中国恋愛事情

深圳で働く女性から、いろいろ中国(深圳)の恋愛事情を耳にすることがあるけど、言っちゃ悪いけど他人事なので面白い(笑)自分もその枠の中で淘汰されるとなると面白いなんていっていられないんだろうけど。

都市伝説1
カテゴリー3に属する女性は、自分よりもワンランク上の男性とつきあいたがる傾向があることから、カテゴリー2の男性との恋愛を希望し、同様、カテゴリー2の女性は、カテゴリー1の男性を恋愛の対象とする。よって、学歴もキャリアも高いカテゴリー1の女性と、カテゴリー3の男性が「あぶれる」傾向になるんだそうだ。


都市伝説2
深圳のような大都市では、女性の人口比率の方が比較的高いため、多くの女性が、「市場価値の高い」男性を競い合うような構図になっているんだそうだ。なんで女性の方が多いのかと訊いてみた。
すると、男性は高学歴であったりしないとあまり都市に出て来ても良い仕事に恵まれないし、男性は家を継ぐような伝統があるため、田舎で家業を継がなければならないような制約があったりするので、女性の方がより気軽に都市に仕事に出て来られる。

都市伝説3
とはいえ、一流どころの男性以外の独身男性が、結婚相手を見つけることは意外と難しいのだそうだ。若くてきれいな独身女性たちは、お金持ちの妻子ある男性と不倫関係にあることが多く、このような女性たちは、身に付いた贅沢を諦めてなかなか、若い「普通の」男性と結婚をするふんぎりがつかないのだそう。


都市伝説4
農村部では、旦那さんが出稼ぎをしているようなケースも多く、出稼ぎ期間が長引くことが多いので、つい、寂しさから、両方(都市部にいる旦那さんと、カントリーサイドに残された奥さん)で結婚外の恋愛が始まってしまい、いろーんなdisasterが生まれてしまうことで、社会問題になっているのだそうだ。

結婚外の恋愛はよろしくないけれど、最低限の暫定的生活って続けられるのには限度がある。私は出稼ぎ、単身赴任みたいな不自然な家族のありかたを容認するような風潮には賛成できないなあ。quality of life... 「背に腹は変えられぬ」フェーズから抜け出せないひとって世界にはたっくさんいるんだよね。


何をきいてもふ~んとしか言えないけど。
産休事情を聞いてみると、少なくとも働く若いママたちの話しによると、産休は全部で6ヶ月。但し、第2子からは、3ヶ月くらいしか産休はもらえなくなるんだそう。

街をぷらっと歩く限りじゃ、普通の若者が普通に恋愛したり、がんばって家庭をまもっていたりしている感じだけどね。みんな家族を大切にして、家族で協力しあっている感じがとてもする。お手伝いさんのこともとても大事にしていて、自分の子供を預ける以上、信用の置ける人をと、お手伝いさんを職業としていなかった人を招いたり、住むところと3食提供した上に、2014年の大卒の初任給の3倍近い月給を支払っていたりしている。お手伝いさんがころころ変わると、子供の情操教育にもよくないことから、手厚い待遇をして、家族の一員として招き入れているみたいだ。お手伝いさんのひとりに会ったけど、とても洗練されてた。まぁそらそうだ。1日の大半を面倒みてもらうんだからね。