That's my mate! - こいつ友達ぜって思う時

ちょっと前に、30年ぶりくらいに同窓生が集うという、催しがあり、催し物会場の最寄りの駅で、ひとりの当時の友人と待ち合わせて会場にいくことにした。

待ち合わせ時間のころにや、もう日も暮れていたんだけど、
5分くらい早くついた私。銀行のATMに行きたくなった。

ひとっ走りATMまでいって戻ってきても、きっと間に合うと、駅から離れて銀行へと急いだ。


繁華街で人出も多い。


大きな道の脇の歩道を歩いて銀行へ急ぐ私。


でもふと気がついた。道のあちら側をこちらにむかってくるあのヒト、もしかして私の待ち合わせ相手である学友か?

と思うや否やあちらも『”』って顔してこっちを見てた。

したらやっぱりそうだった。むか~しむかし一緒にがっこでああでもないこうでもないってやってた当時の友達だった。

彼女とは、30年ぶりではなくって、1年か2年に一回くらいずつ会ってはいたけど、
こーんなに時間が経っても、はたっと相手を相手だと察知する能力のようなものに、私はいたく感動してしまった。


幾度となく、多分、マクドナルドとかMr.ドーナツとか、校門の前とか、いろーんなところで待ち合わせをしてきたんだろうね、その昔。だから今でもいちはやく識別できちゃうのかな。


記憶しているお互いの外観とは違うって言えば違うだろうし、着るものののりも、もしかしたらキャラみたいなのも、オーラみたいなのも、いろいろ放つものがちがっていると思うのに、
道のあっちとこっちで、さしてきょろきょろしながら歩いているわけでもないのに、すぐに気づいちゃうなんて、一回記憶にインプットされたものって、そこに残っているものなのか、
これぞまさに友達で、あっちとこっちでも通じ合っちゃうのか、


なんだか友達あっぱれって思った。

集まったお店で、『いや~、○○ちゃん変わんないね~』なんてやるよりも、こやつはいつまでたっても私の友達で、お互いにいとも簡単に探し当てちゃうんだなーと思ったことの方が私にとっちゃインパクトが強かった。