sheep year or goat year - え"っ、やぎ年?

今年は、日本でいうと「ひつじどし」なのだ。
なのに、私の周りでは、中国人のひとたちが、sheep yearじゃなくて、goat yearだと言う。

goatはやぎであって、カプリコーンなのは干支じゃなくて星座じゃないか!
と疑問。

H&Mのメンズセクションには、新年前後に「羊」の文字が連発された赤いTシャツが売られていた。ほれぃ、ヒツジじゃないか!むかっ

誰だ、間違えてヤギっていっているのは!


聞いても、なるほどと言えるような答えを得られないまま、新年をむかえて暫く経ってしまった。

いちばんの仲良しちゃんに訊いてみると、
中国でいう「羊」というのは、いってみれば集合名詞らしく、この「羊」には、ヤギも、ひつじも含まれるのだそう。山にいる「羊」が、ヤギで、平原にいる「羊」がなんちゃらって言ってた。
だから単に「羊」といったら、やぎもひつじも含まれるんだと。


それを学んで(笑)、他の同僚と食事に行った時、彼女が「羊」料理を注文したので、メニューをチェックしてみた。けど、羊という記述はあっても、どの羊かの記載はない。
これじゃ、自分がヤギを食べているのかヒツジを食べているのかわからないじゃないか!

ねぇねぇ、こんなメニューをみて、どうやって中国人はヤギが出てくるのかヒツジが出てくるのか見極めるの?

と訊いてみた。
明確な答えは得られなかったけど、だいたい、山間部だと、ヤギであることが多く、平原のあるところだとヒツジであることが多いのだそうだ。


じゃあ、都市部で「羊」を頼んだ場合、その料理店が、モンゴル料理店だったら、羊が出て来て、もっと山の多いところの料理を出すお店だったらヤギだと思えばいいわけ?


というと、一概にそうも言えないみたいだ。

例えば外国人を食事に連れて行って、嫌いな物とか好きな物とかある?って訊いた時に、
私はgoatは嫌いだけど、lambは好きって言われたらどうすんねん?

って訊いたら、そいつは難しいと言っていた(笑)


多分、同じ魚を成長の段階によって呼び名を変えるような国からきた私は、細かすぎるのかもしれぬ。

結果として、私はあまり羊肉を自分から好んで食べないのでどっちでもいいのである(笑)