1万円程度と安い割にスーパーフリースプールやカーボンクロスワッシャー、遠心ブレーキも搭載されています。基本性能が良く見た目も高級感もありますね。
最低限、オフショアジギングを快適に楽しめるベイトリールが欲しいならグラップラーBBがエントリーモデルになるでしょう。
グラップラーBBの特徴
・CI4+ボディー
・カーボンクロスワッシャー
・SVS遠心ブレーキ
・スーパーフリースプール
グラップラーBBのボディはCI4+と呼ばれる軽量で丈夫なカーボン製。200番サイズまでのライナップとなるグラップラーBBなら耐久性も全く問題ない。
スーパーフリースプールは上位機種にも搭載されている機能で、メタルジグのフォールスピードも早くルアーフィッシングで快適に使用できる。
グラップラー BB200HGをシーバスジギングで使ってみた
シーバスジギングはフォールでアタリを取りアワセて掛ける釣り。スムーズなフォールが重要ですが、グラップラーBBはスプールを駆動系から分離するスーパーフリースプールのおかげで、スプールの回転も上位モデル同様にスムーズでフォール速度に不満は有りません。
メカニカルブレーキで微調整もしっかり効きますしノイズも皆無ですね。
気になる点としてはレベルワインダーの穴が小さく、レベルワインダーが端に寄っている時にラインが対角線常になるにつれて、ラインがザラザラと引っかかりながら出て行く感触が強くなります。
繊細なバイトを拾う釣りには気になる部分でしょうね。
上位モデルであるスティーレのレベルワインダーは、スプール側に向かってメガホンの様に広くなっています。
フォール速度は遜色ないんですけど、この辺がハイエンドリールとの違いですね。
キャスティングも可能
アンダーハンドキャスト前提での使用ではあるもののグラップラーBBにはSVS遠心ブレーキが搭載されているため、シーバスジギングでねストラクチャー撃ちも支障なくこなせます。
メカニカルブレーキさえちゃんと調節しておけば、80gのメタルジグを20mくらい投げても実釣には問題無いと思います。
微調整の効かない4点ブレーキ使用なので、基本的にはアンダーハンドで軽く降り出す程度の使用を想定しているみたいですね。
巻き取り力は普通
80gのメタルジグなら余裕で回収できるため、半日しゃくり続けても疲労は殆ど感じません。
本体もCI4+製で軽いので尚更かもしれませんね。
タチウオのような100gを超える釣り物で、難なくもこなせるでしょう。ディープエリアのジギングやタイラバにもお勧めです。
青物などはボディの歪みやベアリング数が少ないので巻き上げ負荷は強くなりそうですが、イナダくらいなら普通に使えるでしょう。
グラップラー BBを使用してみた感想ですが、ライトタックルでの釣りなら特に不満は有りませんでした。
特にパワー不足も感じませんし、ドラグ力もシーバス、タチウオ、タイラバなどには十分です。
1度だけアワセを入れながらハンドルを巻いたらクラッチが戻らなくなって困りましたが、テンションを抜きながらクラッチレバーを強く押して復帰できました。
オシアでは経験がない現象なので、安いリールながらのトラブルかと思います。
エキサイティングドラグサウンドが有ればなお嬉しいですが、性能の割にはお安いので仕方ないですね。
それでも価格を考えれば性能やデザインも申し分ない仕上がりになっています。
安いのにスーパーフリースプール搭載で上位モデル並みのフォール速度を出せるのが一番の売りですかね。
やや深場のジギングでも安いリールで快適かつ手軽に楽しめるようになったのは嬉しい限り。
グラップラーBBは始めて購入する方にもお勧めのモデルだと思いますよ。
【評判・評価】
見た目はちゃちぃ
2019年5月7日Amazonで購入種類: 右
糸巻き量、ドラグも申し分なくタイラバに使ってます。ハンドルが割と長いのでいいサイズのタイがきても、何のパワー負けすることなく、釣れました
希望2018年11月11日Amazonで購入種類: 左ハンドルが小さく短い為、ハマチには問題無いですが、メジロクラス狙いにはパワーハンドルへの交換をおすすめします。