gallivanting in Taipei - 台北ギャラバンティング -2

表通りは、ゴミもなくて、整然としていて、どこを見渡してもChaos的なところは全くない。


でもやっぱり萌えてしまうのは、表通りじゃなくて裏路地なのである。
東京のイーストエンドで生まれて子供時代を過ごした私。つながってるんだよねー、記憶のひだと裏路地の感じが。とある外国の路地と自分の記憶がつながって、懐かしいって思うって言うのもおかしなもんだけど。

実直なヒト達がごく普通に、真っ当な仕事をして生計をたてているという基本中の基本を感じていきなり私もパワーアップする。何十年も思い出してなかった幼児の頃の一コマなんかがよみがえったから不思議である。10円もらって駄菓子屋で買って来た蝋石で地面に絵をかいた時の手の感触なんかがよみがえる~。バタバタと生きてる間には、しっかり時代も変わってたんだなーと認識。

















バスにのって遠出をした時も、いくつかのまちを通り過ぎたけど、全うな商店街が顕在な様子にうれしくなったね。
電気屋さんがあって、パン屋さんがあって、パンクの修理屋さんがあって、レストランがあって、コンビニもあって、お医者さんがあって、文房具屋さんがあって、洋品店があって、長い全うな商店街があるなんて国、ぐっと少なくなって来てるっていうのに。