NHk archives - 歴史に見る社会保障改革、少子高齢化

お花見日和の週末ですが、2週間のアウェイ中に溜まりに溜まった仕事の整理や、疲労回復などなどで、2日間一歩も外にでとりませんが、それもまた良し。

おかげでたまたまテレビをクリックした時にヒットしたNHKアーカイブス『歴史に見る社会保障改革、少子高齢化をどう支えるか』というとても興味深い番組を途中から見る事ができました。

番組の詳細をちとご紹介:

「社会保障と税の一体改革」が話題の今、40年前からのアーカイブス映像を通じ、消費税と少子高齢化、年金など、歴史的にこの問題がどう議論されてきたかを見つめる。
「社会保障と税の一体改革」が話題の今、40年前のアーカイブス映像を通じ、歴史的に、この問題がどう議論されてきたかをゲストとともに振り返る、2時間近い特集。消費税と少子高齢化、年金・医療・福祉のビジョンなど、課題が指摘されながら、財政の悪化もあり、問題が先送りされてきた課題も多い。問題の本質はどこにあるのか。「社会保障改革」を貴重な映像から考える。【ゲスト】藤田太寅、金子勝、宮本太郎、三神万里子


こういうのを見ちゃうと、落ち込みます。
猫も杓子も状態で、誰もが「このままじゃいけない」、『変わらなくちゃ/変えてかなくちゃいけない』って思っているのに、変わるに変われず/変えるに変えれず、どんどん沈んで行く感じ、たまらなく嫌です。


40年前にも、30年前にも、20年前にも、15年前にももうとっくの昔から、いずれ近い将来こんな状態に日本はなっちまうぞ、だから今変わらないと/変えないとと、いろーんな人がいろーんな立場からいろーんな視点で言っていることが、今言われていることと変わりないのをこのように目の当たりにしちゃうとなんだか愕然とするものがある。

何十年も同じことを言われ続けているということは、何十年も状況脱出できずにいるってこと。
その間にゆっくりゆっくり事態は悪化。共働きでどんなに頑張っても子供をもてないなんて状況に脅かされるような国じゃ子供なんて怖くて産めない。

年金受給者の生活や医療、ワーキングプアのヒトたちの結婚や出産、医療を受けられないブルーカラーのヒトたち。未だに両親に子供二人のサラリーマン世帯だけがカバーされた福祉ではたまったもんじゃありません。

社会貢献して行きていこうと決めた結婚しない女性の社会保障はどうですか?
一生懸命社会で頑張っている女性の生活水準や社会保障が、結婚はしているけど無職の女性より悪いっていうのはどういうことですか?
チャンスはこの国では公平に与えられているだろうか?
一回ぽしゃった後の復活の道はこの国にはあるんだろうか?
たまたま恵まれていた人だけがその幸福に固執して、その他の人にはもはや幸福になるチャンスがないっていうんじゃたまらない。