![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170627/20/salt-angler1990/cc/c9/j/o0419029213970072429.jpg?caw=800)
出典 http://tomesaku.exblog.jp
スポッテッドガーは、北アメリカが原産のスポット状の模様が特徴的なガーパイクです。
白亜紀より姿をほとんど変えていない古代魚と呼ばれる魚です。
《スポッテッドガーの飼い方》
・寿命・10年以上
・性格・大人しい
・病気・ウオジラミ/イカリムシ、背曲がり
・水槽・120×60×45cm以上
・水温・24〜28℃
・水質・PH6.5〜7.5
・餌・浮上性ペレット/生餌
幼魚はアカムシ/イトメ
スポッテッドガーはワニのような頭を持つ古代魚と呼ばれる魚です。
空気呼吸を行うことや、非常に硬いガノイン質の菱形をした鱗を持つなど、一般的な魚とは思えない姿をしています。
その特徴的な風貌が人気となり、長らく大型魚マニアから愛されてきました。
下記で説明しておりますが、平成30年4月に特定外来生物に指定される予定です。
《水槽》
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狭い水槽で飼育すると、鼻先が擦れて団子状に膨らんだり、尾びれが擦れて曲がってしまう事があります。
また、ストレスで暴れたり臆病になってしまい、あまり動かなくなってしまいます。
ガーパイクは浮袋が変化した、肺状の機関で空気呼吸を行います。水面と蓋の間には、ガーパイクの体高と同程度のスペースを確保しましょう。
《フィルター・濾過》
上部式/オーバーフロー
大型魚であるガーパイクは良く食べ水を汚します。
十分な濾過能力を確保するようにします。
上部+外部濾過を組み合わせるのもオススメです。
《水質》
スポッテッドガーは、中性付近の水質を好みます。
水が汚れやすい大型魚の水槽は、PHが酸性に傾きやすいため、濾過層にサンゴ粒を混ぜて酸性に傾きすぎないようにします。
《餌》
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飼育下でも生き餌を好んで食べますが、浮上性の人工飼料に慣らすことが可能です。
体力の付いてくる15cmくらいから人工飼料に切り替えます。
朝などお腹の空いている時間を見計らって、浮上性の人工飼料を与えてみましょう。
エビやクリルを与えると喜んで食べますが、クリルばかり与えると消化不良や背骨の異常に繋がるため注意します。オヤツ程度の量にとどめておいて下さい。
・幼魚期の餌
10cm未満のうちはアカムシとアカヒレ。
15cmくらいまで育ったらメダカを与えます。
口に入るか入らないかのサイズでメダカを与えても、噛み付くだけで飲み込めず窒息したり、噛むだけでメダカを殺してしまいます。
無理なく捕食出来るサイズの生き餌を与えて下さい。
ガーパイクにオススメの人工飼料はカーニバル
長年愛されるアロワナ、ガーパイクの主食です。
《混泳》
同サイズの大人しい性格の魚との混泳なら可能です。
ガーパイクはエサ取りが遅いため、混泳水槽ではガーパイクに餌が行き渡るように注意します。
遊泳層の異なるポリプテルスとは相性が良くオススメです。
・あまり混泳に向かない魚
ガーパイクはエサ取りが遅いため、混泳水槽ではガーパイクに餌が行き渡るように注意します。
遊泳層の異なるポリプテルスとは相性が良くオススメです。
・あまり混泳に向かない魚
ナマズ、シクリッド
この2種は性格がきつい種類が多く、エサ取りも早いので、ガーパイクとの混泳にはあまり向きません。
カイヤンやパロットファイヤーなど、種類を選べば無理なく混泳可能です。
《繁殖》
この2種は性格がきつい種類が多く、エサ取りも早いので、ガーパイクとの混泳にはあまり向きません。
カイヤンやパロットファイヤーなど、種類を選べば無理なく混泳可能です。
《繁殖》
繁殖には、通常飼育より大きな水槽や池が必要です。
あまり国内での繁殖例はないみたいです。
《病気》
とても丈夫な魚で、よほど水質が悪くなければ病気には掛かりにくいです。
注意点として、ガーパイクを含む古代魚は魚病薬に対する感受性が強く、魚病薬の使用ができません。
病気にかかりにくい魚ではありますが、日頃から病気が発生しないような環境作りを心がけましょう。
〜ウオジラミ/イカリムシ〜
ガーパイクは生餌を与える関係で、餌魚に付着してきたウオジラミやイカリムシに寄生される事があります。
・治療法・
基本的にピンセットや毛抜きを使い、手作業で除去します。
《病気》
とても丈夫な魚で、よほど水質が悪くなければ病気には掛かりにくいです。
注意点として、ガーパイクを含む古代魚は魚病薬に対する感受性が強く、魚病薬の使用ができません。
病気にかかりにくい魚ではありますが、日頃から病気が発生しないような環境作りを心がけましょう。
〜ウオジラミ/イカリムシ〜
ガーパイクは生餌を与える関係で、餌魚に付着してきたウオジラミやイカリムシに寄生される事があります。
・治療法・
基本的にピンセットや毛抜きを使い、手作業で除去します。
ガーパイクを水槽から出し、柔らかいタオルで抑えて作業しましょう。
多少粘膜が傷つくため、戻す水槽には粘膜保護剤を入れておくと安心です。
塩を投入するのも効果があるようですが、ウオジラミに効果的な正確な濃度は不明です。
病気治療に用いられる濃度0.5〜1%が無難でしょう。1日もすれば、知らぬ間に居なくなっています。
〜白点病〜
・症状・
体やヒレに白い白点が現れます。放置すると、やがて全身を白点に覆われ死んでしまいます。
白点病は、主に水質の悪化と水温の低下で発症しやすくなるので、適正水温を維持して下さい。
〜尾ぐされ病〜
・症状・
尾やヒレが白く変色し症状が進行すると、ヒレの周囲から腐敗したように無くなっていきます。
魚の体色が褪せたりする事もあります。
・治療方・
尾ぐされ病の原因となるカラムナリス菌は塩分に弱いので、0.5〜1%の塩水浴で治療します。
《ガーパイクは平成30年4月頃、特定外来生物に指定されます》
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170627/20/salt-angler1990/d1/1f/j/o0750112213970074016.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170627/20/salt-angler1990/f6/69/j/o0750085913970074099.jpg?caw=800)
出典https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/lepisosteidae.html
昨今のアリゲーターガーの捕獲例を見ていれば判るように、アクアリストによる放流と思われる捕獲事例が全国各地で相次いでいます。
筆者個人の感想としては、いきなり強い規制をかけ過ぎではないかと思ってますが、致し方ないのでしょうか。
〜特定外来生物に指定されると以下の行為が禁止されます〜
・飼育、栽培、保管、運搬することが原則禁止
・販売することを禁止
・輸入することが禁止
・野外へ放つ、植える及びまくことが原則禁止
・許可を受けて飼養等する者が、飼養等する許可を持っていない者に対して譲渡し、引き渡しなどすることを禁止
規制が始まれば、飼育届けを提出し飼育を続けるか、処分するしかなくなります。
現在、規制前の駆け込み需要でガーパイクの輸入量は増えており、規制後に放流される個体も多くなりそうな気がします。
許可を得ている者同士なら譲渡が可能との噂もありますが、譲渡は無理と思って一生面倒を見る覚悟で購入して頂きたいものです。
魚とは思えないワニの様な頭を持つ魚、ガーパイクを飼育してみませんか?。
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