同様にローターの大幅な軽量化がなされています。
写真だとスプールに収まる部分が14ステラのローターみたいに上下2つに分解できる構造で、ローター部分が2段になっているのは軽量化の為に、シルバーの部品が確か樹脂になっているのだそう。

ローターに穴が空いてるのは軽量化と水抜き穴を兼ねています。





Xリジットローター
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アルミニウム合金を使用し、3次元解析を重ねながら肉厚配置を細部まで検証することで、これまでよりさらに強靭な剛性・耐久性と優れた回転バランスを実現。この高剛性によって、ドラグほか各部の機能向上にも貢献。



2段ローターのうち負荷が掛かる下部だけがアルミニウム合金製です。
19ステラSWのローターは旧ステラSWとは全くの別物になりましたね。筆者も13ステラSWはローターが重いと言ってましたし、ダイワのソルティガにレスポンスで劣る部分でしたから、この軽量化は大変嬉しく思います。
デザインもほんの少しダイワのエアローター感があってカッコイイ。







19ステラSWのラインナップと手番ごとの用途

今現在8000〜14000と共通ボディを採用した以下①のライナップしか発表されていません。

筆者は5000と8000を買うつもりでしたが、8000から上しか無いですね。きっと今後、追加する予定だと信じたいです。



13ステラSWと同じであれば以下のモデルは共通ボディのはずです。

①8000番、10000番、14000番



19ステラSW 8000HG

●ギア比:5.6
●実用ドラグ力(kg):18.0
●最大ドラグ力(kg):25.0
●自重(g):625
●スプール寸法(径mm/ストロークmm):61/22
●PE糸巻量(号-m):3-410、4-300、5-250
●最大巻上長(cm/ハンドル1回転):107
●ハンドル長(mm):75
●ベアリング数(BB/ローラー):13/1


【用途】
ショア、オフショア問わず、ジギング、キャスティングになんでも使えるスタンダードモデル。今回新たに搭載されたインフィニティドライブに加え、従来の#8000よりローター、スプールをコンパクトにすることで、回転慣性を20%も低減。ハンドルを一回転させればその違いは直ぐに感じられる。さらに50gの自重軽量化により操作性も大幅に向上。これにより、よりテクニカルに思いのままジグアクションをこなせる新サイズ#8000番へと進化した。

【対象】
青物:〜15kg
ワラサ、ブリ、カンパチ、ヒラマサ、シイラ、キメジ、GT

近海ジギングからシイラのキャスティングにも使いやすい手番です。





19ステラSW 8000PG

ギア比:4.9 
実用ドラグ力(kg):18.0 
最大ドラグ力(kg):25.0 
自重(g):625 
スプール寸法(径mm/ストロークmm):61/22 
ナイロン糸:PE専用スプールです。ナイロンラインの使用はお控えください 
PE糸巻量(号-m):3-410、4-300、5-250 
最大巻上長:94 
ハンドル長(mm):75 
ベアリング数BB/ローラー:13/1 





19ステラSW 10000PG

・ギア比:4.9 
・実用ドラグ力(kg):18.0 
・最大ドラグ力(kg):25.0 ■自重(g):670 
・スプール寸法(径mm/ストロークmm):66/22 
・ナイロン糸巻量(号-m):6-300、8-210、10-160 
・PE糸巻量(号-m):4-400、5-300、6-250 
・最大巻上長:102 
・ハンドル長(mm):75 
・ベアリング数BB/ローラー:13/1 


【用途】
パワー重視の大物、深場対応ジギングモデル。
今回新たにインフィニティドライブ、ヒートシンクドラグが搭載されたことで、これまで以上にパワフルにぐいぐい大物を引き寄せられる。
想定外の大物にも安心して対応できる大物専用モデルだ。


【対象】
青物:〜20kg
ブリ、ヒラマサ、カンパチ、キハダ、GT
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19ステラSW 14000XG

●ギア比:6.2
●実用ドラグ力(kg):18.0
●最大ドラグ力(kg):25.0
●自重(g):675
●スプール寸法(径mm/ストロークmm):68.6/22
●ナイロン糸巻量(号-m):10-195、12-155、14-140
●PE糸巻量(号-m):6-300、8-200、10-165
●最大巻上長(cm/ハンドル1回転):134
●ハンドル長(mm):80
●ベアリング数(BB/ローラー):13/1

【対象】
ヒラマサキャスティングからGT、マグロまでをターゲットにした大物キャスティングゲームのスタンダードモデル。今回新たにインフィニティドライブ、ヒートシンクドラグが搭載されたことでこれまで以上に大物とのやり取りが楽になった。大物も視野に入れ、オールマイティーにキャスティングゲームをするならこのモデルだ。

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