ハムスターは雑食性で、人間が与えた餌は大概喜んで食べてしまいます。
しかし、人間が普通に食ることが出来る食べ物でもハムスターには有害で、時には命を落としてしまう危険な食品も多いのです。
今回はハムスターに「与えて良い餌」、「与えてはいけない物」、「量に注意して与えたい餌」に別けて紹介します。
ハムスターに与えて良い餌
現在ハムスターの飼育では、ペレット状の人工飼料を主食として、ハムスター用のドライフルーツや野菜のミックスを与える方が多いです。
キャベツやニンジンなど、生野菜も喜んで食べるので、時々与えるようにしても良いですね。
ハムスターと言えばひまわりの種ですが、ひまわりの種は脂質が多く、与えすぎると肥満になり易いので要注意です。コミニュケーションを兼ね、手渡しで与えるおやつ程度に考えてましょう。
・人工飼料
ペレット状に加工された物が多く、ハムスター飼育の基本になる餌です。ゴールデンやジャンガリアンなどの種類別でもラインナップされています。
・野菜
キャベツ、ほうれん草、ニンジン、トマト
・果物
リンゴ、バナナ、イチゴ、ドライフルーツ
・野草
タンポポ、オオバコ
・穀物
ヒマワリの種、アーモンド、かぼちゃの種
・昆虫
ミルワーム、コオロギ、イナゴ、トンボ
下記でも紹介していますが、トマトやキュウリ、イチゴなど水分が多い野菜・果物を与えるなら極少量に止めましょう。
雑食性のハムスターはタンパク質の供給源になる昆虫も喜んで捕食します。
以前飼育していたキンクマはバッタやトンボを与えると、ケージの中を一心不乱に追いかけていました。野生の感を取り戻すアクテビティ的に、たまーに与えるのも良いのかなと思います。
当然ながら無理に与える必要はありません。
レビュー300件以上！ハムスターセレクションは一番お勧めの人工飼料です。
多少は割高かもしれませんけど、イヌみたいに沢山消費しないし、寿命も短いので出来る限り良い物を与えてあげたいですよね。
ハムスターに与えてはいけない物
・与えると危険な野菜・穀物
玉ねぎ、ニンニク、ニラ、ジャガイモ、アボカド、サクランボ、ドングリ、リンゴや桃の種
レタス、ほうれん草、キュウリなど、水分が多い野菜の過剰摂取
・刺激物/辛い物
唐辛子、鷹の爪、ハバネロ
・その他/加工食品
スナック、チョコレート、飴、ガムなど人用の加工食品全て。
上記の食品を与えると中毒症状を起こします。上記以外でも刺激物が含まれる野菜は与えないようにしましょう。
果物の種も毒素を含んだものが多いので与えないようにします。
飴玉やキャラメル、ガムなどは頬袋の中に張り付いてしまい、最悪の場合は病院で手術が必要になる事もあるので絶対に与えてはいけません。
どんな生き物の飼育でも、与えて大丈夫と書いてないものは与えないことが重要です。ハムスターは専用の人工飼料だけでも十分に栄養素を補給できるのです。
量に注意して与えたい餌
・水分が多い食べ物
トマト、キュウリ、レタス、キャベツ、ほうれん草、イチゴ、桃
・種子
ヒマワリの種、アーモンド
・その他
ドライフルーツ
水分が多い食べ物は下痢を引き起こすため、与える量は少なめにしておきましょう。主食ではなく、人間で言うサラダみたいな感じですね。
少しでも水分が少なくなるようにキッチンペーパーで水分をよく切ってから与えるのがお勧めです。
種子類は半分以上が脂肪分で、総じてカロリーが高いの物が多いのが特徴です。種子ばかり与えていると目に見えて太り肥満になってしまいます。
種子類はあくまでオヤツやスキンシップの際に与えるご褒美的な存在にしておきましょう。
ヒマワリの種でも週に5〜10粒以内が望ましいとも言われています。常に餌箱に入っている様な状態は好ましくありません。
ドライフルーツは糖分が多いので、与え過ぎには注意が必要です。ハムスター用のドライフルーツを選びましょう。
こちらのドライフルーツミックスが安くて人気です。
ハムちゃんに長生きして貰えるように、与える餌には気をつけたいですね！。
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