being clumsy - ぶきっちょさん3
男社会だから、女性は弱者だからとどこの国民よりも女性を保護してくれるかと思いきや、日本の男性は結構だれよりも女性に厳しかったりします。世界でもまれな割り勘国っぽいし。
今週、会議でご一緒したシンガポールの殿方達。
なんと細やかなことかと脱帽しました。私が美しかったりかわいかったりするから、「よくしてくれている」のではなくて、レディーファーストのattitude、これは単なるお行儀なのです。勘違いするところではないのでやんす。
そしてこういうヒトたちってのは、男性に対しても、お行儀がよく、めんどくさい事は率先してやってあげてしまえるヒトたちなのです。
私がペンを振り回してペンのふたが落ちてしまったなんて時も、プロジェクターのケーブルに手を伸ばす時も、決して私にやらせないという徹底ぶり。ワタシに拾わせてくださいと、そこには、「んだよ~、なんでオレなんだよ~、かったりぃなあもぉ」というあの斜に構えた「ちんたら」態度はみじんもありません。
お菓子をどーんんと買って来て、皆で食べてねーと、お兄さんぶりも発揮。
うつむいて、Thank youというのが精一杯なぶきっちょさんたちフロムジャパン。
もう余裕がなくて、「じゃあ、今度は僕が」的な思考回路がすっかり崩壊しています。
男性の方がはるかに社会的に良いポジションにいて(つまり収入は往々にして男性の方が高いはず)、女性の容姿に対する要求がどこよりもdemandingで(つまり女性は男性より少ない収入の中から、洋服やヘアやメイクやお肌のために大枚をはたきます。それだけではなりません、なみなみならぬ時間を美容のためについやします)、家事はだんぜん女性まかせで(美容に時間をかけて、その上家事では、働く時間などあらしません)では、日本の女性のプレッシャーというのは半端じゃありません。←と、思います。
これでは、ちょいと仕事でもしてようもんなら、「これで子供なんて絶対無理」って思う女性が増えるのも無理もありません。
そのような状況は変わらずして、生めよ増やせよと言われても、なかなかねえ。
余計忙しくなるし、妊娠して太った日には、容赦ない事がが飛んできかねないし、仕事に戻りたくてももう社会の仲間にいれてもらえなくなるかもしれないし、夫の子育てや家事の協力は期待できないんですから。
女性である「ワタシ」楽になるためにはもっとキレイになって、良い生活を保障してくれるような人に見初められて、経済的に厄介になろうという方向に作戦が向いて行ってしまうのも、まあわからなくもない。自分磨きや、ワタシもがんばってますという内容が、ダイエットだったりおしゃれだったり美容だったりすることの多い事よ。あるいみ的を得ていてある意味お利口でもある。
お肌を荒らしてこんなこてこての日本の男社会で、頑張って何がある?いや何もなかろうと思った女性達は、とっととキャリアには見切りをつけてもっと別の方法で自己実現するために別の目標を見つける。結婚して誰かに経済的安定をある程度保障してもらう事だ。
その上あんなに容姿の善し悪しで、扱われ方の違う女子をテレビのバラエティで毎晩見せつけられちゃ、女性だって必死に外見を磨こうとしちゃうだろう。どこでもプリンセス神話やバービードールに女性は翻弄されて、プレッシャーをたくさん感じているんだろうけど、とりわけ、アジアは大変だ。
海外で暮らした30代。
日本は男社会だ、chauvinisticとさえ言われて、私なりに、本人達はそこまで自分達がひんしゅくを買っているとは思っていない日本人の男性たちをなるべくかばってきた。「うん、でもね」って。
日本人男性の性の部分のだらしなさ(公私混合して風俗店に仕事を通した知り合いと行くのが平気だとか、家庭があっても風俗店に出向く事はよいと思うとか、そういうことをご愛嬌として微笑ましいと思ってしまう周りや、そういうことが笑いの種になっている日本のテレビ放映とか)についても、何度も矢面に立ってきた。それもこれも、私が若いOLだった頃のおじさんたちの話しで、私と同年代がおじさんになった今はもう、、、と思いきや、
次世代の日本のすけべおやじがまだまだ台頭してそうだ(笑)ってことに40代になって気づかされ、ちょっとめまいがしてる。
最近思うのだけど、こういうあきれた日本のおやじっていうのは、トドのところ、ぶきっちょなはにかみ屋な高校生がそのまま進化せずに大人になってしまったなれのはてなのかもしれない。はにかみ屋の高校生だったあの頃から、マツコさんの言葉を借りれば「はげちらかした」中年オヤジに至るまで、日本男児の多くのぶきっちょさんたちは、おかあさんに面倒をみられ、奥さんに面倒をみられ、会社ではよそ様のお嬢さんにお茶をいれさせ(面倒をみられ)、夜の社交の場ではひとりでは場をとりもてない故に、ホステスさんに面倒をみられ、そして日本のサラリーマン社会に庇護されて来た。
ぶきっちょさんたちは、意気揚々と水を得たさかなになるのは、キャバクラか?!はたまたたどたどしい日本語を話す小柄で貧しくて童顔な子がわんさといる、アジアのいかがわしいカラオケスナックか?
特殊な場所でないと、饒舌になれないのだろうか。。。
盛り上がるのと悪のりは違うし、
冗談と、人を馬鹿にして笑うことは違うし、
おとなしいのと、気が利かないのは違うしねえ。
男社会だから、女性は弱者だからとどこの国民よりも女性を保護してくれるかと思いきや、日本の男性は結構だれよりも女性に厳しかったりします。世界でもまれな割り勘国っぽいし。
今週、会議でご一緒したシンガポールの殿方達。
なんと細やかなことかと脱帽しました。私が美しかったりかわいかったりするから、「よくしてくれている」のではなくて、レディーファーストのattitude、これは単なるお行儀なのです。勘違いするところではないのでやんす。
そしてこういうヒトたちってのは、男性に対しても、お行儀がよく、めんどくさい事は率先してやってあげてしまえるヒトたちなのです。
私がペンを振り回してペンのふたが落ちてしまったなんて時も、プロジェクターのケーブルに手を伸ばす時も、決して私にやらせないという徹底ぶり。ワタシに拾わせてくださいと、そこには、「んだよ~、なんでオレなんだよ~、かったりぃなあもぉ」というあの斜に構えた「ちんたら」態度はみじんもありません。
お菓子をどーんんと買って来て、皆で食べてねーと、お兄さんぶりも発揮。
うつむいて、Thank youというのが精一杯なぶきっちょさんたちフロムジャパン。
もう余裕がなくて、「じゃあ、今度は僕が」的な思考回路がすっかり崩壊しています。
男性の方がはるかに社会的に良いポジションにいて(つまり収入は往々にして男性の方が高いはず)、女性の容姿に対する要求がどこよりもdemandingで(つまり女性は男性より少ない収入の中から、洋服やヘアやメイクやお肌のために大枚をはたきます。それだけではなりません、なみなみならぬ時間を美容のためについやします)、家事はだんぜん女性まかせで(美容に時間をかけて、その上家事では、働く時間などあらしません)では、日本の女性のプレッシャーというのは半端じゃありません。←と、思います。
これでは、ちょいと仕事でもしてようもんなら、「これで子供なんて絶対無理」って思う女性が増えるのも無理もありません。
そのような状況は変わらずして、生めよ増やせよと言われても、なかなかねえ。
余計忙しくなるし、妊娠して太った日には、容赦ない事がが飛んできかねないし、仕事に戻りたくてももう社会の仲間にいれてもらえなくなるかもしれないし、夫の子育てや家事の協力は期待できないんですから。
女性である「ワタシ」楽になるためにはもっとキレイになって、良い生活を保障してくれるような人に見初められて、経済的に厄介になろうという方向に作戦が向いて行ってしまうのも、まあわからなくもない。自分磨きや、ワタシもがんばってますという内容が、ダイエットだったりおしゃれだったり美容だったりすることの多い事よ。あるいみ的を得ていてある意味お利口でもある。
お肌を荒らしてこんなこてこての日本の男社会で、頑張って何がある?いや何もなかろうと思った女性達は、とっととキャリアには見切りをつけてもっと別の方法で自己実現するために別の目標を見つける。結婚して誰かに経済的安定をある程度保障してもらう事だ。
その上あんなに容姿の善し悪しで、扱われ方の違う女子をテレビのバラエティで毎晩見せつけられちゃ、女性だって必死に外見を磨こうとしちゃうだろう。どこでもプリンセス神話やバービードールに女性は翻弄されて、プレッシャーをたくさん感じているんだろうけど、とりわけ、アジアは大変だ。
海外で暮らした30代。
日本は男社会だ、chauvinisticとさえ言われて、私なりに、本人達はそこまで自分達がひんしゅくを買っているとは思っていない日本人の男性たちをなるべくかばってきた。「うん、でもね」って。
日本人男性の性の部分のだらしなさ(公私混合して風俗店に仕事を通した知り合いと行くのが平気だとか、家庭があっても風俗店に出向く事はよいと思うとか、そういうことをご愛嬌として微笑ましいと思ってしまう周りや、そういうことが笑いの種になっている日本のテレビ放映とか)についても、何度も矢面に立ってきた。それもこれも、私が若いOLだった頃のおじさんたちの話しで、私と同年代がおじさんになった今はもう、、、と思いきや、
次世代の日本のすけべおやじがまだまだ台頭してそうだ(笑)ってことに40代になって気づかされ、ちょっとめまいがしてる。
最近思うのだけど、こういうあきれた日本のおやじっていうのは、トドのところ、ぶきっちょなはにかみ屋な高校生がそのまま進化せずに大人になってしまったなれのはてなのかもしれない。はにかみ屋の高校生だったあの頃から、マツコさんの言葉を借りれば「はげちらかした」中年オヤジに至るまで、日本男児の多くのぶきっちょさんたちは、おかあさんに面倒をみられ、奥さんに面倒をみられ、会社ではよそ様のお嬢さんにお茶をいれさせ(面倒をみられ)、夜の社交の場ではひとりでは場をとりもてない故に、ホステスさんに面倒をみられ、そして日本のサラリーマン社会に庇護されて来た。
ぶきっちょさんたちは、意気揚々と水を得たさかなになるのは、キャバクラか?!はたまたたどたどしい日本語を話す小柄で貧しくて童顔な子がわんさといる、アジアのいかがわしいカラオケスナックか?
特殊な場所でないと、饒舌になれないのだろうか。。。
盛り上がるのと悪のりは違うし、
冗談と、人を馬鹿にして笑うことは違うし、
おとなしいのと、気が利かないのは違うしねえ。